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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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最上義光

原本現代訳〈38〉



作者不詳

中村晃 訳

教育社新書

1989年5月 発行

価格 1000円

225ページ

出羽の梟雄、最上義光の一代記であります
山形57万石の大名に上り詰めた出羽の覇者と呼ぶにふさわしい人物のついて書かれたものです
同時に直江山城の山形攻めを記した「最上合戦記」も収録されています

教育社新書の現在訳シリーズは集めているのですが本書は比較的早く入手できました
立川市の大型古書店で15年ほど前に450円で買いました
今は古本価格が上がっているようですね
最上人気なのでしょうか^^

最上合戦記については何度か読んでいるのですが本編はちゃんと読んだことがありませんでした^^
今年の夏、秋田県横手市を訪れる際に小野寺氏との抗争について知りたいと思い本書を開いてみましたが記述がありませんでした
新書だからカットされたのか?
このシリーズはけっこうそういうことがありますから(笑)

でもタイミングが良かったのかな
なんか面白くて読んじゃいました^^
旅の下調べをしなくちゃいけないのに^^
時間もあまりないのにゆっくり読んじゃって
楽しかったから~♪
橋間勘十郎、延岡能登、佐々木典膳なんて魅力的な武将だな~
血塗られた前半部分でも彼らの登場が話を面白くしてくれました

後半は直江さんとの合戦についての記述が中心になります
「最上合戦記」と読み比べるのも面白いです

私は最上関連の史料・資料はこれしか持っていないので本書を基に最上義光という人物について考察してしまいます
でもそのうちに山形へ行くことがあればもっと史料・資料が集まりはっきりした人物像も見えてくるんでしょうね
その時が楽しみでもあります

もっとも山形城へ行く予定は全くないのですが^^

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