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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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楠木正成





新井孝重

吉川弘文館

2011年11月 発行

価格 2400円

242ページ


このブログで楠木正成関連の書籍をいろいろ紹介してきましたが本書はベスト
正成さんを知るに最適な書と思っています

楠木正成さんと私の出会いは古いです
小学生の頃に読んだまんが足利尊氏に登場する彼を見て興味を持ったことに始まります
児童向けの太平記を読み好きになりました
私は父親の影響で歴史好きになりましたが初めて自分の意志で好きになった人物が正成さんでその思いは30数年経た今も変わりません

現在の彼の人気は決して高いとはいえません
高齢者を中心に知名度は抜群なんですけど^^
古書で購入しましたが500円しませんでしたΣ(・□・;)
私としては嬉しいですけど複雑な気持ちです人気ないんですね^^

本書では楠木正成の出自から生涯、合戦について実態を深く探り新たな発見を記しています
ルーツ、河内の悪党と考えられていましたが実は北条氏の御内人であったのです
正成の先代あたりは駿河の入江荘に居を構えていたということがわかりました
この本を読んで私は静岡市清水区の楠地区へ足を運びました
何もない住宅街でしたが発祥の地ということになるので特別な思いがこみ上げてきましたwww

正成さんについては知り尽くしたはずですがまだまだ知らないことがたくさんあったことに喜びながら立て続けに3回ほど読みました
やっぱり好きだわ~正成さん
西国武士ではなく東国武士がルーツというのことも親近感さらに増します

そしていつも思うのは湊川、千早、赤坂行きて~であります
きっといつか、必ず^^

楠木正成という男に興味のある人には本書をおススメします

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東国の南北朝動乱 北畠親房と国人





伊藤喜良

吉川弘文館

歴史文化ライブラリー

2001年12月

価格 1700円

209ページ


私のライフワーク南北朝期の歴史であります
今回は北畠親房さんについての書を購入してみました
ネット130円送料別で買えました
値段が下がるのもずっと待ってました
半年くらい前に270円で売られていたのですが買い逃してしまって^^

以前に図書館で借りて読んだことがあり内容は把握していたので値段次第で買うつもりでいました

値段の話はどうでもいいですね
本書は東国へ下向し国人どもをまとめ傾いた朝廷による国の支配を再興させるべく奮闘する親房さんのお話です
有名な神皇正統記が書かれたのもこの頃です
この方は公家です
そして武士のことを蔑んでいました
裏切りや恩賞ばかり求める姿に幻滅していながらも目的のために常陸の地で自分なりに奮闘していました
全ては無駄に終わり失望と絶望感を胸に吉野へ帰るのですが私はあまり共感しません
この人は曲者ですが好きではありません
楠木正成を評価していない人物なんですね(嫉妬的なものがあったのかもしれないです)

本書では東北も東国として扱い幅広い地域の南北朝動乱について書かれています
南奥州の石川氏、結城氏、常陸の小田氏、宇都宮氏なんて武士らしくていいじゃないですか
彼らの価値観を親房さんは理解できなかったことに下向の失敗原因なんですね

別項目では奥州総大将・斯波家長さんについても解説されています
この人は好きな人物なのでこの部分は何度も読んじゃいました^^
石堂氏や吉良氏、畠山氏による奥州管領の体制や親房さんの愛息子・顕家さんの奥州統治についてなどについても解説されています
筆者が奥州の中世に詳しい方なので自然とそういう流れになりますね^^

本書に触発され親房さんの常陸での足跡をたどる旅というのを企画しています
もっとも大宝城、関城、神宮寺城、阿波崎城、小田城など複数回いっているのでこの旅が成立するのか微妙ですが私がどれだけ親房さんに魅力を感じるかがカギとなります^^

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名和長年

獅子の弓





富長源十郎

叢文社

1991年1月 発行

価格 1500円

229ページ

南北朝オタクを自称する私ですが実は名和長年さんに対する知識があまりありませんでした
太平記にある記述くらいで^^
ということに気づいた私は資料を集めようと思いAmazonで検索、HITしたのがこれです
マーケットプライスで値段も500円くらい?安かったです

タイトルから歴史小説だったらどうしようと思ったのですがそんな心配はいりませんでした
名和長年どころか名和氏発祥から末裔まで書かれています
名和長年さんの生涯や親、祖父、曾祖父、子供、孫、曾孫・・・
関連する史跡を島根、隠岐、京都、熊本などなど調査した話は興味深いものがあります

特に船上山の実地調査の話は面白かったです
大山から縦走できるんですね
したくないですけど^^
後醍醐帝の在所と伝わる場所もあるのですね
調査記録を読むと興味はもちますがとても行きたいとは思えないです
遭難しそうです^^

商人っぽいイメージを持っていましたが武人ですね
商人っぽいというのは長年さんのもう一つの顔なんです

読みやすく楽しい1冊でした
名和館、伯耆国か~
いつか行ってみたいな~

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後醍醐天皇

~南北朝動乱を彩った覇王~




森茂暁

中公新書

2000年2月 発行

価格680円

194ページ

南北朝オタクの私です
でも後醍醐天皇・・・苦手なんです^^
怖い人、不気味な魅力を持つ人といったイメージなんです

南北朝期を考えるにもこの方だけはスルーして考察してました
それでも問題なかったんです^^

でも避けては通れぬ道と自分で定め読みはじめました
3月のことです^^
それから4か月以上経ちましたが読み終えません
難しい・・・というか興味がわかない^^
尊敬する森茂暁さんの著書ですが駄目っす^^


後醍醐天皇の王権の特徴は仏教、宋学、音楽、和歌といった精神世界に発するエネルギーを現世に引き出す手法を採用した

↑本文より引用です
無理かな( ̄ー ̄)

建武の新政が採用した全国支配の為の訴訟制度は後世に与えた影響
守護制度の展開が与えた影響

これを読んでると寝落ちします(笑)

また数年後、読んでみたいと思いますwww

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楠木正成





植村清二

中公文庫

1989年2月 発行

価格 440円

197ページ

昭和37年1月に至文堂より刊行された同書の文庫版です
文庫本で手ごろな価格で販売されるほど反響の大きかったのでしょうね

戦後の楠木研究書で皇国史観における忠臣、太平記の誇大されたイメージを払拭し真の楠木正成象を追及する書であります
近年発行される楠木本、南朝物の書籍の参考資料として掲載されることも多いことからも内容を察することもできますね

私は大型古本屋にて250円で購入しました^^

内容は知っていることが多いです
それもそのはず前述したようにいろいろな書で参考にされているのですから^^
そのネタ本なんで当然でしょう(笑)

ただスルーされてきたこともあります
北条氏の御家人であったという伝承です
北条高時の命で幕府に背いた保田庄司を討ったという伝承なんです
私もいままでスルーしていました^^
でも近年発行された楠木に関する書では北条氏の被官であったという有力な説が書かれていて
植村さんの著書の記述を思い出しました^^

この本は本当にスゴイです
読めば読むほどにというわけではありませんが楠木氏の実像に迫るヒントがたくさん記載されているように思えてきました^^

それ以外にも戦前の楠木氏の城郭論とそれに対する批判も興味深い内容でした

もちろん楠木正成が世に出て湊川で生涯を終えるまでの話もしっかり考察&解説されています

太平記で楠木正成が好きという方にもおススメします

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