城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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神奈川懸中郡勢誌
神奈川県中地方事務所
1977年1月 発行(復刻)
昭和28年3月 発行
価格 不明
404ページ
2015年年初は神奈川県の厚木から秦野、中井方面へ何度も出陣しました
何となく気が向いたからなんですが遺構もない館跡が多いにも関わらずテンションが下がらず奮闘してきました^^
えっと、この本はそんな時に偶然みつけて購入したものです
八王子駅近くの古書店で800円でした
箱なしということで格安で入手することができました
中身はほぼ新品に近い状態でした^^
もっと早くこの本と出合いたかったです
内容が濃く興味深い記述が多々あります
新編相模風土記よりも面白いです
そして読みやすいです(笑)
平塚市、秦野市、伊勢原市、大磯町、二宮町などの歴史、史跡など書かれていますが中世の歴史や史跡、城跡に関しての記述が豊富で読み応えありすぎます
暇ができたら再びこの方面を攻めたいと思っています
良い資料が入手できたので行くのが楽しみであります
しばらくは行きたくないというほど訪れたのに(笑)
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熊本城
フォトレポート1
熊本日日新聞社
平成3年5月 発行
価格 1030円
59ページ
私が最も好きな近世城郭の一つ熊本城のフォトガイドブックです
近世城郭に関する本は買わないのですが熊本城は別ですかね
しかも熊本日日新聞社が発行しているとなれば買わないわけにはいかないかなと八王子市の古書店にて200円で購入^^
そういえば私が所有している熊本県の歴史本って熊日さんが出版したものばかりです
どこの地方でも似たような傾向ですが福島県、山梨県、熊本県はとくに一つの出版社に偏っているような気がします^^
内容ですがやっぱり大迫力ですね
地元紙ならではの四季折々の風景、雪の熊本城なんて最高~っすね
本当に美しい城ですね
私が訪れた時は時間の関係で3時間ほど見学してのみで見たい場所をすべて見ていないのでいつか再訪したいものです
一日ノンビリ歩いてみるのも悪くないですね
未来に伝える遺産~入間市の文化財~
入間市博物館
入間市教育委員会 執筆・編集
平成17年10月 発行
価格 300円
15ページ
昨日訪れた入間市の博物館で購入しました低年齢層向けのガイドブックということですが中身はかなり充実しています
市内の城館、陣屋、板碑についても簡単に解説しています
そして購入したきっかけは滝沢氏という戦国末期に市内に住んだ地侍の屋敷について
書かれていたからです
はじめて聞く名前でした
遺構の有無は期待できませんがそれなりに面白そうな場所にあるので近いうちに散歩を兼ねて出かけたいと思います
入間は割と近場でよく通りかかる場所なので近世の歴史についても知っておくと楽しめるかなと思いました
それと市内に残る板碑、金子氏と加治氏関連だそうですがじっくり見てみたいものです
會津若松史 第8巻 資料編Ⅰ
会津若松史出版委員会
昭和42年1月 発行
価格 全12巻セットで70000円
509ページ
先日訪れた会津若松市門田の大型古本屋にて購入しました ¥2000円実は全巻セットで売られていたのですが私が欲しいのは中世史料を扱った8巻のみでした
せっかく揃っているところを崩してしまい申し訳ないような気もしました^^
長いこと欲しいと思っていた史料集なので見つけた瞬間から上機嫌っす
宿泊しているホテルに帰り早速熟読です
夜も枕元に置いてペラペラページをめくりながらいつの間にか寝落ちしてました(笑)
とても見やすい史料です
年代順に掲載されていて解説も丁寧です
もっとも欲しいと思っていた蒲生高目録であります
戦国末期の会津の各集落の石高を知ることができる貴重な史料です
ただ石高が多く感じる集落も多々あります
江戸期のも模写なので誤記もあるとのことです
伊達氏が会津を攻略後の史料もなかなか面白いものであります
葦名旧臣に充てた書状は興味深いものであります
もちろん葦名時代の史料も必要に応じて見ています
これ、持っているだけでモノスゴイ充実感があります^^
今後、会津を訪れることが今以上に楽しくなるアイテムですわ(笑)
ちなみに会津若松市史ではなく會津若松史であります
市で発行しているのですが紛らわしいタイトルですね
図書館などで探す際にお間違いないよう気を付けてくださいね
南北朝の動乱と千葉氏
千野原靖方
崙書房
1984年8月 発行
価格 980円
240ページ
ここ数年、千葉氏について興味を待ちコツコツと資料を集めていました
ある日、ネットで検索をかけたところ古書で本書が検索にかかりました
しかも999円という値段でした
安い?と思いすぐに注文しました
中身が確認できないのがネットの購入する難点です
しかも送料を含めると1000円を超えます
かなりリスキーではありましたがタイトルに惹かれてしまいました^^
私と相性のよくない千野原さんの書ですがこれは意外とスラスラ読めましたね
鎌倉末期から南北朝期の千葉氏について書かれています
この頃の九州千葉氏や相馬氏についても書かれています
南朝方というイメージが強い千葉氏ですね、越前木目峠での貞胤さんの降参までは南朝方として頑張っていましたから^^
千田庄の動乱や陸奥行方郡と相馬氏など興味深い項目が目白押しです
千葉氏の歴史を考える上で欠かせない資料となりそうです
これに千葉県内の市町村史の千葉氏に関する資料を合わせて強力な千葉氏資料が出来上がりました(笑)
これでまた千葉市や山武、多古へ行くのが楽しくなりそうです^^
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