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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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掛川城の挑戦


静岡新聞社

榛村純一・若林敦之 編・著

平成6年3月 発行

価格 1300円

239ページ

またまた掛川城本であります
来てください、見てくださいと私に呼びかけているのでしょうか
青梅市の大型古本屋にて200円で売られていたのでなんとなく買っちゃいました
中身はですね・・・
近世の掛川城についてはいろいろ書かれています
面白かったのは天守閣復興までのお話です
昭和の天守閣復興ブームに乗り遅れたこと、結果として時間はかかったものの木造復元天守を建てることができたのですね
天守が復元されるまでの市民の方々の努力、一人の富豪による4億円もの多額の寄付の話など城や歴史関連の話とはかけ離れますが面白かったです
木造で忠実に復元を試みるこだわりも伝わってきました
大変な苦労と労力のかかった掛川城天守閣、今度近くにいくことがあったら寄ってみます
少し興味が湧いてきました

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歴史手帖 1977年6月号

特集 駿河地方の武家社会




名著出版

1977年6月 発行

定価 250円

65ページ

先日、駿河に遠征して今川氏に深く関わる城館を見てきたんですが帰宅後に気づいたこと
実は今川氏に関する書物、資料が驚くほど家にないのです(笑)
そして後日、飯能市の古書店へ行った際に見つけたのがコレです
昔から欲しい、必要だと思った本が見つかるんですよね
しかも100円で購入と正月早々ついてるな~なんて思いました

内容ですが表紙をめくっていきなり「今川氏の駿河支配の特質」であります
ヘビ~だなとは思いましたがスラスラ読めましたね
他には「降将葛山氏元の末路の謎」「今川氏の国人領主富士氏の苦悩」「南北朝期の駿河の城」といった論考が収録されています
マニア心をくすぐる内容に思わずニヤリ
しっかり読ませていただきました
しかし歴史手帖ってスゴイ月刊誌だったんだな~
記憶違いかもしれないけど私が子供の頃は駅の売店で売られていたような気がします
この頃は今よりも郷土史に関心が高かったんですかね~
良い時代だったんですね

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掛川城のすべて





掛川市教育委員会社会教育課 編集

平成8年3月 発行

価格 不明

47ページ

先日、大型古本屋さんの八王子大和田店にて100円で入手しました
掛川城・・・過去何度も天守を眺めていますがいまだ登ったことはありません
 城内は1度だけ通過しましたので攻城のカウント済みであります(笑)
最後に訪れたのは昨年の11月です
サイトに掲載していないので行かないといけないな~と思いつつ掛川インターから帰京(笑)
私にとって天守というものは魅力が感じられないので無理してまで訪れなくてもなんて思ってしまうのです
どちらかといえば掛川古城に興味があります
本書には掛川古城も紹介していますがやっぱり面白そうです
掛川城の歴史を小和田先生が書いていますが気になることが書いてありました
古城が築かれて数年で掛川城が築かれたそうですがその理由が気になります
古城は立地が悪かったのか、手狭であったのか、要害ではなかったのか
縄張りした朝比奈氏にミスがあったのか・・・
これは今年の遠州遠征は掛川城と古城で決まりでしょうか
自分の目で確かめたくなりました
とはいえなんの結論は出ないのですが・・・(笑)

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伊豆水軍




永岡治 著

静岡新聞社

2008年3月 発行

価格 952円

206ページ

数年前に伊豆の水軍城をいくつか訪れたことがありました
本書はその帰りにたまたま立ち寄った裾野市の書店で購入しました
あまりにタイムリーすぎたので書店でニヤリとしてしまったのを記憶しています
私は海とは縁遠い山間部に近い場所で育ったせいもあり水軍には興味がありませんでした
しかし伊豆の長浜城や丸山城、獅子浜城を訪れてその構造を見ていくうちに水軍について少しだけ興味がわいてきたのかな~なんて帰り道を運転しながら思っていました
そこにこの本ですから「水軍について勉強してみたら」といわれた気になりましたよ
当然ながら帰宅してから夢中で読みました
水軍の成り立ちから戦国期の水軍領主の城、軍船や海上ルートについて、今川、武田水軍についてとページをめくる度に興味深い項目が出てくるんですよ
そのなかでも後北条氏に仕えた富永氏については特に楽しく面白く読ませていただきました
古代から戦国末期まで、伊豆水軍史ともいうべき内容はこれからも資料として役立たせていただくことになりそうです

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fukuoujikenngaku.JPG福王寺見学のしおり
風祭山福王寺住職 著
平成9年9月 3訂版
価格 50円
9ページ


先日訪れた磐田市の城ノ崎城下に建つ福王寺で購入したしおりです
見所の多い寺でして私は2度目の訪問となります
安倍晴明さん所縁の地で五芒星の社が境内にあります

さらに今川氏初代・範国さんの墓所もあります

そして城ノ崎城のものと伝わる石垣が門前の両脇にあるのです

なかなか見どころあるでしょう

その福王寺見学のしおりは上記以外にも見付の歴史を紹介しています
今川氏について、城ノ崎城について(縄張り図付き)、安倍晴明に関するエピソードや2箇所あった国府の場所や国分寺についてまで紹介されています
勉強になりました
これで50円とはなかなか良い買い物でした

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