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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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totiginosiro.jpg栃木の城~増補改訂~
下野新聞社
平成7年7月発行
定価2000円
565ページ

栃木の城館を紹介する本は貴重といえるのではないでしょうか
とはいうものの城めぐりのガイドとして使用するには問題があります
縄張り図なし、地図がアバウトすぎて場所の特定ができない、本が重たすぎて携帯するのは厳しいなどなど
私はこの本は城郭ガイドとしてではなく、地元に伝わる伝承がたくさん載せられていることに価値があると思っています
城郭の専門書や市町村史では紹介されないような話がたくさん掲載されています
伝承を取るに足らない話と無視せずになぜそのような伝承が生まれたのか?
そのことについて考えてみるのも城を訪れた跡の楽しみであります
そういった意味で私にとっては大事な1冊となっております
本書では県内の城館120箇所以上を紹介しています

2004年春、小山市内の大型古書店にて1000円で購入しました

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kanekojyuurou.jpg新金子十郎家忠物語
新金子十郎家忠物語刊行会
平成5年10月発行
定価1500円くらいだったと思います
387ページ

平安末期、埼玉県入間市辺りを拠点とした武蔵七党の村山党に属する金子氏の当主・十郎家忠について書かれた本であります
私の住んでいる場所から近いということもあり家忠さんに関連する史跡や伝承に興味を持って調べるうちにお気に入りの人物になりました
家忠さんについては『保元物語』の初陣から『平治物語』、『平家物語』などでもその活躍を知ることができます

金子家忠の生涯と伝承、その末裔(多賀谷氏を含めた)について、史跡(主に城跡)がこの1冊にまとめられています
『関東百城』という城本の作者・大多和晃紀さんも本書に原稿を執筆されています



四国・伊予国に移住した一族についても多くの誌面を割き紹介しております
伊予金子氏は現在の愛媛県新居浜市の金子城を拠点として繁栄します
戦国期には長曽我部氏に臣従し豊臣秀吉の四国討伐の際に滅びてしまいます
最後の当主・金子備後守元宅はなかなか魅力的な武将であったようですがこの話はまた別の本の紹介の時にすることにしましょう

金子家忠以後の金子氏は武蔵各地に住み着き土豪となり、金子氏の城と伝わる場所が多々あり本書でも紹介しております
篠原城(横浜市)
杉山城(嵐山町)
大成館(さいたま市)
深大寺城(調布市)などなど

入間市の博物館にて購入しました
博物館では金子家忠を主人公にした映像がシアターで上映されていましたが現在でも上映されているのでしょうか?
私が訪れたときは客が自分のみで貸切状態でしたが(笑)

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hiraijyou.jpg上州路~よみがえる平井城~
NO.384
あさを社 発行
2006年5月号
定価700円

惜しまれつつ廃刊になってしまった月刊郷土文化誌『上州路』で山内上杉氏の居城・平井城を特集したときのものです
いくら郷土誌であっても山内上杉氏と平井城について雑誌で特集されるなんて凄いことでじゃないですか?
そう思ってたまたま立ち寄った藤岡市の書店で中身も見ずに即購入しました

平井城と上杉氏の盛衰
平井城が築かれた経緯から初代城主といわれる上杉憲実から房顕、顕定ついて、古河公方との抗争、長尾景春の乱、扇谷上杉氏との抗争、越後の乱、上杉憲房、顕実の家督争いを経て衰退し、後北条氏に上州を追われるまでかかれております

平井城上杉管領絵巻
藤岡市で行われている祭りの話です

平井城『藤岡市と観光振興』座談会

内容はこんな感じです(笑)
私的にはちょっと物足りない内容でしたがこれはこれで楽しく読ませていただきました
藤岡市の平井城に対する取り組みには驚かされました
 

http://www.geocities.jp/sisin9monryu/gunma.fujioka.html

『城逢人』で平井城、平井金山城を含め藤岡市の城館を紹介するページです

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nagasinonotatakai.jpg長篠の戦い
二木謙一 著
学研
1989年1月発行
定価1200円
221ページ

学研さんの歴史群像シリーズ合戦ドキュメント1『長篠の戦い』です
私が十代の頃に発売されたものですが歴史群像に掲載されている鳥瞰図、俯瞰図などのイラストが大好きでよく購入していました

長篠の戦いをドキュメント形式で豊富なイラスト、地図、写真を使用して書かれています
はじめて古戦場を訪れた十数年前の夏、本書を片手に各陣地を汗をかきながら歩いて回りました
現在ではめったに見る機会がなくなりましたがその劇画タッチの表紙を見るたびに当時のことを思い出し懐かしい気分になります

十数年前に某大型古本屋にて250円で購入しました

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katusika.jpg年表・葛飾の歴史(古代・中世)
かつしかブックレット7
葛飾区郷土と天文の博物館
1997年3月発刊
定価不明
92ページ

毎年といっていいほど中世の企画展を行っている葛飾区郷土と天文の博物館で発行した
葛飾の歴史年表です
年表といっても中世の葛飾についての解説が詳しく書かれています
葛西氏と葛西御厨について
太田道灌と大石石見守について
戦国期、葛西城と葛西をめぐる攻防など

年表は吾妻鏡、永享記、梅松論などの史料や多く古文書から葛飾に関係する記述を抜き出して作成されたものです
かなり細かくまとめられており参考になります

巻末の用語集も使えます
たとえば、奥大道とは、奥州総奉行とは、堀越公方とはといったことから
地名、寺院、郷名についてまで年表に記載されていることがしっかり解説されています


飯能市の古書店で購入しました
値札が付いていなかったので店主に聞いてみると『250円』と即答でした
私が得したと思ってニヤッとすると店主は 安くしすぎたかなという渋い表情をしました(笑)
こういうやり取りも古書店ならではですね
私としては値段も本の内容にも大満足です

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