城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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尼子・大内・毛利六十年戦争史
吉村雅雄 著
平成8年6月 再発行
価格 2000円
292ページ
以前紹介した『尼子一族と月山冨田城』と同じ作者の本であります同じ日に同じ場所でセットで購入しました
購入価格は八王子堀ノ内の大型古本屋のタイムセールで500円(半額)でした
中国地方の戦国といえば毛利ですが尼子、大内も忘れちゃ~いけません
私は大内氏に興味がありますがなぜか古本屋で出会う書は尼子関連が多いのです(笑)
本書は先日購入した『新雲陽軍実記』を読みはじめたのですが訪れたことのない地域で歴史も詳しくないので参考書として一緒に読みはじめたのです
挿入される合戦図やその他もろもろの図がとても重宝しています
合戦ばかりでなく城館や家臣団についても解説されていているので便利ですわ~
これを参考に『陰徳太平記』も続けて読んでみようかと思っています
とはいうものの陰徳太平記は下巻しか持っていなかった~
しかも2冊も所有・・・(笑)
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市原の城
小高春雄 編集 発行
平成11年8月
価格 1000円だったと思います
92ページ
8~9年前に大多喜城を訪れ多彩に併設される資料館にて購入しました当時、市原?ってな具合でまったく興味がありませんでしたが縄張り図が見やすく解説も丁寧で読みやすかったので勉強になるかな~と思い一緒に売られていた『夷隅の城』と共に購入してみました
数時間後、大多喜で購入したタケノコご飯を食べながら平蔵城付近に車を止め本書を読み夢中になりました(笑)
その日にいくつかの城館を訪れましたが遺構の残らない城館でも楽しめました
その後も本書を持って何度か市原に足を運びましたがこのところご無沙汰であります
千葉県へ出かける際は行先の候補にはなるのですがうちからのアクセスが良くないので選考漏れとなります
でも本書を所有していることでこの方面へ出かける際に選択肢が広がります
『この辺をまわって帰りに市原の〇〇城へ行こうとか』『市原の〇〇城へ行ってからあそこへ遺構とか』様々なプランが考えられるようになります
といってもプランだけなんですが(笑)
持っているだけでプランをたてる楽しさがあり、訪れて城館を見学すれば楽しく勉強できる資料であります
●伝八幡御所
●白船城
●市原城
●能満城
●君塚城
●村上城
●海保堀ノ内館
●海保城
●宮原御所
●万台城
●西広城
●椎津城
●畑木城
●不入斗堀ノ内館
●分目要害城
●有木城
●安須城
●新堀城
●磯ヶ谷城
●大桶城
●犬成城
●犬成向山城
●押沼城
●荻作館
●高田城
●佐是城
●真ヶ谷城
●原田城
●石川城
●奥野城
●池和田城
●平蔵城
●雀ヶ崎城
●大羽根城
●琵琶首城
●吉沢城
その他
まだまだたくさん城館が掲載されています
近江戦国の道
~近江歴史回廊~
淡海文化を育てる会
サンライズ出版
2001年10月 第2版
価格 1456円
237ページ
ここのところご無沙汰しているというか近江の歴史本です
というか今まで2度しか訪れたことないじゃんと自分に突っ込みをいれときましょう(笑)
この本を入手したのは7~8年前のことです
その当時は滋賀県の資料が不足していたのでないよりはマシだろうと思い購入しました
青梅市の大型古本屋にて600円で購入
城館の記述も多いのですが当時は不必要と考えていた情報も多々掲載されていてあまり見ることはありませんでした
その後、近江の城館関連の本が続々出版されある程度所有することができたせいもあって本書は書棚に眠っていました
しかし、先日も書きましたが城館探訪のスタイルがだいぶ変わってきてむしろこのような本は今の私には必要になってきました
城館だけでなく他の史跡や風土も一緒に楽しみたいという私のスタイルにマッチしたガイドブックです
近い将来であろう近江遠征の際にこの本は持っていきます
そして行く先々でじっくり読んでみようと思っています
河内源氏
~頼朝を生んだ武士本流~
元木泰雄
中公新書
2011年9月 発行
価格 800円
228ページ
大河ドラマの影響だったのでしょう2011年当時、たまたま寄った本屋さんに平積みされていて立ち読みして購入一歩手前まで行ったのですが思いとどまった書であります売出し中だし数年後には古本で手に入るだろうという考えが脳裏に浮かびました(笑)
私流の考えはある程度売れている本、注目を浴びている本、大手出版社の本であれば古本で購入するチャンスはあります
逆に地方出版物はその場で購入しなければその後入手困難となるので多少値が張っても買うようにしています
このような考えのもと待ったかいがあり先日、本書の入手に成功しました
しかも300円という嬉しい価格であります(八王子市の大型古本屋)
実は読みたいと思っていた個所は源頼義さん、義家さんに従った源家の家人についてと
義親さんについてであります
とくに源家の家人についての考察はほとんど目にしたことがなかったので参考になりました
力士として知られる大宅光任が駿河出身であること
藤原景通、則明が藤原利仁の末裔と伝わること
清和源氏は頼義さんから義親までが一番面白いですね
為義さん、義朝さんはなんか陰険でいけないな~
頼朝さんに至るまでの源家の当主とお家芸ともいえる一族の相克について解説が参考になりました
関東公方足利氏四代
~基氏・氏満・満兼・持氏~
田辺久子
吉川弘文館
2002年9月 発行
価格 2100円
関東公方ときいて皆さんは誰を思い浮かべますか?私はまず成氏さんがうかんできます
彼の打たれ強さ、意志の強さに魅かれました
数年前、その成氏さんを「しげ様」と呼び彼に関わる城館や史跡をたくさん訪れました
本書はその成氏さんの父・持氏さん、さらに先代・満兼さん、氏満さんそして初代・基氏さんについて書かれたものです
基氏さんについては多くの書にて語られていますがあらためてこの方は魅力的だと認識しました
本書を購入したのはこれまであまり知ることのなかったというか興味のなかった氏満さん、満兼さんについて知りたいと思ったからです
彼らが公方であった頃の関東や東北の動乱も私にとって勉強してみたい事柄なので楽しく読ませていただきました
そして持氏さんについては好きな人物ですからいういうまでもなく熟読っす
各公方と管領上杉氏の関わりや合戦や将軍との確執などなど面白いです
読むたびにあることを考えますそれは私は幕府に対してどの公方が反逆を起こす可能性が高かったのかということです
これを考えると面白い本が楽しい本に変身するのですよ
そして眠い目を擦りながらもう一度気になる個所を読み直したり同時代の資料を引っ張り出したりと寝しなに読みはじめると大変なことになります(笑)
毛呂山町の大型古本屋にて1100円で購入しました
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