城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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隅田川の伝説と歴史
すみだ郷土文化資料館 編
2000年6月 発行
価格 1600円
165ページ
タイトル、隅田川の伝説と歴史の歴史という部分に魅かれて購入しました
目次だけ見てアタリかなと思ったんですがその夜、枕元で失望・・・(笑)
「えっコレだけですか~?」
隅田川周辺の武士団という項目が楽しみだったんですが・・・
期待通りの記述がなく・・・
救いだったのは別項目の武蔵竹芝伝説についての考察が面白かったことだけです
久々にやっちまったという感じです(笑)
昭島市の大型古書店にて700円での購入っす
ちょっと(>_<)かな
とはいえこれはこれで大事に書棚にコレクションしますけどね(笑)
表紙をめくった最初のページ、古代と中世の墨田川と東京低地のカラー復元図は秀逸です
思えばこの図が多大な期待をもたせたのであります(笑笑)
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平家秘話 伝奇と真相
渕敏博 著
地域文化出版
2011年11月 発行
価格 1000円
154ページ
大分県出身の著者が宮崎県の出版社から発行した郷土歴史本であります
タイトルから察するように平家落人伝説について書かれています
2部構成で1部では平清盛のエピソードにはじまり緒方三郎惟栄の活躍、伝承が多く語られています
清盛さんについてはさておき、私の父方の先祖とされるのが緒方三郎さんなんですね
といってもただの伝承です^^
そいうこともあって親近感がありいろいろ知りたいと思っていましたのでラッキーでした^^
しかし残念に思うこともありました
それは数年前に大分県を訪れた際に三郎さんの居館跡近くまで行ってたという事を知ってしまったことです^^
ほんの数キロ先なのに・・・
先祖出自の地かもしれないのに・・・(笑)
しっかり三郎さん関連の史跡も紹介されているのでこんな思いもしますが新たに知ることが多く楽しめました
2部、平家落人伝説は宮崎県、熊本県などの山間部についてのお話です
なかなか興味深い話があるんですね
真相を探るべく筆者が様々な考察をめぐらせますが面白いです
郷土の歴史に詳しい上に長年の研究の成果なのでしょう
1部、2部ともに楽しく読ませていただきました
私は高評価であります
近所のブ〇ク〇フにて200円で購入
ぶらり黒田官兵衛の足跡
~ご当地戦国武将・旅行ガイドブック~
かんべえ編集部 著
マコト出版
2014年6月 発行
価格 1111円
111ページ
大河ドラマ関連の書籍はドラマが終わって1~2年で安く売られていますね私はそれにつられてついつい買っちゃいます「大河関連の本」(笑)
これもブッ〇オ〇で200円で売られていました
本格的なガイドではなく大河を見て官兵衛を知った、好きになった人向けじゃないかな
といっても私も十分楽しめました
だって官兵衛さんのことはあまり知らないから^^
勉強になりました
もっとも有名な「なぜおぬしの左手は遊んでおったのじゃ」という有名な言葉は知ってました
これは強烈なインパクトがあります
大河ドラマを見た人は知っているんじゃないですかね
このシーンがどのように演出されたのか気になります^^
兵庫県姫路を中心に黒田官兵衛の足跡、黒田家の足跡といったほうがいいかな紹介しています
グルメや名物も一緒に紹介されてますね
おまけで「小和田さんのここだけの話」と題してコラムが掲載されています^^
これは・・・必要なんでしょうか^^
播磨の山城の写真がたくさん掲載されていて見ているだけで楽しめます
「黒田官兵衛の一生」というマンガが掲載されていますがこれが一番楽しめました^^
黒田関連では播磨へ行くつもりはないのでガイドブックではありますが見て楽しむだけのほんであります^^
いつか赤松関連で播磨へ行く際に役立つかもしれないかな^^
鎌倉執権政治
安田元久
教育社歴史新書
1979年2月 発行
価格 600円
241ページ
北条氏、執権政治というと湿ったイメージ、暗~い感じ、難しいそんなことが思い浮かびます
マイナス要素しかありませんね^^
私も子供のころからずっ~と敬遠してきた執権政治と北条氏について
最近になり勉強をはじめました
鎌倉時代について知るには北条氏について執権政治について知らなければお話にならないですわ
いろいろ各地の城や史跡を巡っていて北条氏にかかわる場所も増えてきてその度に??となるわけです
伊豆も鎌倉をはじめ越中、上田、博多など北条氏関連の場所はそこそこ行っているので今まで興味を持たなかったのが?
勉強を始めるにあたり私が最初にチョイスした資料が本署であります
やっぱり安田先生でしょ~
ずいぶん前に買ったんです
たぶんこういう日が来ると思って(笑)
200円で売られていたんで(笑笑)
北条氏、人物については雑誌や他の資料から簡単に、間接的に学んではいましたがじっくり勉強となるとしんどいかなと考えていました
でも読み始めるとアレっ・・・面白いじゃん
鎌倉幕府を支えた政治構造や政策って考えられているな~
対御家人や内部抗争については楽しみにしていた部分です
初めて知ることが多く新鮮です^^
歴史を好きになって30数年、中年になってやっと北条氏の面白さに気づきました
というか理解できる年齢になったのか
世の中のグレーなことを容認できる人間になってしまったこともその理由の一つか( ̄ー ̄)
北条時政から義時、政子、泰時、時頼、時宗~幕府崩壊までの歴史
執権政治の構造や得宗政治の確立などなど
基礎的なことから難しいことまでいろいろ書かれています^^
本能寺の変 431年目の真実
明智憲三郎
文芸文庫
2014年第8版 発行
価格720円
345ページ
ここ2週間ばかり通勤帰宅の電車内で読んでいましたこの本に関しては城仲間から聞いていて知っていたのですが古本でも値段が高いので買う気になれなかったのです
偶然100円で売られていたので即買いして読み始めました
明智光秀の末裔が書く本能寺の変の真実って
最初は家伝などから偏った説が書かれているのかななんて思っていました
でも作者は歴史捜査という手法で本能寺の変の真実を探ります
これが新鮮で冒頭から夢中になりました
光秀の経歴に関しての考察は納得させられました
この部分はで引き込まれましたね~
でも肝心の信長を襲撃する同機についてですがこれは・・・
「それはないわ~」電車内でつぶやいてしまいました^^
ネタばれはよろしくないので詳しくは書きませんが終盤に行くほど???という感じでした
戦国物、こういう考察物は好きなんですよ
桶狭間の合戦と本能寺の変に関してはこの手の本がたくさん出版されていますね
私はどちらに関しても自分の考えがないのでそれぞれ読んでみてなるほどね
どうなのかな~といった程度の感想なんですがこの本の語る真実とやらはさすがに驚きました^^
とりあえず100円で購入しといてよかったです(笑)
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