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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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innnai.jpg羽州雄勝郡内院内銀山
渡辺和男 翻刻
無明舎出版
1994年12月 発行
価格 1800円
186ページ


江戸期を通じて佐竹氏の財政を支え続けた院内銀山の初期の様子を記した
「院内銀山記」の翻刻本です
とはいえ原本のままでは読みづらくわかりにくいので筆者による解説と注記がつけられています
本書の内容を理解するために必要な鉱山用語集や院内銀山の年表がつけられているのも嬉しいです

私は城館探訪を趣味としておりますが中世の鉱山にも少なからず興味があります
とくに石見、佐渡に比肩するとまで称された院内銀山には機会があれば訪れたいと思っています
別に心霊スポットだから行きたいわけじゃありませんよ(笑)
鉱山跡にはこの手の話はつきものなんでしょうね
訪れる際に緊張感があってそれはそれで良いではありませんか


本書には誇張されて書かれた部分もあり銀山や周辺で起こった怪談・奇談なども収録されております
史料としての信頼性はイマイチかもしれませんが読み手としては面白く読ませていただきました

江戸初期、戦乱の世が終わり銀山には全国から多くの浪人が流れ着いてきました
その出自を記した覚書(巻三)は興味深いものでした
宇喜多旧臣の多さが目立ちます(坂崎旧臣含む)その数400人です(次に多いのは伊勢出身で180人)


越前・飯田の黒崎城主・黒崎晴宗の孫・茂左衛門
長年にわたり渡辺勘兵衛に仕え感状8通持参した平井源兵衛
猪苗代氏の一族と猪苗代宗基
加州・冨田越前守一族で冨田流の名人・冨田平右衛門
根来寺の衆徒であった大仙房

いろいろな人物が流れ着いたようでその経歴などを見るのも面白いです

大型古書店 八王子大和田店にて100円で購入しました
古書でなければめぐり合うことができない貴重な本を安値で入手でき大満足であります
 

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