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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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柳沢吉保の実像




みよしほたる文庫3

野沢公次郎

三芳町教育委員会

平成14年7月 三版発行

定価 500円

159ページ



元禄の巨人、江戸幕府の権力者・柳沢吉保さんの実像にせまる著書であります
三芳町、三富新田の開拓を指示したことから三芳町の発行された書です
なかなか手に入らないレアものですね
城仲間からの頂き物です

中世を愛する私、実は柳沢吉保さんについて何も知りませんでした
悪人というイメージを覆すということが書かれていました
何も知らないことで先入観もなく普通に読めましたww

しっかり読んだのは吉保さんの先祖、武田氏に仕えた武川衆・青木氏についてです^^
甲斐源氏一条氏を出自とする武田庶流なんですよ
知っていることも初めて知ることも含めて楽しく読めました

「三富新田の開拓事業について」興味深く読めました

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宮本武蔵の真実






小島英熙

ちくま新書

2002年11月 発行

価格 720円

237ページ

私は宮本武蔵が好きです

それは映画や漫画の影響ではなく武蔵が著わした『五輪書』の影響であります

十代後半、なんとなく世の中の流れというか周辺で兵法が流行っていました
孫子とか孔明とかね
でも私は何となく馴染めなくて^^
易しい解説なんかも出てましたが読むことはなかったな~

そんなときに出会ったのが武蔵の五輪書であります
これはすんなり読めました
影響を受けました
武蔵の武勇には憧れてましたからその人が言うことならば

前置きが長くなりましたが本書は宮本武蔵の実像
吉川英治さんの描いた武蔵ではなく真実の武蔵であります
このように書いてあると期待しちゃうのですが内容は・・・
参考にはなりましたが面白い本ではありませんでした
吉川英治さんの著書を貶めるような記述が多いように思えました

剣豪小説なんで真の姿ではないことはわかっていますよね
中には吉川版の武蔵が本当の姿と思われている人も多いようですが^^

本当に武蔵が好きな人はいつか真の姿にたどり着くと思います
入口がマンガであってもドラマであっても行きつく先はソコですよ

五輪書ですがまだここで紹介していませんでした
いつか熱く暑苦しく五輪書を書きたいと思います

えっと近所の大型古書店にて100円で購入しました

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真田幸村と真田丸の真実

徳川家康が恐れた名将




渡邊大門

光文社新書

2015年10月 発行

価格800円

263ページ

NHK大河ドラマ『真田丸』の副読本として渡邊大門さんが執筆した本です
残念ながら私は真田丸という時代ドラマを見ていないので副読本にはなりませんが単純に本書の内容は楽しめました

どうしても真田という文字をみると胸がトキメクのであります^^
渡邊大門さんが書いたということもあって内容は確実に面白いと思っていました
古書店で550円で売られていました
来年以降にはもっと価格が下がるのでしょうね

幸村さんにまつわる様々な俗説の根拠や信憑性を検討したうえでその魅力を考えたいと筆者は書いています

俗説・・・私は真実よりも其方のほうが気になっていたりして
真田十勇士や抜け穴、昌幸が子に授けた秘策などなど多くのエピソードが伝わりますね
それも幸村さんの魅力の一つだと思います
真実を知ることは重要ですが俗説を頭ごなしに否定するのは無粋というものですwww

リアルな真田信繁を知って幻滅する人はいないでしょう
むしろ今の時代ではさらに好感がもたれるかもしれません

私は俗説を大切にしたうえで真実を知っておきたいと思っています
そんな私にピッタリの本の紹介でした

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nakayamanobuyosi.JPG中山信吉
高萩市編集
平成13年3月 発行
価格1000円以下
72ページ


江戸初期、水戸藩の家老を務め水戸光圀を水戸藩主に推挙した人物として知られる中山信吉さんを紹介する冊子です
中山信吉さんは埼玉県飯能市に生まれたと思われます
その出自は武蔵七党のうち丹党末裔で父親は後北条氏に仕えていました
主家滅亡し父は八王子城で討ち死にますが信吉と兄・照守は德川家に仕えました
信吉は徳川家康にその才を認められ水戸藩主頼房の補佐として家老に命ぜられ1万5千石を賜ります

本書は中山氏の居城のあった高萩市が編集したもので信吉さんの出生地である関係でしょう
飯能市の郷土資料館で販売されていたものを購入しました
値段は覚えていませんが1000円はしなかったでしょう

マンガで信吉さんの生涯を紹介し、豊富な写真と図を掲載し中山氏関連の史跡も紹介しています
松岡城(高萩市)、中山氏館(飯能市)が図面付、水戸や江戸の屋敷も紹介されています


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