城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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中世の真壁氏
ふるさと真壁文庫No.1
真壁町歴史民俗資料館 編集
平成10年10月 発行
定価500円
58ページ
旧真壁町とその周辺(現・桜川市)を中世初期から戦国末期まで治めていた真壁氏について書かれた小冊子です
戦国期に佐竹氏に従い『鬼真壁』と恐れられた真壁氏幹については多少知識があったのですがそれ以前の真壁氏についてはまったく知らなかったのでこの本のおかげで真壁氏の歴史を知ることができました
真壁氏は中世を通じて真壁を領有していましたが何度も存亡の危機があり、実際に南北朝期と室町中期の2度没落しています
南朝方として高師冬に攻められた際と京都扶持衆として鎌倉公方を牽制する役割を担っていた関係で所領を没収されたときです
度重なる戦乱、内輪での相続争い、宍戸氏との所領争いなど争乱の絶えない一族でもあったようです
歴代の人物については詳しく解説されていませんが真壁氏の歴史を知る上でとても参考になりました
巻末では真壁氏の居城・真壁城について解説されています
『現遺構から見た真壁城』というタイトルで立地条件、各郭について、縄張りについて書かれています
2004年に旧真壁町の歴史民俗資料館を訪れた際に購入しましたが昨年訪れた際、資料館の建て替え中で現在でも販売されているのか確認できませんでした
ふるさと真壁文庫No.1
真壁町歴史民俗資料館 編集
平成10年10月 発行
定価500円
58ページ
旧真壁町とその周辺(現・桜川市)を中世初期から戦国末期まで治めていた真壁氏について書かれた小冊子です
戦国期に佐竹氏に従い『鬼真壁』と恐れられた真壁氏幹については多少知識があったのですがそれ以前の真壁氏についてはまったく知らなかったのでこの本のおかげで真壁氏の歴史を知ることができました
真壁氏は中世を通じて真壁を領有していましたが何度も存亡の危機があり、実際に南北朝期と室町中期の2度没落しています
南朝方として高師冬に攻められた際と京都扶持衆として鎌倉公方を牽制する役割を担っていた関係で所領を没収されたときです
度重なる戦乱、内輪での相続争い、宍戸氏との所領争いなど争乱の絶えない一族でもあったようです
歴代の人物については詳しく解説されていませんが真壁氏の歴史を知る上でとても参考になりました
巻末では真壁氏の居城・真壁城について解説されています
『現遺構から見た真壁城』というタイトルで立地条件、各郭について、縄張りについて書かれています
2004年に旧真壁町の歴史民俗資料館を訪れた際に購入しましたが昨年訪れた際、資料館の建て替え中で現在でも販売されているのか確認できませんでした
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会津人群像
NO.9 『会津の中世』
歴史春秋社
平成19年6月発行
定価1000円
109ページ
歴史春秋社が出版している季刊誌であります
会津の歴史や人物についてを毎号特集する情報誌です
NO.9は葦名氏を中心とした会津の中世について特集されています
会津に行った際に書店で見かけて購入しましたが後に読んで見てビックリです
蘆名一族について、佐原十郎義連について詳しく書かれています
資料として使用させていただいております(感謝)
蘆名盛氏と庶兄・氏方の争い『蘆名氏方の乱』は興味深く読ませていただきました
会津の城館研究家・石田明夫さん執筆の『葦名の城』も読み応えあります
佐原義連と三浦半島の城にはじまり葦名氏の居城、文献に記載された会津の城などなどとても勉強になりました
特集は40ページほどなんですが値段以上に価値のある一冊であります
NO.9 『会津の中世』
歴史春秋社
平成19年6月発行
定価1000円
109ページ
歴史春秋社が出版している季刊誌であります
会津の歴史や人物についてを毎号特集する情報誌です
NO.9は葦名氏を中心とした会津の中世について特集されています
会津に行った際に書店で見かけて購入しましたが後に読んで見てビックリです
蘆名一族について、佐原十郎義連について詳しく書かれています
資料として使用させていただいております(感謝)
蘆名盛氏と庶兄・氏方の争い『蘆名氏方の乱』は興味深く読ませていただきました
会津の城館研究家・石田明夫さん執筆の『葦名の城』も読み応えあります
佐原義連と三浦半島の城にはじまり葦名氏の居城、文献に記載された会津の城などなどとても勉強になりました
特集は40ページほどなんですが値段以上に価値のある一冊であります
三浦一族 ~その興亡と歴史~
三浦市教育委員会・三浦市観光協会 発行
上杉孝良 著
平成8年3月 発刊
値段 不明
128ページ
平安末期から戦国初期にかけて三浦半島を活躍した三浦一族の歴史と史跡、伝承をまとめた1冊です
この本が発刊された当時は三浦市を中心に『三浦一族ブーム』ともいえる現象が起こっていたそうです
地元の方々が郷土の歴史に興味を持つことはとても良いことですね
史跡の整備や地域に眠っていた伝承の発見や紹介にもつながりますね
私は源平合戦オタクなので三浦義明、和田義盛、佐原義連にはとても興味をもっています
彼らの城館跡も訪れたことがありますが明確な遺構は確認できません
それでも雰囲気がよかったのを憶えています
本書では歴代当主、有力支族についてかなり詳しく紹介されております
新井城の考察はとても参考になりました
私が藤沢市に住んでいるときは休日ごとに鎌倉や三浦半島の史跡めぐりをしていました
この本はその最中に立ち寄った鎌倉市内の古書店で1500円で購入しました
三浦市教育委員会・三浦市観光協会 発行
上杉孝良 著
平成8年3月 発刊
値段 不明
128ページ
平安末期から戦国初期にかけて三浦半島を活躍した三浦一族の歴史と史跡、伝承をまとめた1冊です
この本が発刊された当時は三浦市を中心に『三浦一族ブーム』ともいえる現象が起こっていたそうです
地元の方々が郷土の歴史に興味を持つことはとても良いことですね
史跡の整備や地域に眠っていた伝承の発見や紹介にもつながりますね
私は源平合戦オタクなので三浦義明、和田義盛、佐原義連にはとても興味をもっています
彼らの城館跡も訪れたことがありますが明確な遺構は確認できません
それでも雰囲気がよかったのを憶えています
本書では歴代当主、有力支族についてかなり詳しく紹介されております
新井城の考察はとても参考になりました
私が藤沢市に住んでいるときは休日ごとに鎌倉や三浦半島の史跡めぐりをしていました
この本はその最中に立ち寄った鎌倉市内の古書店で1500円で購入しました
中世の秩父 資料集
秩父地区文化財保護協会
平成13年3月発行
定価1800円(たぶん)
254ページ
文字通り秩父地方(秩父市、横瀬町、東秩父村、皆野町、長瀞町、小鹿野町)の中世の資料集です
城郭はもちろん、寺院、神社、古文書、石仏、板碑、工芸品、道、武士団、地名にいたるまで掲載されていて中世の秩父を知るには便利な1冊です
城館については9つの城を図面が載せられており一覧図では70箇所以上も掲載しております
後北条氏や上田氏関連の古文書が目当てで購入しました
秩父の中世を知る上で欠かせない資料なのでしっかり勉強したいと思います
横瀬町の資料館にて購入しました
オマケとして当時できたばかりの根古屋城パンフを3部も戴きました
秩父地区文化財保護協会
平成13年3月発行
定価1800円(たぶん)
254ページ
文字通り秩父地方(秩父市、横瀬町、東秩父村、皆野町、長瀞町、小鹿野町)の中世の資料集です
城郭はもちろん、寺院、神社、古文書、石仏、板碑、工芸品、道、武士団、地名にいたるまで掲載されていて中世の秩父を知るには便利な1冊です
城館については9つの城を図面が載せられており一覧図では70箇所以上も掲載しております
後北条氏や上田氏関連の古文書が目当てで購入しました
秩父の中世を知る上で欠かせない資料なのでしっかり勉強したいと思います
横瀬町の資料館にて購入しました
オマケとして当時できたばかりの根古屋城パンフを3部も戴きました
戦国武田の黒川金山
大藪宏
山梨日日新聞社出版
山日ライブラリー
1995年10月発行
定価1223円
223ページ
黒川金山に行こうと思い立ったはいいもの基礎知識と金山にまつわる伝承は調べたものの
どういった場所なのか、どう行くのか?でした
ネットである程度は調べていたのですがイメージがわいてきません
そこで旧・塩山市の図書館で情報収集をしました
そのときたまたま立ち寄った本屋さんでこの本が売られていて即購入しました
私が求めていた情報がたくさん掲載されていました
金山の概略図、鶏冠山を中心とした多摩川源流の鳥瞰図などで大変役に立ちました
また金山や周辺の伝承もたくさん紹介されています
なかには「???」なんて思う話もありますが私は埋蔵金や金を求めていくわけではなく
金山遺構の興味があって行くので伝承は伝承として楽しく読ませていただきました
黒川金山に行かれた方、興味がある方は地方出版本ではありますが比較的に購入しやすい書籍なので探してみてはいかがでしょうか
平成14年 信玄公宝物館で行われた特別企画展「黒川金山展」のパンフレットも参考になりました
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