城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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あなたの知らない親鸞と浄土真宗
山折哲雄
洋泉社歴史新書
2013年4月 発行
価格 860円
190ページ
宗教に関する本ですね^^
ウチは曹洞宗で浄土真宗ではありませんが親鸞さんについて、蓮如さんについて興味があったので買ってみました
青梅市の大型古書店にて200円で購入
まず親鸞さんの出自、藤原北家と常陸での20年近い布教活動、宇都宮頼綱はじめ武家との関係に興味があったんですね
蓮如さんに関しては初めて知ることが多く参考になりました
本願寺ってイケイケ教団みたいなイメージでしたがそんなことないのですね
私は誤解していました
在地武士と宗教について考察する機会が増えそうです
ちなみに本書の大半は浄土真宗の教えが記されていますが其方には興味ないのでパスです^^
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地名でわかるオモシロ日本史
武光誠
角川ソフィア文庫
平成23年1月 発行
価格 629円
252ページ
最近、購入したとても参考になった地名本であります
筆者の本は何冊か読んだことがありますが読みやすく解りやすいので好感をもってます
タイトルや表紙から一般向け?と思われるかもしれません
でも内容はかなり濃いです
歴史地名の基礎がしっかり解説されています
荘園村落が生んだ地名
信仰にまつわる地名
中世武士ゆかりの地名
戦国動乱にまつわる地名
庄、荘のつく地名、屋敷、館のつく地名、在家地名などなど知っているつもりでした
この本で新たに知ることも多々ありました
青梅市の大型古書店にて160円で購入
※4月16日で閉店
御館の時代
~十二世紀の越後・会津・奥羽
柳原敏昭・飯村均 編
高志書院
2007年8月 発行
価格 2500円
228ページ
十二世紀に奥羽、越後の阿賀野川流域に所在した御館と称される有力豪族の館跡について書かれた書であります
もはや私のライフワークとなった奥羽各地の平安末期の城館について解説されたものです
古書で購入しましたが珍しく定価よりも高い価格で購入しました
※八王子駅近くにあった古書店にて2700円で購入(現在は市役所近くに移転)
それほどまでに欲しい一冊でした
目次を見てピ~ンときちゃいましたよ
会津・陣ヶ峰、雲雀ヶ城、平泉の藤原氏の居館について解説
そして12世紀の越後と会津の関係についての解説
私、越後・城氏についてはかなり興味を持っていていろいろ資料を集めたいと思っていましたがこれがなかなか集まらないので諦めていました
嬉しかったな~城氏についていろいろ書かれているのが
そして城氏の越後での拠点も御館と称されています
阿賀野市の大坪遺跡がそれではないかとされています
城氏の会津進出についてコレはもっとも参考になりました
陣ヶ峰、雲雀ヶ城は訪れているので発掘成果といろいろな考察は楽しく読ませていただきました
会津と越後の阿賀野川下流域の繋がりを強く意識していまいます
近いうちに遠征も考慮しなくてはなりませんわ
いつになるか微妙ですけどww
八王子城主・北條氏照
~氏照文書からみた関東の戦国~
下山治久 著
多摩歴史叢書3
たましん地域文化財団
平成6年12月 発行
価格 2000円
348ページ
ここ数年、何度か図書館で借りて参考にしていた書であります
先日、近所の大型古本屋で売られていました
値段は少し高めでしたが迷わず購入しました
¥1260
なぜ?
それは史料として今後も役立つからです
北条氏照さんの発給した文書、関連の文書が400通以上収録されているからです
ありがたいことに発給された年の古い順に掲載されています
調べ物をするのにも便利です
氏照さん、初めて知ったのは小学5~6年頃ですかね
滝山城へ初めて行ったのもそのくらいです
30年以上も付き合いがありますが付かず離れずといったスタンスで好きでも嫌いでもなく・・・
それがここ数年、下野、下総方面へ行くたびに氏照さんの足跡、痕跡を見つけるんです
関宿、古河、小山などなど
史料にも下総での行動や指示の内容が多いのです
さらに八王子から下総へ出陣するルートも私のそれと似通っていることに気づきました
今現在住んでいる場所も氏照さんの領内なので地元での発給文書にも興味が出始めています
何となく親近感がわいてきました、心情の変化が見られます^^
月末に手術で一週間ほど入院します
その際に徹底的に読んで気になる個所を片っ端から抜き出して今後の城館探訪に役立てようと思ってます
信長の城
千田嘉博
岩波新書
2013年10月 発行
価格 840円
274ページ
ここのところ千田さんの著書を多く紹介しているような気がしますだって面白いんだもん^^
職豊系城郭って全く興味ないんだけどこの人の本は読んでいて楽しいから
この本も新刊で購入しました
安土城について多くのページを割いて解説していますけど読んでません(゜_゜)
信長さんで興味あるのは初期、尾張で苦労しているときが好きなんです
だから勝幡城、那古屋城、清州城、小牧山城は楽しく面白く読ませていただきました
とくに勝幡城は行ってみたいけど行ったことがないので参考になりました
古図面や地形図、発掘成果から縄張りの復元図なども見やすいです
桶狭間をめぐる城館の考察もわかりやすいです
桶狭間を訪れた後に一番参考になったのはコレかもしれないな~^^
岐阜城や姉川の合戦時の陣城なども解説されています
私、意外と信長関連の城館は訪れていたんですね
この本読んでいてそう思いましたwww
新書ながら満足な情報量です
尾張の城館、行きたくなる一冊です^^
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