城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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永享記・永享後記・湘山星移集
関東史料研究会
リプリントシリーズ3
発行年不明
価格不明
50ページ
関東室町記の鎌倉公方、関東管領上杉氏の争いを中心とした戦乱を記した書です
以前から欲しいと思っていましたが高価なものなので手が出せずにいました
先日、行きつけの飯能市の古書店で発見し購入しましたが150円で売られていました
この小冊子には永享記、永享後記のほかに上杉禅秀の乱を記した湘山星移集まで収録されております
涙が出るほど嬉しいっす(笑)
でも何故か湘山星移集だけ漢文なんですね
明治30年代に発行された史料のリプリントされたものなので仕方ないのですが読み解くのに物凄く時間がかかります
私は関東の城館を中心に訪れているのでこういった史料は自然と欲しくなるのですね
しかし、関東の戦国初期ってとても複雑だと思いませんか?
私は理解するのに10年以上かかりましたよ(いまだ理解しきれていないかも・・・)
関東史料研究会
リプリントシリーズ3
発行年不明
価格不明
50ページ
関東室町記の鎌倉公方、関東管領上杉氏の争いを中心とした戦乱を記した書です
以前から欲しいと思っていましたが高価なものなので手が出せずにいました
先日、行きつけの飯能市の古書店で発見し購入しましたが150円で売られていました
この小冊子には永享記、永享後記のほかに上杉禅秀の乱を記した湘山星移集まで収録されております
涙が出るほど嬉しいっす(笑)
でも何故か湘山星移集だけ漢文なんですね
明治30年代に発行された史料のリプリントされたものなので仕方ないのですが読み解くのに物凄く時間がかかります
私は関東の城館を中心に訪れているのでこういった史料は自然と欲しくなるのですね
しかし、関東の戦国初期ってとても複雑だと思いませんか?
私は理解するのに10年以上かかりましたよ(いまだ理解しきれていないかも・・・)
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菊池一族の興亡
荒木栄司
熊本出版文化会館 発行
亜紀書房 発売
2004年12月 第六刷
(初版1988年4月)
価格1500円
199ページ
私の大好きな菊池一族について書かれた書籍です
菊池氏のおこり~滅亡までの歴史と主な当主と一族についてかかれています
私としては菊池氏といえば武房さん、武時さん、武重さん武光さん、武朝さんが好きなのですが
残念ながら彼らについてはあまり詳しくかかれておりません
戦国期の菊池氏については知らないことも多かったのでそちらのほうでは大満足なのですが・・・
系図、年表、資料が付録扱いで掲載されております
史料では「菊池武朝申し状」と呼ばれる武朝が吉野の朝廷に呈出した訴状や
「寄合衆内談の事」「天罰起請文の事」など南北朝期は菊池氏を学ぶ史料として勉強させていただきました
物足りなさを感じますが菊池氏を扱った貴重な書籍なので大切にしております
熊本市内の書店で購入
荒木栄司
熊本出版文化会館 発行
亜紀書房 発売
2004年12月 第六刷
(初版1988年4月)
価格1500円
199ページ
私の大好きな菊池一族について書かれた書籍です
菊池氏のおこり~滅亡までの歴史と主な当主と一族についてかかれています
私としては菊池氏といえば武房さん、武時さん、武重さん武光さん、武朝さんが好きなのですが
残念ながら彼らについてはあまり詳しくかかれておりません
戦国期の菊池氏については知らないことも多かったのでそちらのほうでは大満足なのですが・・・
系図、年表、資料が付録扱いで掲載されております
史料では「菊池武朝申し状」と呼ばれる武朝が吉野の朝廷に呈出した訴状や
「寄合衆内談の事」「天罰起請文の事」など南北朝期は菊池氏を学ぶ史料として勉強させていただきました
物足りなさを感じますが菊池氏を扱った貴重な書籍なので大切にしております
熊本市内の書店で購入
人あり熊本城ものがたり
勇知之
もぐら書房
平成18年1月 発行
価格 1050円
95ページ
国内外から多くの観光客で賑わう熊本城、とても良い城ですね
近世城郭で一番好きかも知れません
本書はサブタイトルに「判り易くて、おもしろくて、ためになる」とかかれていますが
そのとおりの内容でした
とくに井戸掘り職人をつかい地盤や地質のボーリング調査をした話など参考になりました
熊本城の縄張りや構造云々の解説本ではなく城にかかわった人の紹介であります
隈本城時代の鹿子木寂心さんからはじまり加藤清正さん、細川忠利さん、谷千城さんや宮本武蔵さん、飯田覚兵衛さん、森本儀太夫さんなど城に関係する魅力的な人物について紹介しています
ガイドブックとしての使用は難しいと思いますが城を訪れた後に読むとかなり楽しめるのではないでしょうか
城内の売店で購入しました
勇知之
もぐら書房
平成18年1月 発行
価格 1050円
95ページ
国内外から多くの観光客で賑わう熊本城、とても良い城ですね
近世城郭で一番好きかも知れません
本書はサブタイトルに「判り易くて、おもしろくて、ためになる」とかかれていますが
そのとおりの内容でした
とくに井戸掘り職人をつかい地盤や地質のボーリング調査をした話など参考になりました
熊本城の縄張りや構造云々の解説本ではなく城にかかわった人の紹介であります
隈本城時代の鹿子木寂心さんからはじまり加藤清正さん、細川忠利さん、谷千城さんや宮本武蔵さん、飯田覚兵衛さん、森本儀太夫さんなど城に関係する魅力的な人物について紹介しています
ガイドブックとしての使用は難しいと思いますが城を訪れた後に読むとかなり楽しめるのではないでしょうか
城内の売店で購入しました
楠木正成と悪党
~南北朝時代を読みなおす~
海津一朗
ちくま新書
1999年1月 出版
価格660円
222ページ
題名は「楠木正成と悪党」となっていますが内容は筆者が携わってきた自治体史や歴史本に執筆した原稿を南北朝期を中心にまとめたものです
題名にひかれて何気なく手に取りページをめくると関東南北朝期の歴史について書かれているではありませんか~
~地域の中の北朝、南朝~
新田四天王の故郷(長浜一族)
~高師直の源流~
安保直実
薬師寺公義
武蔵国一揆のばさら大将(河越直重)
この他に高坂氏や畠山国清などについての記述あり
とても参考になりました
上記の内容は筆者が携わった「北区史」、「上里町史」などに掲載された内容であります
タイトルにもなる人物、大好きな楠木正成さんについての論考は私の求めていたものとは違う内容で少しがっかりしました(笑)
私の基礎資料というか参考にさせていただき影響を受けた1冊であります
※国境河川地域の領主達(烏川の両岸、武州児玉荘、上州玉村御厨)
一時期は三冊も所有しておりました(現在は保存用と参考用の2つを所有)
古書でなければ手に入らないと思われますがよく古書店で見かけます
~南北朝時代を読みなおす~
海津一朗
ちくま新書
1999年1月 出版
価格660円
222ページ
題名は「楠木正成と悪党」となっていますが内容は筆者が携わってきた自治体史や歴史本に執筆した原稿を南北朝期を中心にまとめたものです
題名にひかれて何気なく手に取りページをめくると関東南北朝期の歴史について書かれているではありませんか~
~地域の中の北朝、南朝~
新田四天王の故郷(長浜一族)
~高師直の源流~
安保直実
薬師寺公義
武蔵国一揆のばさら大将(河越直重)
この他に高坂氏や畠山国清などについての記述あり
とても参考になりました
上記の内容は筆者が携わった「北区史」、「上里町史」などに掲載された内容であります
タイトルにもなる人物、大好きな楠木正成さんについての論考は私の求めていたものとは違う内容で少しがっかりしました(笑)
私の基礎資料というか参考にさせていただき影響を受けた1冊であります
※国境河川地域の領主達(烏川の両岸、武州児玉荘、上州玉村御厨)
一時期は三冊も所有しておりました(現在は保存用と参考用の2つを所有)
古書でなければ手に入らないと思われますがよく古書店で見かけます
曽我物語
村松定孝 訳
ポプラ社
昭和41年3月 初版
価格 800円
254ページ
ポプラ社さんが発行した児童向け古典文学全集15「曽我物語」です
中学1年生のときに親に買ってもらいました
ちょうど家族旅行で箱根に行った際に兄弟の墓と伝わる五輪塔を見た後で興味があったのです
しかし、兄弟が親の仇討ちをするという内容が当時の私の心に響きませんでした
感想としては北条時政さんって良い人だな~と思った程度でした(笑)
後に時政さんは極悪人であると知った時はショックだった~
今年の4月に曽我兄弟縁の館を尋ねた後に久しぶりに読んでみましたがなかなか面白い物語でした
低年齢層向けの内容なので1時間もあれば読めてしまうでしょう
兄の十郎よりも弟の五郎に魅力を感じましたね
いつの時代も兄よりも弟は自由奔放なのですね(私は長男です)
村松定孝 訳
ポプラ社
昭和41年3月 初版
価格 800円
254ページ
ポプラ社さんが発行した児童向け古典文学全集15「曽我物語」です
中学1年生のときに親に買ってもらいました
ちょうど家族旅行で箱根に行った際に兄弟の墓と伝わる五輪塔を見た後で興味があったのです
しかし、兄弟が親の仇討ちをするという内容が当時の私の心に響きませんでした
感想としては北条時政さんって良い人だな~と思った程度でした(笑)
後に時政さんは極悪人であると知った時はショックだった~
今年の4月に曽我兄弟縁の館を尋ねた後に久しぶりに読んでみましたがなかなか面白い物語でした
低年齢層向けの内容なので1時間もあれば読めてしまうでしょう
兄の十郎よりも弟の五郎に魅力を感じましたね
いつの時代も兄よりも弟は自由奔放なのですね(私は長男です)
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