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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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見て学ぶ!地図で知る宇都宮の歴史その1



とびやま歴史体験館第23回企画展

宇都宮市教育委員会

平成29年2月 発行

価格 100円

14ページ



先日訪れたとびやま歴史体験館にて購入しました
宇都宮市の歴史を地図で見ると題された企画展のパンフです
旧石器時代から中世末期までを図説します
各時代の発掘された遺跡からその時代について解説
中世は城館の所在地と市内を通る古道について解説されています
古道については参考になりました
タツ街道の存在は現在気になっているので市内のどのあたりを通過していた
知ることができました

宇都宮市には多くの城館が存在しましたが図説の地形図でみるとその立地に納得です

宇都宮はウチから中途半端に遠くなかなか訪れることができないのですが
こういうの見ちゃうと頻繁に通いたくなりますわ
市内の城館もいくつも訪れていないし行くときはこのパンフを参考にしますわ(`・ω・´)ゞ

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百人一首ゆかりの宇都宮頼綱とその時代





とびやま歴史体験館第19回企画展

宇都宮市教育委員会

平成26年9月 発行

価格 100円

14ページ




先日、久々に訪れた飛山城に併設するとびやま歴史体験館で購入してきました
栃木の城シリーズ10とされていますが鎌倉初期、宇都宮氏の重要人物である頼綱さんについての企画展が行われたようです

謀反の疑いで出家したことは知っていましたがその後の頼綱さんについて初めて知りました
京都で蓮生と称して法然さんに弟子になったり藤原定家に和歌の指導を仰いだりと文人として生活を送りました

御家人として幕府に仕え子や孫が重職につく基盤もつくりあげました

私にとっては魅力的な人物ではありませんが宇都宮氏を語るには欠かせない人物であります
なのでこのような形でその人生を知ることができたのは収穫であります(`・ω・´)ゞ

鎌倉期の宇都宮城について堀やかわらけが出土しています
一辺180m規模の方形館と考えられています

那須・神田城や長沼城の発掘で鎌倉期に繋がる成果も報告されています

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会津学Vol.7

~特集 災害の記憶~





会津学研究会

奥会津書房 

2015年3月 発行

価格 1543円

253ページ



しばらくご無沙汰していました
久しぶりの更新は『会津学』という嬉しいネーミングの本です

残念ながら私が手にしているVol.7で終刊してしまったそうです

収録されている『奥会津の中世/柳内壽彦』に興味を持ちました
私の好きな会津の中世をタイトルとしているので目に留まった瞬間ページをめくりますwww

この手の季刊誌に収録されているのは内容もボリュームも足りないというのがお約束なんですが
コレは違いました\(^o^)/

なんと奥会津大学教養コース資料とのことです
史料を引用して本格的な解説、恐れ入りましたm(__)m

長沼宗政と南山からはじまり中世前期、後期、南山七郷の歴史などなど
史料も葦名氏や葦名家臣、佐竹氏、伊達氏などが長沼氏、山内氏など在地土豪にに充てたものを掲載して解説

南会津の板碑についても解説あります
中世を語るには板碑は欠かせないアイテムですわね('ω')ノ

信仰と巡礼についても解説

深い深すぎる~
スゴイ資料ですわ29ページにわたる貴重な情報と図説最高~‼
これを入手できたことはラッキーです
しかも千葉県船橋市で^^
大型古本チェーン店で250円で購入――(゚∀゚)――!!

2015年の夏に訪れて以来ご無沙汰しているのでそろそろ行こうかな
そんな気分にさせてくれる資料です

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佐野の城館跡

~唐沢山城とその支城~





佐野市郷土博物館

平成29年10月 発行

価格 1000円

63ページ



先日訪れた佐野市郷土博物館で開催された企画展「佐野の城館跡」のパンフです
なかなか面白い企画展でした
数年ぶりに佐野市内の城館に目を向けるきっかけとなりました
市内には70箇所を越える城館跡が存在していたと考えられます
その全てを訪れることは無理があります
でも立地や経緯に興味を持つ場所が多々あるのでコツコツと訪れようと思ってます
ラーメンも美味いですしねww

唐澤山城をはじめその支城や旧・田沼町、葛生町に存在する遺構状態の良い城館が紹介されています

大網山城やアド山城、正光寺城、須花城などなど
14世紀から年代ごとに城館の解説がされています
発掘調査された城館跡や推定地についても紹介されてます

佐野市域の城館を楽しもうと考えている方におススメです
佐野市史、田沼町史では主要の城館に図面が掲載されていますので
深く興味を持った方は其方も参考にすると良いでしょう

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伊達政宗の戦闘部隊
戦う百姓たちの合戦史



中田正光

洋泉社 歴史新書

2013年2月 発行

価格 900円

221ページ



城郭研究家・中田正光さんの著書です
子供の頃から慣れ親しんだ偉大なる方であります

今年は伊達家を強く意識した城館探訪をしています
相馬氏との戦い、伊達出自の地と福島県を中心にいろいろ城館を見てまわりました

随分前に購入したのですがあまり読んでませんでした
タイトルに魅力を感じなかったのです^^
中田さんの書ということで購入したというのが正直なところです^^

 
新地城や駒ヶ嶺城について解説されている事や伊達氏や家臣団、
下級武士について丁寧に解説していることが今になって役立ちました
本書で紹介されている城館や場所を実際に訪れることで真剣に読みはじめました

とにかく丁寧な解説でわかりやすい理解を深めやすい良い書であります
現地調査で得た情報と史料から解説に必要な部分を随所に掲載しています
周辺の地形を重視した図に縄張り図を描き掲載しています
縄張りは見にくいですが立地を理解するにはこの位が良いのかもしれません

いろいろ考察されていますが??となる部分も少なからずあります
これは私との考え方や城に対する見方の違いからくるのでしょうか

新地城と駒ヶ嶺城はよく似た造りで双子城というべき
ということを語られてますが私には???でしたww
立地や構造は似ているとは思えませんでしたよww

伊達氏の城館に興味のある方、伊達政宗の戦いに興味のある方におススメです
古書で安価で売られているのも魅力です^^

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