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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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matusakasiromonogatari.JPG夢とロマンの松阪城ものがたり
服部哲夫
長束吉夫
本居宣長記念館 著
松阪ライオンズクラブ 発行
平成6年2月 
価格 1000円
179ページ


昨年の三月に松阪を訪れて以来何冊か松阪市の歴史関連書籍を購入しましたがこれもその1冊です
何故でしょう?訪れる古本屋で見かけるのですね三重県、松阪市関連の本(笑)
再訪の気持ちはあるのですが予定は今のところないのですが・・・
本書は3部構成で第1部は「北畠氏と郷土」、国司北畠氏の南北朝期から戦国末期までの歴史を紹介しつつ大河内城、坂内城、四五百の森城、船江城、松ヶ島城、山室城、岩内城を郷土の北畠氏関連城郭として紹介しています

第2部は松阪城を築城した勇猛?な武将蒲生氏郷と松阪について書かれています
第3部が本居宣長さんの物語ですがこちらは興味がないので読んでいないのです(笑)

伊勢国司北畠氏についてはこの1年でずいぶん詳しくなりました
もちろんこの本も参考になりました
どちらかといえばマニア向けの内容ですが松阪を訪れたことで興味が増したからでしょうかとても読みやすく感じました

所沢市の古本屋で300円にて購入

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sinnmatusakafudoki.JPG新松阪風土記
夕刊三重新聞社
昭和51年9月 発行
価格 2300円
303ページ


今年の3月、松阪市を訪れ松阪城をはじめいくつかの城館を堪能してきましたので勢いで本書を購入しました(笑)
値段の安さもさることながら(180円)阿坂城、松阪城、阪内城、松ヶ島城、船江城、大石城、立野城など市内の城館を多数紹介しています(縄張り図など無)
三重県の城館の資料が少ないので私にとって本書の記述はとても助かります

市内の史跡や昭和の街並みや営みなども紹介されていて訪れたばかりの松阪の街並みを思い起こしながら読みました
競輪場の話も面白かったな~

夕刊に連載されていた記事をまとめたものとのことです
一つだけツッコミを入れさせてもらえば本書には多くの写真が掲載されていますがセンスを疑いたくなるような写真がいくつもあります
上下逆のまま掲載されているものもあったりして(笑)
それはそれで印象に残る1冊となりました

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matusakajyou.JPG松阪城再発掘
中倉憲昭 編集
伊勢の國・松阪十樂
平成16年3月 発行
価格 780円
129ページ


私は城館探訪を趣味としますが中世城館に強く興味をもち近世城郭にはあまり興味がありませんが伊勢神宮をお参りした際に松阪に宿泊しましたのでせっかくここまで来たのだからと思って松阪城を訪れます
本書は松阪城内の資料館で購入しました
松阪城ガイドブックと表紙に書かれていたのでちょうど良いかと思いました
しかし本書をペラペラめくりながらの見学は難しいです
書かれている内容が濃すぎて歩きながら読むのに適していません(笑)
何よりも松阪城の遺構が凄すぎて高石垣や虎口の見学に夢中になってしまいました(笑)

いくつもの寄稿文で構成されておりどれも興味深いタイトルです
家に帰ってからあらためて読んでみました
なかでも「松阪城の古写真について」、「御城番屋敷」、「松阪城の特徴」、「明治以降の土地利用の変遷状況調査概要」が面白いと思いました
訪れた後に松阪城について深く興味を持った方が読むと楽しめる本ではないでしょうか
もちろん私はこの本で楽しく勉強させていただきました
そしてもう一度松阪城を訪れたいとも思っています

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tamaru.JPG田丸城址配布パンフレット
玉城町教育委員会
無料配布パンフレット


先日、訪れた田丸城内に建てられた村上龍平記念館でいただいてきたパンフレットを紹介します
石垣と土の城が見事に融合した?素晴らしい城でした
いただいたパンフ片手に2時間以上も見学してきました
縄張り図が小さく掲載されみにくいのですが城の沿革や年表、復元された旧・3郭の奥書院について解説されています
現地で田丸城に関する書籍があれば購入しようと思っていましたが販売されていないようです
でもこのパンフがもらえたので思い出の品として私のコレクションに加えさせてもらいました

しかし、良い城だったな~
http://www.geocities.jp/sisin9monryu/mie.tamaru.html
城逢人で紹介する田丸城の写真集です

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gamougamou.JPG蒲生氏郷
横山高治
創元社
1991年3月
定価1400円
193ページ


実は私、この人のことがあまり好きではありませんでした
武将としてよりも政治家的な匂いがする人だと思っていました
東北での戦の処理から勇将・猛将の類ではないのだな~と思っていたんですね
九戸の乱の結末などは・・・

先だって伊勢遠征するにあたり松阪城を訪れようとなんとなく思い立ちこの本をあらためて読んでみました
なかなかいい男じゃないですか~
少なくとも松阪時代は勇将に相応しい活躍ぶりですね
織田信長が娘婿にした理由もわかりますわ
本書は横山さん独特の物語調史書でございます
読みやすくわかりやすいのが魅力でしょうか
それと津市出身だけあって伊勢の地侍についてよく書かれており彼らについて興味を持ちました
生い立ちから松阪時代を中心に書かれており会津時代から死去までは詳しく書かれていませんので本書は三重県のカテゴリーに登録したいと思います

そうそう蒲生さんの死の原因ですが私は伊達さんとの暗闘で神経をすり減らしたことが原因ではないかと思っております

大型古書店の秩父店にて750円で購入しました

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