城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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会津・仙道・海道地方の諸城の研究
沼館愛三
伊書書院
昭和55年11月 発行
価格 3800円
345ページ
私は長い間この本の使用方法を間違えていました
ガイド的な使用を目的として中身を確認せずに購入したのですがほとんど役に立ちませんでした(笑)
というのも本書は城郭の研究書であり昭和20年代に筆者が膨大な労力を費やして著したものです
書棚で永い眠りについていた本書はここ数年でようやく日の目を見ることになりました
それは私の城館に対する意識や求める史料、資料がレベルUPしたことが理由であります
いままでは私の城館探訪、調査レベルが低くこの本が難しすぎたのです(笑)
先日、会津を訪れましたが本書はただいま大活躍でございます(笑)
もっとも参考にしているのことは筆者が調査された昭和20年代における福島県の城館の状態や地形、防御力についての考察です
状態については現在と変わりない場所もありますがなかには跡形もなく消失してしまった城館もありますのでその記述は城館探訪をするうえでとても貴重であります
そして多くは現地でなければ見つけにくい史料を基に文章が書かれていることも嬉しいです
当時の様々な事情を考えるととても困難な作業であったと思われますが筆者は東北と静岡県の駿東・伊豆において城館の調査を行いその成果を我々に残してくださいました
福島県内の約280の城館が収録されています
古書を扱うサイトで1500円で購入しました
沼館愛三
伊書書院
昭和55年11月 発行
価格 3800円
345ページ
私は長い間この本の使用方法を間違えていました
ガイド的な使用を目的として中身を確認せずに購入したのですがほとんど役に立ちませんでした(笑)
というのも本書は城郭の研究書であり昭和20年代に筆者が膨大な労力を費やして著したものです
書棚で永い眠りについていた本書はここ数年でようやく日の目を見ることになりました
それは私の城館に対する意識や求める史料、資料がレベルUPしたことが理由であります
いままでは私の城館探訪、調査レベルが低くこの本が難しすぎたのです(笑)
先日、会津を訪れましたが本書はただいま大活躍でございます(笑)
もっとも参考にしているのことは筆者が調査された昭和20年代における福島県の城館の状態や地形、防御力についての考察です
状態については現在と変わりない場所もありますがなかには跡形もなく消失してしまった城館もありますのでその記述は城館探訪をするうえでとても貴重であります
そして多くは現地でなければ見つけにくい史料を基に文章が書かれていることも嬉しいです
当時の様々な事情を考えるととても困難な作業であったと思われますが筆者は東北と静岡県の駿東・伊豆において城館の調査を行いその成果を我々に残してくださいました
福島県内の約280の城館が収録されています
古書を扱うサイトで1500円で購入しました
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信州の城と古戦場
南原公平
令文社
平成9年5月
価格 1100円
310ページ
長野県の城館と古戦場を紹介する本で私にとってはたくさんの思い出の詰まった1冊であります
この本を入手した頃の私は長野県の城館に関する資料は一切所有していませんでした
本書と図書館で借りた城郭大系を持って伊那かえ諏訪にかけて出かけたのが長野県の城館探訪の始まりでした
そのときの私のプランは織田信忠の武田領侵攻をイメージしたものでした
岐阜県の岩村城を出発点として伊那~高遠~上原城までの旅でした
少ない情報をもとにたくさんの城館を訪れました
伊那市のある場所で車中泊した際にこの本で訪れた城館にまつわる話をじっくり読んだものです
本書は長野県の城館を中心に城をめぐる合戦を紹介したものです
64箇所以上の城館が収録されていますが一部で見取り図を掲載してはいますがほとんどの城館が文章と簡単なアクセスが掲載されているのみです
今考えると城郭大系と本書だけでの城館探訪はありえません(笑)
当時(2002年頃)は若くそして情熱にあふれていました(笑)
その後、現在に至るまで城館探訪のお供というわけにはいきませんが長野県に出陣した後は本書を読むことが習慣となっています
立川市の古本屋で550円で購入しました
現在、サイズが大きくなり再販されているので新書でも入手可能であります
南原公平
令文社
平成9年5月
価格 1100円
310ページ
長野県の城館と古戦場を紹介する本で私にとってはたくさんの思い出の詰まった1冊であります
この本を入手した頃の私は長野県の城館に関する資料は一切所有していませんでした
本書と図書館で借りた城郭大系を持って伊那かえ諏訪にかけて出かけたのが長野県の城館探訪の始まりでした
そのときの私のプランは織田信忠の武田領侵攻をイメージしたものでした
岐阜県の岩村城を出発点として伊那~高遠~上原城までの旅でした
少ない情報をもとにたくさんの城館を訪れました
伊那市のある場所で車中泊した際にこの本で訪れた城館にまつわる話をじっくり読んだものです
本書は長野県の城館を中心に城をめぐる合戦を紹介したものです
64箇所以上の城館が収録されていますが一部で見取り図を掲載してはいますがほとんどの城館が文章と簡単なアクセスが掲載されているのみです
今考えると城郭大系と本書だけでの城館探訪はありえません(笑)
当時(2002年頃)は若くそして情熱にあふれていました(笑)
その後、現在に至るまで城館探訪のお供というわけにはいきませんが長野県に出陣した後は本書を読むことが習慣となっています
立川市の古本屋で550円で購入しました
現在、サイズが大きくなり再販されているので新書でも入手可能であります
新田一族の戦国史
久保田順一
あかぎ出版
2005年4月 発行
価格 1800円
223ページ
久保田順一さんの新田一族シリーズです
戦国期の新田荘での新田氏について書かれた本です
というか新田氏というより岩松氏と由良氏について書かれた本なのです
とはいえ岩松氏についてとても興味があったので参考になりました
由良氏についても詳しく書かれていてその所領や城館についてはとても参考になりました
戦国期の新田荘は山内上杉氏、古河公方の勢力の境目にあたりその狭間に生きる岩松氏の興亡、
岩松氏を没落に追いやり戦国大名として東毛を駆け巡る由良氏とその武将達の活躍は新田義貞の時代とは違い新田荘とその周辺が舞台となるので訪れる側としては読み応え十分なのであります
太田・新田方面を訪れた後に必ずといっていいほど本書を読みその余韻に浸ったりもします
新田氏を愛する私としては手放すことのできない大切な1冊であります
三省堂書店で新書で購入しました
久保田順一
あかぎ出版
2005年4月 発行
価格 1800円
223ページ
久保田順一さんの新田一族シリーズです
戦国期の新田荘での新田氏について書かれた本です
というか新田氏というより岩松氏と由良氏について書かれた本なのです
とはいえ岩松氏についてとても興味があったので参考になりました
由良氏についても詳しく書かれていてその所領や城館についてはとても参考になりました
戦国期の新田荘は山内上杉氏、古河公方の勢力の境目にあたりその狭間に生きる岩松氏の興亡、
岩松氏を没落に追いやり戦国大名として東毛を駆け巡る由良氏とその武将達の活躍は新田義貞の時代とは違い新田荘とその周辺が舞台となるので訪れる側としては読み応え十分なのであります
太田・新田方面を訪れた後に必ずといっていいほど本書を読みその余韻に浸ったりもします
新田氏を愛する私としては手放すことのできない大切な1冊であります
三省堂書店で新書で購入しました
中山信吉
高萩市編集
平成13年3月 発行
価格1000円以下
72ページ
江戸初期、水戸藩の家老を務め水戸光圀を水戸藩主に推挙した人物として知られる中山信吉さんを紹介する冊子です
中山信吉さんは埼玉県飯能市に生まれたと思われます
その出自は武蔵七党のうち丹党末裔で父親は後北条氏に仕えていました
主家滅亡し父は八王子城で討ち死にますが信吉と兄・照守は德川家に仕えました
信吉は徳川家康にその才を認められ水戸藩主頼房の補佐として家老に命ぜられ1万5千石を賜ります
本書は中山氏の居城のあった高萩市が編集したもので信吉さんの出生地である関係でしょう
飯能市の郷土資料館で販売されていたものを購入しました
値段は覚えていませんが1000円はしなかったでしょう
マンガで信吉さんの生涯を紹介し、豊富な写真と図を掲載し中山氏関連の史跡も紹介しています
松岡城(高萩市)、中山氏館(飯能市)が図面付、水戸や江戸の屋敷も紹介されています
高萩市編集
平成13年3月 発行
価格1000円以下
72ページ
江戸初期、水戸藩の家老を務め水戸光圀を水戸藩主に推挙した人物として知られる中山信吉さんを紹介する冊子です
中山信吉さんは埼玉県飯能市に生まれたと思われます
その出自は武蔵七党のうち丹党末裔で父親は後北条氏に仕えていました
主家滅亡し父は八王子城で討ち死にますが信吉と兄・照守は德川家に仕えました
信吉は徳川家康にその才を認められ水戸藩主頼房の補佐として家老に命ぜられ1万5千石を賜ります
本書は中山氏の居城のあった高萩市が編集したもので信吉さんの出生地である関係でしょう
飯能市の郷土資料館で販売されていたものを購入しました
値段は覚えていませんが1000円はしなかったでしょう
マンガで信吉さんの生涯を紹介し、豊富な写真と図を掲載し中山氏関連の史跡も紹介しています
松岡城(高萩市)、中山氏館(飯能市)が図面付、水戸や江戸の屋敷も紹介されています
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