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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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oninosiro.JPG古代山城・鬼ノ城を歩く
村上幸雄・葛原克人
吉備人選書
2002年9月 発行
価格 1260円
186ページ


私は現在夏休み中なのですが長期休みになるとまず頭に浮かぶのがこの「鬼ノ城」です
行きたい、行きたいと日々念じておりますが家庭の都合、経済的な理由等でなかなか実現しません

古代山城というとやっぱりロマンを感じますね
山頂に聳え立つ石垣の写真に魅せられて何十年・・・・小遣いを貯めようかな

本書は鬼ノ城のガイドブックですが構造や歴史的背景、縄張り、他の古代山城についても解説されていてとても役立ちそうな1冊です
豊富な写真から見所がたくさんで見学にどのくらいかかるのか?など現実的な考えも浮かんできます
実はこの本をまだちゃんと読んでいなかったりします
前述したとおり行きたいけど行けない城なので今はまだ読めないのです
行きたくなってしまうので(笑)
いつか鬼ノ城行きが決まった時にでも新幹線の中でじっくり読んでテンションを高めたいと思っています

立川市の古本屋にて500円で購入

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yosisada.JPG新田義貞
峰岸純夫
吉川弘文館
2005年5月
価格 1700円
213ページ


吉川弘文館の人物叢書です
新田義貞さんは昔からなんとなく好きでした
それは母の友人が尾島町に住んでおり小さな頃から新田関連の史跡などを見てきた影響からだと思います
それが決定的に好きになったのはこの本を読んでからです
それまでのイメージは気のいい田舎武者、単純明快、猪突猛進といったものでした
本書での解説を読みちょっとだけイメージが変わりました(笑)
義貞さんの生涯を解説しつつ新田荘の経営、義貞に従った武士や地侍や所領、各地で行われた合戦についてなどなどたくさん参考になりました
本書を読んでから飽きるほど何度も訪れた新田荘に行くことがさらに楽しくなりました
一族、郎党の屋敷地を見学し遺構がなくても満足感が得られるほどです(笑)

新田義貞さんファンの方、一度は本書を読んでみてくださませ
義貞さんが今以上に好きになるはずです(笑)

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sekido.jpg関戸合戦
パルテノン多摩
2007年3月 発行
価格1000円
78ページ


パルテノン多摩歴史ミュージアム(多摩市)で行われた特別展「関戸合戦」のパンフです
企画展は訪れていませんが多摩郷土史フェスタで購入しました
都内で中世史特別展が行われること自体珍しくこのような読みごたえあるパンフがつくられることも稀です
しかも見やすくセンスのあるレイアウトで図、史料の数など充実しています

中世において関戸は多摩川の渡河地点を抑える上道(鎌倉道)の要衝で関が置かれていたそうです
新田義貞さんも鎌倉攻めの際にここで幕府軍とぶつかります
その後も関戸では何度も戦があり室町期には要害(城)も築かれました
中世の伝承も多く、中世城館跡もいくつかあり私にはとても興味のある場所となりました
都内では貴重な歩いて中世を学べる場所がうちから比較的近いところにあるのは嬉しいものです
聖蹟桜ヶ丘なんてオシャレな名前がついた場所ですが私はこの本を片手に地味な散策を継続して行います(笑)

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kamakura2.JPG鎌倉
渡辺保
至文堂 日本歴史新書
昭和37年1月
価格 350円
217ページ


鎌倉幕府成立以前から鎌倉幕府滅亡までの歴史と史跡を紹介した書です
鎌倉について書かれた書はたくさんありますが幕府が開かれる前について書かれた本は湯山学さんの本以外ではあまり見かけません
この本は私の望んでいた頼義さん、義家さん、義朝さん時代の鎌倉について知ることができました
わずか数ページではありますがこれはありがたいです
もちろんこれだけが購入動機ではありません
本書では鎌倉の史跡も紹介していますがこれがマニアックなんです

吾妻鏡など史料の記述から名の通った御家人の屋敷地や武将の屋敷地を抜出て紹介しています
誰々の屋敷はアソコでココは誰々の屋敷だったけど後に違う人の屋敷になりましたなんて目の眩むような大変な作業をされた末にまとめたものなのでしょう(場所の記述はありません)
皆様、少弐景頼、工藤行光、村上義国、小早川茂平、加治、阿野など諸氏の宅に興味ありますか~
私あります(笑)

私も吾妻鏡(岩波文庫版)をもっていますが決して真似できないです
というか読み解くのさえ苦労しているので論外ですな(笑)

そういえば辻堂に住んでいる頃、暇さえあれば鎌倉の史跡巡りをしていましたが納得できないことがありました
それは千葉常胤さんの屋敷跡に石碑がないことです
ガイドブックなどにも記載されているので訪れた方はいるはずです
そして???どこ?と感じたはずです

他にも墓所、寺院、神社、寺院跡、井戸、橋など紹介していますがこれもマニアックですわ~

私にとってかなり大切な本であります

国分寺駅前の古書店で350円(定価の同じ値段)にて購入

 

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kururi.JPG久留里城誌
久留里城再建協力会
平成12年7月 第3版
価格 1500円くらい
255ページ


夏、暑くなると房総半島に行きたくなります
もちろん私の場合は海ではなく城館へです(笑)
何故だろう?理由は特にないのです
数年前、久留里城を訪れたときも暑い日でした
汗だくで駐車場から舗装された道を登りました
セミの鳴き声を聞きながら城下眺めたりしました
城下の湧水井戸もその形状が独特で印象に残っています
でも肝心の遺構ですが・・・あまり見ていないような
というかそのときは古城(上の城)の存在を知らなかったのです
そのうち冬にでも再訪しようなんて考えていましたが夏にならないと久留里城について思い出さなかったりして(笑)

本書は資料館で購入しましたが1500円くらいだったと思います
値段が高いな~と購入を迷った記憶があります
将来、房総の城館探訪に役立つと考えて購入しましたが未だその役割を果たしていません(笑)

近世・久留里城の記述が多いのですが武田氏時代・里見氏時代にわけて中世・久留里城もしっかり解説されています
城の遺構についての解説や近隣の城(大戸城、千本城、亀山城、荏柄城、三本松陣屋)も紹介されています
城の略図も掲載されていますがこちらは見難くてあまり参考になりません

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