城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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横手・美郷~平泉の源流~
横手市・箕郷町後三年合戦活用協議会
平成26年8月 発行
無料配布
68ページ
先日の秋田遠征で現地入手したパンフです観光ガイドなんですけどかなり秀逸です
後三年合戦絵詞を利用して合戦の解説がされています
絵詞とはよくいったもので絵を見ただけでそのシーンのセリフが思い浮かんじゃうんです^^
旅の前に奥州後三年記を読んでいたからなんですけどね^^
清原氏の解説も詳しいです系図まで掲載されてます
城館については払田柵のみの解説ですが資料館や開口名所の案内が掲載されます
そして何よりうれしいのはグルメ紹介であります
まだ食べていないものがあるんです
次回の訪問では是非たべてみたいものです
歴史というより横手と美郷の風土を知るうえで参考になります
絵詞の絵に魅せられて今週は通勤用バックに入れて持ち歩きました^^
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楠木正成
植村清二
中公文庫
1989年2月 発行
価格 440円
197ページ
昭和37年1月に至文堂より刊行された同書の文庫版です文庫本で手ごろな価格で販売されるほど反響の大きかったのでしょうね
戦後の楠木研究書で皇国史観における忠臣、太平記の誇大されたイメージを払拭し真の楠木正成象を追及する書であります
近年発行される楠木本、南朝物の書籍の参考資料として掲載されることも多いことからも内容を察することもできますね
私は大型古本屋にて250円で購入しました^^
内容は知っていることが多いです
それもそのはず前述したようにいろいろな書で参考にされているのですから^^
そのネタ本なんで当然でしょう(笑)
ただスルーされてきたこともあります
北条氏の御家人であったという伝承です
北条高時の命で幕府に背いた保田庄司を討ったという伝承なんです
私もいままでスルーしていました^^
でも近年発行された楠木に関する書では北条氏の被官であったという有力な説が書かれていて
植村さんの著書の記述を思い出しました^^
この本は本当にスゴイです
読めば読むほどにというわけではありませんが楠木氏の実像に迫るヒントがたくさん記載されているように思えてきました^^
それ以外にも戦前の楠木氏の城郭論とそれに対する批判も興味深い内容でした
もちろん楠木正成が世に出て湊川で生涯を終えるまでの話もしっかり考察&解説されています
太平記で楠木正成が好きという方にもおススメします
神奈川県地名大辞典
角川地名大辞典14神奈川県
角川書店
昭和59年6月 発行
価格 8400円(特別定価)
1517ページ
嬉しい頂き物であります師匠に感謝m(__)m
神奈川県版の地名辞典は使い勝手が良いです
前々から思ってました
私の知りたい情報が満載でして^^
県別で当たり外れのあるシリーズですが神奈川県に関しては大当たりです
執筆担当者のセンスと私のマニアックさが一致\(^o^)/
中世はもちろんのこと律令制下の解説も詳しくてこれもまた嬉しいっす
城館めぐりの主役資料ではありませんが城館めぐりで気になったことや城周辺の地名を
探す、調べるのに重宝します
たまに驚くべき情報があったりして^^
中古でも価格がピンからキリですが安かったら購入するのもアリです
ただし重いので書棚に余裕がある方に限定しておススメです^^
大抵はどこの図書館でも置いてあるので利用して調べ物をするのがベストかもしれません
最上義光
原本現代訳〈38〉
作者不詳
中村晃 訳
教育社新書
1989年5月 発行
価格 1000円
225ページ
出羽の梟雄、最上義光の一代記であります山形57万石の大名に上り詰めた出羽の覇者と呼ぶにふさわしい人物のついて書かれたものです
同時に直江山城の山形攻めを記した「最上合戦記」も収録されています
教育社新書の現在訳シリーズは集めているのですが本書は比較的早く入手できました
立川市の大型古書店で15年ほど前に450円で買いました
今は古本価格が上がっているようですね
最上人気なのでしょうか^^
最上合戦記については何度か読んでいるのですが本編はちゃんと読んだことがありませんでした^^
今年の夏、秋田県横手市を訪れる際に小野寺氏との抗争について知りたいと思い本書を開いてみましたが記述がありませんでした
新書だからカットされたのか?
このシリーズはけっこうそういうことがありますから(笑)
でもタイミングが良かったのかな
なんか面白くて読んじゃいました^^
旅の下調べをしなくちゃいけないのに^^
時間もあまりないのにゆっくり読んじゃって
楽しかったから~♪
橋間勘十郎、延岡能登、佐々木典膳なんて魅力的な武将だな~
血塗られた前半部分でも彼らの登場が話を面白くしてくれました
後半は直江さんとの合戦についての記述が中心になります
「最上合戦記」と読み比べるのも面白いです
私は最上関連の史料・資料はこれしか持っていないので本書を基に最上義光という人物について考察してしまいます
でもそのうちに山形へ行くことがあればもっと史料・資料が集まりはっきりした人物像も見えてくるんでしょうね
その時が楽しみでもあります
もっとも山形城へ行く予定は全くないのですが^^
後三年合戦史跡めぐり
~横手・美郷歴史のまちなみガイドマップ~
横手市美郷町後三年合戦活用協議会
平成28年3月 発行
無料配布パンフ
18ページ
横手市を訪れた際に入手したパンフですただの観光パンフではなく市域に残る後三年合戦の史跡めぐりガイドブックであります
このようなパンフ、嬉しいですね
現地で活用させていただいただけでなく帰宅後も楽しめる内容、遺跡の解説であります
市内に残る史跡を活用し観光や学習に役立ててもらうコンセプトで作成されたのでしょう
大鳥井柵、台処館、金沢城、陣館、沼館、横手城は図面付きで解説されています
他にも北上市とを結ぶ古道、秀衡街道や払田柵、六郷氏と本堂氏、増田町のまちなみなども掲載されています
歴史観光で横手方面を訪れる際に入手すると楽しめます
図書館や資料館などで配布されています
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