城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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千葉いまむかしNo24
千葉市教育委員会
201年3月
価格 500円
91ページ
先日、千葉市の城館を楽しんだ際に千葉城天守内の郷土資料館へ行って購入した書であります
資料館は2度目の訪問で参考になる資料が販売されていた記憶があったので期待していました
しかし欲しいと思える資料が売られていなくて・・・
仕方なくというわけではありませんが本書のみ購入しました
理由は「戦国期の千葉御一家」というタイトルの論考であります
執筆者はあの黒田基樹さんであります
私、この名前に弱いみたいで内容を確認しないで購入っす(笑)
千葉輔胤以降に分出した一門について書かれています
岩橋氏、成戸氏、千田氏、寺台氏、椎崎氏、神島氏、公津氏などです
私がこれまであまり知ることのなかった千葉一門で興味深く読ませていただきました
もちろん御一家の城館について興味を持ったことはいうまでもありませんね
購入意欲が強かったわけではないのですが買ってよかったと帰りの電車内で本書を読みながら感じましたよ~♪
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城巡礼 東京48カ所めぐり
諸行無常
東京地図出版
2008年5月 発行
価格 1300円
数年前に発売された城めぐりガイドブックです
東京都の城館を扱ったものは珍しく思い購入しました
48ヵ所も収録されています
東京都のみで48ヵ所とは驚きの数字です
遺構の有無に関係なく紹介されています
私好みであります(笑)
八王子城、滝山城、勝沼城、深大寺城など有名な城館は当然ですが西久保城(港区)、宮城氏館(足立区)、本郷城(文京区)といったマイナーな23区内の城館が多数収録されています
残念ながら檜原城(檜原村)、桝形山城(青梅市)、戸倉城(あきる野市)といった山城は収録されていないもののマニアックなラインナップに好意を抱きます
地図の出版社らしく見やすい地図や画像も豊富で持ち運びにも便利なサイズなのでガイドブックとして使いやすいのではないでしょうか
意外と気に入っています
しかし未だかつて本書を利用して城館探訪をしたことがないのです(笑)
23区内に行くことが億劫で・・・
戦国の城
小和田哲男
学研新書
2007年6月 発行
価格780円
意外といっては失礼かもしれませんが面白かったです正直、この方に関しては良い噂を聞いていなかったので書籍の購入は控えていました
ではなんで本書を購入したのか?
それは安かったからです
諏訪市へ出陣した際に立ち寄ったブックオフで400円で販売されていましたので(笑)
本当は国人領主と家臣団の関わりとして遠江の天野氏を例にとり犬居城と周辺の家臣団の屋敷が紹介されていたからです
『平尾の城山』の図面が目を引いたのです
帰宅後、なんとなく本書を読んでいたのですが???と思う箇所がありました
しかし、なるほど~と思う記述も多々ありました
まあ楽しく読むことができたのでこれはこれでアリでしょう(笑)
城郭の入門者~中級者向けという位置づけの本なのでしょう
?な箇所をそのままスルーしましたが書かれていることを個人的に全て受け入れてしまうのは危険だと感じました
間違っているとは言えませんが受け入れられない記述が多々ありました(笑)
千葉市埋蔵文化財調査センターで入手した資料
房総の文化財Vol46、Vol47
千葉県教育振興財団
ナカちば/歴史と文化エリアガイド&マップ
千葉銀座商店街振興組合
昨日、小弓城に併設する千葉市埋蔵文化財調査センターにて入手したパンフですが結構役に立ちましたので紹介しますセンターを訪れるのは10年ぶり2回目で以前も参考になるものを入手した記憶があったので小弓城を訪れたついでに立ち寄りました
おゆみ野の遺跡Mapと簡単な解説がある房総の文化財は現地で役に立ちました
地形図を利用してのガイドMapなのが助かりました
城の台と小弓城の位置や立地が理解できました
そして気になる記述が有吉城にありました
発掘調査の結果「近世の宿」と考えられているようです
城跡ではない可能性が高そうです
『ナカちば』は千葉神社の東側に千葉氏屋敷(館)と記されています
今まで御殿のあったと伝わる裁判所の地が千葉氏の館と考えられていましたが新たな発見があったのでしょうか?
あれだけ繁栄した千葉氏ですから拠点に屋敷がいくつあってもおかしくないんですけどね
ちなみに現地には何もありませんでした(笑)
ということで上記のパンフのおかげで楽しい城館探訪ができました(感謝)
くまもとの地名散歩
熊本地名研究会
熊本日日新聞社
昭和59年12月 発行
価格 900円
281ページ
九州は一度しか訪れたことがないのですが九州、特に熊本と福岡、佐賀の歴史や城館には興味がありますなのでその方面の書籍を見かけたらなるべく購入するようにしています
『くまもとの地名散歩』良いタイトルですね~
城館、在地土豪の次に地名もの書籍は好物であります
地名は土地に刻まれた歴史を表す大事なものなんですよ
地名からどのような場所なのか、地形なのか想像がつく場所もありますし城館の所在を示すものもあります
武士の苗字の地なんてこともありますから私は多くの時間を割いて勉強しています
熊本県、九州ともなると珍しい地名が多いですね
関東や東北にはない地名が多々見受けられます
社(こそ) 原女木(はるめき) 塩負川(しめご) 微雨(びう) 按思(あんじ)などなど珍地名目白押しです
そういった地名を見ているだけでも楽しいのですがその由来を考察している解説文がまた面白いのです
この手の本はなかなか手に入らないですよね
でも八王子駅前の古書店では105円で販売していました
あまりの嬉しさに店主に言いました
『この価格でいいんですか?』店主『・・・』(笑)
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