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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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gamou1.JPG蒲生氏郷の生涯
門喜代司 著
蒲生氏郷公顕彰会
平成23年9月
価格 400円
55ページ


松阪城を訪れた際に立ち寄った郷土資料館で購入しました
郷土の偉人・蒲生氏郷さんの入門書として愛読されることを願って出版された本です
ですから「蒲生氏郷の生涯」という題名ではありますが6割以上が松阪での事績が記されています
実はこの手の本は横山高治さんの「蒲生氏郷」(後に紹介します)を所有していて内容もカブっているのですが自分用のお土産として我家の書庫に収めさせていただきました
氏郷さんが活躍した大河内城、松ヶ島城、戸木城(津市)での攻防戦についてはなかなか知ることのできない内容なので参考になりました

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rekisikaidou.JPG歴史街道を駆けぬけた武将たち
横山高治
新風書房
平成8年8月
価格1500円
195ページ


本書は平安末期から戦国末期に三重県を中心に近畿とその周辺で活躍した武将を紹介しています
津市出身で大阪在住の筆者ならではといえる武将のラインナップといえそうです
表紙の肖像画は津市出身の分部光嘉さんであります

私は何故か筆者の執筆された本を多数主有しているうえに著書も何冊か読んでおりますので
紹介する武将が何人もカブっていますが興
味のある武将が数人いたので購入しました
といっても値段は100円だったのでさほど迷いませんでしたが(笑)

鈴鹿の猛将・関信盛、断頭将軍・北畠満雅、分部光嘉、渡辺勘兵衛、九鬼嘉隆といままであまり知ることのなかった武将について楽しく読ませていただきました
一番興味をもったのが分部光嘉さんと藤野氏をはじめとする長野一族です
今回の伊勢遠征では時間の都合で長野氏の城館は家所城を訪れたのみですが分部という地名、長野城など地図で確認するたびに「いきて~っ」と心の中で叫んでました
そのうち訪れる機会があるでしょう
そのときはもう一度本を開き分部さんの項を読むことになるのでしょう

他にも藤堂高虎、蒲生氏郷、平清盛、筒井順慶、松永弾正、明智光秀、石田光成、源義経、足利尊氏、三好長慶、高山右近など多数収録

大型古書店のあきる野店で購入


 

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iseheisi.JPG伊勢平氏の系譜
横山高治
創元社
1985年3月
価格 1200円
167ページ


私は白旗・清和源氏好きなのですが今回、三重県を訪れるにあたり訪れてみたいと思っていたのが伊勢平氏発祥地である津市産品にある忠盛塚であります
この本を読んでその存在を知ったのですが塚の付近には居館もあったと考えれています
実際にこの場所には忠盛さんの産湯に使ったといわれる湧水?が残ります
大河ドラマの影響でしょう現地には平氏発祥地である旗がいくつも建てられております

本書は伊勢平氏はじまりから清和源氏に滅ぼされるまでを物語調に記すとともに伊勢に残る平氏伝承や史跡も紹介しており訪問意欲が湧く1冊であります

大型古書店・青梅店にて100円で購入

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kitabatakematusaka.JPG中世城館と北畠氏の動向
下村登良男
十楽選よむゼミNo.10
平成16年3月
価格400円
63ページ


松阪城を訪れた際に併設される資料館で購入した1冊です
タイトルを見た瞬間に購入を決め受付のお姉さんに注文です
松阪城を見学している際も所々でこの冊子を読んでました
松阪城の天守台から阿坂城を眺めながら読んでました
東京へ帰る際も高速のパーキングで休憩する度に読んでました
それほど面白い内容だったのです
戦国期に松阪市内に所在した北畠氏関連の城館についての考察や史料にでてくる城館をめぐる攻防の記述などなど
木造記、信長公記、勢州軍記、朝倉記や書状などから抜き出した大河内城阿坂城の攻防戦の様子を解説しています

紹介される城館
●大河内城(縄張り図付き)
●坂内城
●阿坂城(縄張り図付き)
●高城
●枳城
●岩内城
●奥野城
●立野城
●脇谷城
●神山城
●伊勢寺城
●岡野谷城


この他に家臣団の配置図や城の分布地図、北畠氏・木造氏の系図、年表なども収録され値段は400円です
とても良い買い物ができました~♪


 

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kitabatake.JPG北畠太平記
横山高治
創元社
昭和61年8月
価格1200円
219ページ


一昨日から昨日にかけて伊勢の城館を訪れてきました
この本は伊勢遠征のきっかけとなったものです
南北朝期に伊勢に拠点を構えた親房さんから戦国期に織田信長の謀略で滅ぼされるまでを物語調にまとめたもので楽しく読ませていただきました
織田軍を迎え撃った大河内城の攻防にもっとも惹かれました
この合戦では北畠勢が凄まじく奮戦し織田軍の戦意を削ぎ和睦となります
織田軍が落とせなかった大河内城は訪れたくなりました
城は思っていたほど遺構はなかったのですが攻防戦の記述を思い出しながら見学してたのでそれなりに楽しめました

北畠顕能、満雅、材親、具教など歴代当主や家臣の大宮氏、鳥屋尾氏、渡辺氏など伊勢北畠氏にも魅力的な武将がたくさんいたのですね
この本を読んではじめて知ったことが多くとても参考になりました

付録として北畠家臣帳が収録されています

八王子市堀ノ内の大型古書店で300円で購入

 

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