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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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怖い地名幸せを呼ぶ地名





青柳正樹

KKベストセラーズワニ文庫

価格 657円

238ページ

タイトルから察することができる方、あなたは立派な地名マニアです

怖い地名、それは水害地名、土砂災害の起きる可能性のある地名です
過去にそのような災害があったり、起こりやすい場所だったりした名残が地名として残されているのです
大抵の場合は判別できるようになりましたがこのような地名に関しての興味は尽きないもので
あると買っちゃうんです
地方や人によって解釈が違ったりしてそれもまた番強になったりするんです

中世を求めて旅をして城館跡を訪れることが私の趣味ですが地名との関わりは深いのです
だから地名に関しては日々勉強です

一般向けの本で読みやすく、興味をひきやすく書かれていますが関東近郊を中心に様々な地名の考察が書かれています
古地図がたくさん掲載されていて地形をチェックして土地の前史を確認するといった内容も面白いです

文庫本なので持ち運びに便利で通勤や帰宅途中の電車内で読んだり社内で休憩時間に読んだりしました
暇つぶし的要素の強い書ですが得るものがありましたよ

地名の意味を知ることでその場所への興味が湧いて訪れる計画をたてたりといろいろ役立つものです^^

タイトルに幸せを呼ぶ地名とありますがコチラは読んでません
何故なら興味がないので^^
古い地名少なく近年とってつけたかのような地名が多いような気がします
それだけで興味が削がれてしまうのです

青梅市の大型古書店で100円で購入しました

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坂東三十三所観音巡礼




坂東札所霊場会 編
朱鷺書房1987年4月 初版
1997年2月 第十七版
価格 1000円
197ページ



坂東三十三札所のガイドブックであります
西国の札所に倣い鎌倉期に設けられた東国の札所、在地武士と深く関わりのある寺院が多数含まれています

常陸国の佐竹寺、下総の千葉寺なんてそのままですね^^
33か所を見てみると有名な寺ばかりですね
行ったことある寺もそこそこありました
城館めぐりをしていて立ち寄ったのは言うまでもありませんが^^

この本を読んでもっと在地武士の信仰についても知っておこうと思ったです
それは城館や武士を別角度から見ることなのです
各寺に伝わる縁起には必ずといっていいほど在地武士話が記されています

最近、城とは別に巡礼に興味があったりします
札所めぐり、一度はやってみたい
と思うような年頃になりましたwww

笠森寺、千葉県の長南町にあるんですけど魅力的です
近いうちに訪れてみようと思います
もちろん、周辺の城館も一緒です
※近所の大型古本屋にて108円で購入


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阿波郡庄記(復刻)





徳島県出版文化協会 発行

昭和63年11月

価格 800円

83ページ

珍しく四国・徳島県の地誌を入手したので紹介します
八王子市の大型古書店にて200円で入手しました

一度しか訪れたことがないのでしかも観光だったので徳島城くらいしか城跡にはいってないのですなんとなく買ったんです
おそらくこれをもとに城館を訪れたりすることはないのでしょうが地誌の記述に興味があったのです
読みなれた新編武蔵風土記稿とは違いシンプルな記述です

名東郡、勝浦郡、美馬郡、名西郡、海部郡、那賀郡、板野郡、阿波郡、麻植郡、三好郡と各郡の村や城跡、霊場について書かれています
地侍についても書かれています
詳しく書かれているわけではなく物足りないです^^
長曾我部という文字が多いような気がします

それとは別に永禄年中阿波国所々城主という項目、源姓蜂須賀氏略系が収録されています

いつころ編纂されたのか不明ですが江戸期であることは間違いないですね^^
徳島の古書店で写本を入手した発行者が郷土史家に依頼し読みやすく書き改めてもらったものです

貴重なものだと思って大事に書棚にしまってあります

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羽生城と木戸氏



富田勝治

戎光祥出版

2010年11月 発行

価格2200円

234ページ


この本には大変お世話になりました
羽生城と周辺、市内の城は本書を参考に訪れました
戎光祥出版で再販される前の「羽生城~上杉謙信の属城~」を羽生市の図書館で見つけたときは
衝撃的でした
序盤で市内の城館が紹介され、木戸氏の出自や広田氏との関係、地域の戦国史など面白くて
このときに複写したものを今もファイルにしまってあります

本書はなぜか山形県米沢市を訪れた際に大型古本屋にて1260円で購入しました
上杉氏繋がりなんですかね^^

購入して初めて複写していない部分にも目を通しましたが参考になります
著者は生涯をかけて羽生城と木戸氏の研究をされていました
それだけでも尊敬に値するのですが本書を発刊し研究成果を残したことは称賛すべきでしょう

著者の研究方法も私の城館探訪に少なからず影響を受けています

関東戦国史において木戸氏、羽生城は地味な存在かもしれませんが研究には欠かせない存在です
おススメです
図書館にあれば借りることをおススメします
古書店で売られていたら購入することをおススメします
羽生城、木戸氏の興味のある方は新刊で購入することをおススメします^^

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名和長年

獅子の弓





富長源十郎

叢文社

1991年1月 発行

価格 1500円

229ページ

南北朝オタクを自称する私ですが実は名和長年さんに対する知識があまりありませんでした
太平記にある記述くらいで^^
ということに気づいた私は資料を集めようと思いAmazonで検索、HITしたのがこれです
マーケットプライスで値段も500円くらい?安かったです

タイトルから歴史小説だったらどうしようと思ったのですがそんな心配はいりませんでした
名和長年どころか名和氏発祥から末裔まで書かれています
名和長年さんの生涯や親、祖父、曾祖父、子供、孫、曾孫・・・
関連する史跡を島根、隠岐、京都、熊本などなど調査した話は興味深いものがあります

特に船上山の実地調査の話は面白かったです
大山から縦走できるんですね
したくないですけど^^
後醍醐帝の在所と伝わる場所もあるのですね
調査記録を読むと興味はもちますがとても行きたいとは思えないです
遭難しそうです^^

商人っぽいイメージを持っていましたが武人ですね
商人っぽいというのは長年さんのもう一つの顔なんです

読みやすく楽しい1冊でした
名和館、伯耆国か~
いつか行ってみたいな~

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