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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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titibukonnminntou.jpg秩父困民党ガイドブック
東日本旅客鉄道労働組合 発行
2004年10月改訂版
無料配布
80ページ

秩父困民党について興味を持ったのはこのガイドブックを手に入れてからかなり時間が経ってからです
暇つぶしに本棚に眠っていたこの本をなんとなく読んでみましたがなかなか面白かったです
秩父事件についてある程度知ることができました
この事件について語ることはしませんが困民党幹部の考え方に少なからず共感をおぼえました

このガイドブックは映画「草の乱」のエキストラさんにも配布されたものとのことです
私は城めぐりで旧・吉田町を訪れた際に入手しました

事件に関連する秩父そして群馬県の神流川流域や長野県の南佐久郡には城めぐりでよく訪れますが
秩父事件に関わりのある場所も通りかかることがあります
いままでは寄ることがなかった縁の地ですがこれからは近くを通りかかったらこの本を片手に訪れてみようと思います

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dazaifu.jpg大宰府戦国史
吉永正春
海鳥社
1993年6月新装版
1600円
297ページ

北九州における戦国史研究の第一人者・吉永正春さんの著書です
室町期から戦国末期までの大宰府・博多を中心とする地域の戦乱について書かれた本です
戦国期の大宰府と聞いてもあまりピンときませんね
九州を統括する機能を有していたのは平安末期までで鎌倉幕府が開かれてからは博多に出先機関が設けられて機能のほとんどが移転していたのでしょう
それでも少弐氏は大宰府に拠点を置き北九州に大きな力を持ちました
南北朝期には南朝方により西征府が置かれます

戦国末期、岩屋城で島津軍を迎え撃つ大友氏家臣・高橋紹雲について
戦国期に滅亡(自滅)してしまう少弐氏について詳しく書かれています

個人的に少弐氏について興味があったのでとても勉強になりましたが吉永さんの他の著書から転載された文章が目立ちます
「筑後戦国史」「筑前戦国史」などをお持ちの方はあえて購入しなくてもいいかもしれません

八王子市の大型古書チェーン店のタイムセールで850円のところ500円にて購入しました

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aiduodayama.jpg小田山麓を歩く
小田山麓の歴史を訪ねる会
歴史春秋社
歴春ブックレット21
1999年4月
63ページ
定価500円

小田山とその山麓は会津若松市内でも中世から近世にかけての史跡が多いことでも知られています

葦名氏の歴代廟所、戊辰戦争時の砲陣跡、河井継之助さんの遺骨埋葬地、会津藩の家老・田中玄宰(はるゆき)さんの墓などなど見所がたくさんあります
そして小田山は中世城郭でもあるのです
城は山の山頂を中心に広範囲に遺構が確認されています
私は小田山を過去2度ほど訪れていますが山頂の主郭までしか見学しておりません

本書は小田山の史跡や自然を解説するガイドブックであります
(小田山と山麓案内図付き)
この本を読むことによって小田山について深く知ることができより一層興味が湧きました
次に会津を訪れる際にはこの本を片手に小田山を登り、前回以上に多くの史跡を訪れたいと思っています
会津若松市内の書店であれば簡単に入手できると思います

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nagasinokassenyobanasi.jpg長篠合戦余話
~長篠戦史資料編その5~
長篠城址史跡保存館編集
平成5年2月八版発行
定価 不明
117ページ

本書は長篠合戦余話の題名通りに長篠合戦やその周辺、合戦前後に関する伝承や逸話をまとめたものです
既に諸書に掲載されたものに埋もれていた話をくわえたものとのことですがはじめて知る話が多く掲載されていました

加藤清正の初陣は長篠合戦とか山県昌景の首級について、武田勝頼の身代わりとなり討死した笠井肥後守などは真剣に読ませていただきました

野田合戦や長篠城と奥平氏に関する伝承や逸話も掲載されています

野田城に建てられている城址碑の台石はかつて菅沼定盛が馬に乗る際に用いたもので台がなければ馬に乗れないほど背が低かったと伝わるそうです

過去2度ほど古戦場や新城市の城館を訪れたことがあり、ある程度の知識や土地勘があるのでより楽しく読めたのではないかと思います

八王子市の大型古書店で250円で購入しました

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ooutisi.jpg大内氏の興亡
~西海の守護大名~
古川薫
創元社
昭和49年5月
定価480円
184ページ

西国を代表する大名・大内氏の歴史とその盛衰を史跡とともにわかりやすく紹介した本です
とても読みやすい文章で通勤帰宅時に電車内で読んでいましたが4日ほどで読みきりました

もともと大内氏については明徳の乱で足利義満の要請で上洛し大活躍した義弘に興味がありました
後に応永の乱で将軍・義満と戦い、堺で華々しく討死しますが彼の生き方が好きです

本書を読んではじめて知った南北朝期に宗家を凌ぐ勢力を持ち北朝に周防守護を任命された大内一族の鷲頭長弘さんについて

大内義弘の弟で兄の意志を告ぐ大内盛見さんについて

義弘の子・持世と持盛兄弟の家督争いについて

足利義稙を擁して上洛し将軍に据え幕府の実権握り大内氏に最大の繁栄をもたらした義興さんについてなど
とても楽しく読ませていただきました

南北朝期まで大内氏と張り合い滅ぼされた長門の豪族・厚東氏について紹介されているのもありがたいです

大内氏滅亡時の悲しい逸話、大友氏から迎えられた義長を偽主と呼び大内当主として認められていないことなどもはじめて知ったことでした

八王子市の古本チェーン店で250円で購入しました
お得で嬉しい掘り出し物でありました

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