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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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伊達成実

伊達成実公亘理入府四百年記念




亘理町

平成14年11月 発行

平成27年9月 増刷

価格 900円

98ページ


先日訪れた亘理町で入手した逸品です
コレは欲しかったんですよ~
訪れる前にチェックしていて絶対入手しようと思っていました
亘理町の資料館にて販売されています
戦国末期、伊達政宗の家中でも人気の一人ですね

超有名人ですね
毛虫の前建てでお馴染みの伊達成実さんですよ

私は時宗丸さんと先代の父・時宗丸(実元)さんの両方好きなんですね
この親子性格は似ても似つかないほどかけ離ているように思えます
名門である伊達家を支えたいう意味では親子共に忠義を尽くしたといえましょうか

実元さんは天分の乱の原因という負い目が控えめな性格となったのでは?
天分の乱以後の実元さんの生き方に興味ありますね
上杉氏から授かった竹に雀の門と定の字についても気になりますね

成実さんは父から宗家を支えることを幼少から言い聞かされそれ相応の育てられ方をしたのでしょうね


ヤンチャ坊主がそのまま大人になったような乱暴な前半生
伊達家を支える家臣として政策に取り組む後半生
生涯を通して成実さんらしいエピソードがたくさん伝わります

どちらも魅力的ですがやっぱりヤンチャな青年期が好きですかね

様々な不満から主人のもとを出奔して相州・糟屋の禅寺へ寄寓していたという伝えから
私は伊勢原市の禅宗の寺を探してどこなのか割り出し作業とかもしたことありますから

それくらい好きなんですね^^
そのうち行ってみようと考えています( ̄▽ ̄)


成実さんの生涯を解説

亘理要害や墓所の大雄寺の紹介

伊達実元さんの解説

亘理伊達氏代々の解説

家臣や家族についても解説

嘉永5年(1815) 涌谷伊達家臣の斎藤馨によって記された『伊達成実伝』も収録されています

残念なのは成実さんの著書『成実記』が収録されていなかったことですかね
これはこれでドコカの図書館で入手するとしましょうかww


伊達成実さんが好きという方は多いと思います
亘理要害、成実さんの墓所を訪れたらついでに資料館でこれもGETしときましょう

資料館は亘理駅のすぐ横です

天守風の建物なのですぐわかりますwww


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戦国時代の小山




小山市立博物館

平成28年4月 発行

価格 500円

64ページ


昨年のGW頃に小山市立博物館にて開催された企画展『戦国時代の小山』の図録です
企画展は訪れていませんが図録だけはマイコレしようと思いまして
先日小山市の城館を訪れたついでにGETです
正直いうと戦国時代の小山氏には興味が湧かんのですわ^^
犬若丸さんより後の小山氏はダメですわ~
同様に結城氏や千葉氏も戦国以前に宗家が滅んでしまいますがソコまでで興味が薄れてしまうのです^^

だから企画展はパスして図録だけ購入したんですww
小山家文書がたくさん展示されたんですね
足利成氏~政氏~高基~義氏の発給した文書は興味をありますわ
所領を安堵したもの、合戦に関するものは参考になりますね

戦国時代小山の様相
戦国期の小山市と周辺についての解説です
この時代の小山氏を知るうえで私のとっては十分すぎる資料となります
興味がないとはいうもののある程度は把握しておきたいというのはあります

図録にも収録されています
戦国末期、小山を支配下に置いた北条氏照さんの文書は慣れ親しんでいます
小山旧臣、大橋氏に充てた書状です
古文書を勉強するための教科書となる『北条氏照文書』に収録されていたやつでして
その原文が収録されているのが私としては嬉しかったりして(^O^)

戦国期の小山市について勉強している方は持っていてもいいかな~
といった感じの内容でしょうか
私としてはそれほどオススメしませんww

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まるもり・歴史の窓シリーズ




まるもり郷土研究会
平成8年作成
無料配布 パンフ


先日訪れた丸森町の歴史資料館にていただいた町の歴史、史跡に関するパンフです
私の知りたいことが項目別に分けられて詳しく解説されています
町史の通史編はないのかな?
図書館で見つけられなかったのでちょうど良い資料となりました

町を訪れる方はこちらに立ち寄りパンフ入手しておくと楽しい旅となるでしょう
町内にお住まいの方は丸森の歴史に対する理解を深められるはずです


阿武隈川と舟運

丸森町内のお寺

古碑

伊達氏と相馬氏の争いと丸森

天明飢饉・天保飢饉

馬上十一騎槍鉄砲百五十人組

上記の解説シートを頂いてきましたm(__)m
町の歴史の入門編というよりはかなり詳しい内容です
4ページに及びしっかり解説文が書きこまれています(^O^)

馬上十一騎槍鉄砲百五十人組
こちらに関しては初めて知りましたが興味持ちました
伊達政宗の白石城攻めの際に呼び掛けに応じて参戦したことにはじまる
地侍衆であります
伊達領南端に位置する耕野、大蔵、川張の三か村の村民で構成されています
驚くことに幕末になっても国境警備を担当し戊辰戦争でも活躍したそうです


城館探訪を趣味とする私です
城館に関するパンフはありませんが別に『丸森町の城と館 改訂版』
という冊子が販売されていたので購入しました
コチラに関しては後日紹介しますね

郷土の歴史に関して強くアピールしている町ですね
先祖代々受け継いできた地を誇りとしてその歴史にも思い入れがあるのでしょう
伝えたいという気持ちを感じます

初めて訪れる町ですが雰囲気も気に入りました
阿武隈川の流れ、阿武隈急行、猫神、ちび丸
この地を再び旅するのはそう遠くないでしょう


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讃 おくのほそ道

巻之四 みちのく旅日記





森田順

文秀堂 発行

価格 1000円

1994年3月


今週末から夏休みで恒例の東北遠征に行きます
そしてテンションを上げるために読んだのがこの本でございますww

私、城館探訪を趣味としています
旅のメイン目的は城館を見て歩くことです

でも年々苦しくなってきてね
城館資料読んで勉強してから行くのがww
そうじゃなくても縄張り図とか見ないのに

基本的に行ってから資料は読むもんだと思っています

だから行くために必要なテンションUPの起爆剤は紀行文とかになるんですね

テンション上げなくてもいいんじゃない?ヤル気満々そうだし
そうなんですけどヤッパリ盛り上がりたいんです
一年に一度のししん火山噴火ですからねwww

本書は古本屋にて500円で購入しました
『おくのほそみち』は岩波文庫版はじめ持っているんですがコレは画が気に入りまして購入です
岩手県奥州市の出版社が発行したものです
白河から鳥海山~酒田までの行程が描かれています
巻之四、実は全巻で売ってましたが欲しかったのはこれだけなんでおきて破りの最終巻買いww

この本のおかげでテンションが上がりまくってますww
行きたい場所も見つかったのね
でも思いっきり行程から外れるんだよね

なので帰京する際、旅の最後に芭蕉さんの訪れたある場所で終わりたいです
それまでテンションを維持できるかが問題なのだがww
通常3泊4日なら2日目夜で萎えはじめるのでww

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近江歴史探訪






滋賀県教育委員会 編

サンライズ出版

2006年10月 発行

価格 1800円


10年以上前に購入した滋賀県本です
興味が薄れてきた西国の城郭本をなんで紹介するのか?
実は月末から9日間の夏休みで遠征を考えていたからです
どの程度真剣に考えていたかというと・・・www
候補地としてこの本読んでテンションが上がるかという意味合いで読んでたんです
結局は他の場所へ行くことになりそうなのでヤッパリ魅力薄なのかな^^

そんなことはないんですけど
琵琶湖と周辺の城館めぐりはかなり魅力的なんです
湖沼沿いに所在した城館めぐりは私のライフワークですから
2度ほど訪れたことがあって膳所城、大津城、長浜城、小谷城など有名どころは行ってるんですよ
資料も本書意外に少し持っているし行く気はあるんです
今回は他所で行きたい場所があったんです

本書は広大な滋賀県に存在した多くの城の一部です
全てを紹介するわけではありませんが歴史的にも重要な場所を18に分けてコース別に紹介しています
過去にこの本を持って湖東地区の城を訪れましたが参考になりました
縄張り図の他にルートまで記されていて参考になりました
1800円という価格でこの情報量は魅力的です
滋賀県の城館に興味ある方は是非入手しておきたい1冊です
城の解説だけでなく周辺で行われた合戦と城の関係についてなんかも解説していて参考になります

この本見ちゃうと山城も登りたくなりますわ
夏場ということでいくつも登れないだろうと思っているのでどうしても魅力が1~2段落ちちゃいます
あっこれは個人的な考えね
春先や12月頭頃に連休があれば行く可能性が高くなりそうです

いずれにせよ私にとっては重要な本で年に1~2度は必ず読むものです
数年内にこの本持って近江に足を運ぶことになるような気がします( ̄▽ ̄)
そして数は稼げなそうですが充実した探訪が出来そうな予感がします

良い本ですわ◎

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