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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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佐々成政



悲運の知将の実像

遠藤和子

サイマル出版会

1986年12月 発行

価格 2163円

歳をとったせいでしょうか戦国武将という言葉に魅力を感じなくなってきました私ですが佐々成政さんは意外と好きなんです
華やかさな活躍を売りにする武将が多い中でこの方の無骨さ不器用な生き方が好きなんです
成政さんの豪快なエピソードはたくさん知られていますが北陸・富山での事跡についてあまりしりませんでした
本書は主に富山での成政さんを古文書などの史料からくわしく紹介しています
暴君と称された成政さんの汚名を晴らすため筆者が10年近く史料研究と実地検証を重ねた成果は読みごたえありました
前田利家さんとの争い、さらさら越え、富山城について、埋蔵金伝説などは夢中になって読みました

成政さんの居城・富山城、一度だけ訪れたことがありますが良いイメージしかないです
路面電車もいい雰囲気を醸し出していたな~


立川市の古本屋にて850円で購入しました



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守山城跡と郡山の城館



郡山市遺跡ガイドブック

郡山市教育委員会

平成23年3月 発行

価格 500円

73ページ

今年も恒例の夏休み東北遠征をしてきました
今回の旅で事前にネットで調べておいた本書の入手することは重要任務の一つでした
ただし問題もありました
それは市役所で購入しなければならないということです
平日の午前中とはいえさすがに郡山の市街地は渋滞しています
市役所の駐車場は満車です・・・
かなりの労力と時間をかけて入手した本書ですが内容は思っていたのと違いました(笑)
守山城に関しては発掘成果をはじめかなり詳しく解説されていますが問題はタイトルにもある『郡山の城館』であります
大平城、鞍馬城、高玉館の3か所が図面付で紹介されています・・・
えっそれだけ・・・・
そんなことありませんよ~♪
笹川御所、山王館、片平城の下館も図面付で簡単に紹介されています

まさかそれだけ・・・
いえいえ・・・まっまだありますよ
荒井猫田遺跡も紹介しています

まだ紹介しているんでしょう?
郡山には200箇所近く城館が存在したといわれているんだから・・・

すみません
守山城を含めて8箇所のみ収録です・・・

とはいうものの郡山市関連の資料が不足しているので助かっていますよ
かなり参考になっています
タイトルから期待が大きっただけなんです
でもオールカラーでこの手の本が500円で購入できるなんて素晴らしいです
解説もとてもわかりやすく丁寧です
守山城や郡山市の城について知りたいと思ったら購入するのもよいでしょう
役所の分庁舎・1F市政情報センターで販売しています
郡山の中世という板碑の本(500円)、郡山の地名(1000円)というのも売ってましたよ

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会津若松市史11・12・22



会津若松市

 

会津花紀行

平成11年12月 発行

会津の生き物

平成13年12月 発行

職人の世界

平成14年1月 発行

価格 各1000円

各巻80ページ

やっぱり会津に行くと関連本を買っちゃいますね
今回も門田にある大型古本屋にてこれらの本をまとめて300円で購入っす(笑)
歴史関連の記述はほとんどありませんが大好きな会津の写真がたくさんです
自然にも郷土食、工芸にも多少興味があったので暇をみてペラペラとページをめくっています

城館探訪をしながら会津の景色を楽しみつつ昆虫や花々も一緒に楽しむのですが今回の旅ではイトヨの棲む白山沼というキレイな沼を訪れました
数年前には鶴ヶ城でお花見もしました
今回もいたるところで山ユリやアカツメクサが咲いていて私の心を和ませてくれました
なのでこれらの本を買ってよかったと思います
いつでもアノ景色や動植物を見ることができるのですから
風土や地形の解説も勉強になります

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させぼの歴史を歩く



池田和博 著

ライフ企画社

1996年8月 発行

価格 1400円

255ページ

長崎県佐世保市・・・訪れたことがないので何とも言えませんがとても良いところのようです
それは本書に掲載される写真が美しいことからイメージしたものです
ハウステンボスやかつて軍港といったイメージが強いのですが中世の城館も豊富なのですね
中世を研究される筆者が訪ね歩いた市内の城館を紀行文形式で紹介しています
●佐世保城
●針尾城
●飯盛城
●大智庵城
●井出平城
●塩浸城
●広田城
●武辺城
●赤崎城
●指方城
●於玖の砦
●小田砦
●鼻繰城
●牛ノ岳城
多くの城に石積み遺構が残りその写真がとても魅力的でした
佐世保城の堀切も素晴らしいです

本書では中世だけでなく近世~近代の歴史的な場所についても多く書かれています
どれも魅力的な写真とともに
見る度にいつか訪れたいと思います
今日は長期の休みが近くなると思わず手に取って眺める1冊を紹介しました

福生市の大型古本屋(現在は閉店)にて100円で購入しました

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浅井長政と姉川合戦

~その繁栄と滅亡への奇跡~

太田浩司 著

サンライズ出版

淡海文庫46

2011年11月 発行

価格 1200円

245ページ

サンライズ出版さんは近江歴史関連の本をたくさん出版されていますね
東京でも容易に入手可能です
戦国期や城館を扱ったもの古道などなど様々なタイトルと内容が私好みであります
福島の歴史春秋社と同様に勢いのある地方出版社で応援したくなります
とはいうものの新書で購入した本は数冊でして・・・(笑)
本書は大河ドラマの影響で浅井氏が大きくクローズアップされた際に書かれたものです
最新の研究成果と踏まえて書かれたもので私自身が間違って解釈していたこと、新しく知ることがいくつもありました
とても好感のもてる書であります
それは難しめの内容にもかかわらず読みやすいこと、筆者の歴史に対する考えや思いに共感したからです
浅井氏と家臣団について
小谷城について
家臣の城館と支城について
姉川合戦の考察などなど
本当に面白い内容でした

日野市の古本屋にて500円で購入


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