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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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イグネのある村へ

仙台平野における近世村落の成立




よみがえるふるさとの歴史3

仙台市若林区

菅野正道

蕃山房 発行

2014年9月 

価格 800円

86ページ


2冊目の菅野正道さんの著書です
今回はタイトルに『イグネ』サブタイトルに仙台平野の近世村落の成立となっています
迷わずポチリました
南米密林にて購入です
Tポイントなので実質0円なんですけど^^

2016年の夏、岩手の胆沢平野の散居村にてイグネを体験して以来ずっと興味を持ち続けていました
屋敷林と水堀、一部で土塁を備えた農家なんですがその起源は中世武士の居館であることも珍しくないのです
仙台平野ではどうなんだろうか?

購入してから届くまで待ち遠しい~日々でしたww
読み始めてから楽しい日々が続きましたww

近世村落の成立というタイトルで察することができますが中世について多くのページを割いて解説されています
仙台市若林区は六郷、七郷という粟野氏、国分氏の領地でした
両氏の城館について、粟野氏の沖野城は詳しく紹介されています
粟野氏についても詳しく解説されています
名前くらいしか知らなかったのでとても勉強になりました

名取川、広瀬川の旧流路について

寺院について浄土真宗の寺が多い地域ですのでその解説

農民の移住について、武士から帰農した人々について

という中世から近世初期の仙台平野の歴史を解説して最終章でイグネについて解説
とても屋敷林の樹木の内容、敷地の形態や生活などなど知りたいことがたくさん書かれていて大満足です
イグネに住む、農民は四季を身近に感じる常に自然に触れることができます
現代人が理想とする豊かなライフスタイルの一つではないでしょうか
イグネのある屋敷で暮らすことに憧れます
実際は厳しい生活なのかもしれませんがイグネの魅力を文面から大いに感じ取ることができました

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政宗をめぐる十人の女






紫桃正隆 著

仙台宝文堂

1994年10月 発行

価格1000円

244ページ



伊達氏の婚姻について、近頃興味を持っています
伊達稙宗さんの近隣領主との婚姻政策に最も興味あります
天分の乱について書かれた書にはこのことが書かれております
曾孫の政宗さんはどうだったのか?

そんな興味の答えを求めて本書を購入してみました
南米の密林地帯にて購入しました58円+送料と格安でした^^

内容ですが政宗をめぐる十人の女性の中に正妻・愛姫が含まれていません
庶長子を生んだ猫御前も含まれていません
というか妻に関しては収録されていません
香の前さんが唯一収録されていますが側室とは違うような気がしますね

母・義姫さん、片倉小十郎さんの姉・喜多子、政宗の長女・五郎八姫、最上義光の娘・駒姫
長江月鑑齋さんの妻・葛西貞仙尼、真田信繁の娘・阿梅などなど
政宗をめぐるに当てはまらない人物もいるような^^
関わりが薄い人物が多いですww
タイトルは強引です

とはいえ読み物としてはかなり楽しめました
期待していた政宗の須賀川城に籠城した叔母なんか収録して欲しかったな~
しかしそこは紫桃さんです宮城県が中心なのであります
山形県の最上氏も扱っていますが宮城を中心に活動されていたので納得できる人選なのかな

タイトルとは無関係の話も収録されています
仙台藩の名物男達という章では齋藤外記について深く知ることができました
独眼竜政宗の史話という章では晩年の政宗さんについて知ることができました
諸国人物志という章では宮城県の中世について解説しています

思わぬ収穫というか紫桃さんの著書ではよくあることなので^^
嬉しいサプライズ、プチサプライズですかね
政宗マニアの方ならば楽しめると思いますよ


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躍動する東北「海道」武士団

鎌倉・南北朝時代の興亡





七海雅人

蕃山房 発行

本の森 発売所

2015年8月 

価格 800円

73ページ



昨年の夏に訪れた宮城県南~福島県浜通りの鎌倉末期から南北朝期にかけての歴史について書かれた本です
マニアックですねwww
このような本が出版されているとはΣ(・□・;)
しかもネットで買えちゃうなんて嬉しいですわ

福島県史 通史編や亘理町史、山元町史、相馬市史では足りないと思っていた箇所なので本当に
心の底から嬉しい買い物なんです\(^o^)/

夢中で読んでいます

相馬氏、亘理氏、標葉氏のお話ですわよwww
この地方に進出した白河結城氏の話もあります
北畠顕家や広橋さんのお話もあります

阿武隈川水運と板碑のお話

鎌倉期、北条氏の領地のお話 新開氏について

小高城、熊野堂城の合戦

ブックレットなのでページ数少ないですが充実した内容\(^o^)/

亘理郡~宇多郡~行方郡~標葉郡の鎌倉末期、南北朝期に興味のある方におススメwww
ソコに興味ある方は世にどのくらいいるんだろうか

コレを読んでやっぱり行きたくなった相馬へ
南相馬の高平地区の板碑群は絶対に行っときたい場所だな~
大悲山氏や増尾氏といった相馬庶流についても勉強しないといかんな~

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政宗に睨まれた二人の老将








紫桃正隆

仙台宝文堂

昭和55年1月 発行

価格 880円

356ページ



タイトル、政宗に睨まれた二人とは黒川晴氏と長江勝景であります
伊達氏の大崎攻めの際に共に伊達旗下として従軍しますが大崎氏・最上氏へ寝返ります
それぞれの思惑があっての行動ですが伊達氏というよりも政宗自身への不満、不信感があったことは確かなようです
さらに言えば奥羽の掟ともいえる中人制を破り版図を広げるやり方に嫌悪を抱いていたのでしょう
※長江勝景は新沼城で最上家臣に説得されての寝返りです


大崎市を中心に東松島市、気仙沼市あたりの戦国時代を解説する本です
紫桃さん独特の語り口、歴史物語風に大崎氏はじまり長江氏、黒川氏について語られます
二人の老将に関わる伊達庶流の上飯坂氏についても解説されています
そのほか氏家、鵙目、一栗、富沢などなど大崎氏の武将の活躍が活き活きと描かれております

伊達氏の大崎攻め~最上氏との対陣と和睦~泉田解放~奥州仕置き~葛西・大崎一揆~岩出山城取り立てという流れです


紫桃さんの著書なので数多くの城館も図面付きで掲載し解説もされています

さてこの二人、後に再び政宗に従いますがその処遇に明暗が分かれます
黒川晴氏は留守政景の舅ということで命は助けられます
長江勝景は伊達家臣の手で殺害されます
伊達政宗は恨みを決して忘れない執念深い男なんですね

 
勝景は相馬義胤に娘を嫁がせていること、伊達旗下として多くの合戦に従軍していたこと
葛西晴胤の娘を妻としていることなどなど深く興味を持ちました
近いうちに関係する城館を訪れたいと思いました
現地に行くことで本書を熱く読むことができますわ^^

ネットで購入しました
300円くらいですかね
中高生の頃に何度も読んだ本です
懐かしさでついついプチッと購入ボタンをww

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角田歴史散歩






角田市教育委員会

平成26年6月

無料配布



昨年の夏に角田市を訪れた際に郷土資料館にてGETしてきました
角田城から移築されたといわれる表門や灯篭、石組などがある資料館で明治期に建築された
氏家邸を補修整備して資料館になっています

石川氏関連の展示も充実しています
資料館前の街並み風情があっていいですよ
史跡めぐりの起点としてオススメスポットです^^

その資料館で頂いた史跡ガイドですがこれが素晴らしい
情報量がスゴイ、37箇所の史跡を細かく詳しく解説しています
もちろん掲載される地図にも記されています

角田城の解説も参考になります

目黒氏、島田地区に住み着いた武蔵武士末裔について

東北型板碑といわれる佐藤兄弟の碑

吉野城などなど

寺院の紹介が多いですが板碑がいくつか紹介されています

中世城館探訪を趣味とする私にとっては物足りないものです
市内の史跡を楽しむのならばコレがあれば十分です

ちなみに市内の城館については角田市史/通史編が面白いと思います

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