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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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日本「廃城」総覧

別冊歴史読本辞典シリーズ




新人物往来社

1990年7月 発行

価格1500円

516ページ

20年以上前に古本屋で入手した歴史読本の別冊です
廃城総覧と題し巻末に全国の城館を約25000箇所も城名が記載されています
子供の頃から城郭大系を愛読していたのでその数には驚きませんでしたが多くの城館の名前が1冊に掲載されているが気に入って購入しました
当時は本格的な城館探訪に目覚める前でしたが名前を見ているだけで楽しかったです(笑)
都道府県、市町村別に城名が並んでいるだけなんですけどね

内容もなかなか面白いですねよ
古代から近代まで城館について解説してその時代を代表する城郭や遺跡、陣屋などが300箇所掲載されています
城館探訪に覚醒してからは城に関する基本用語や縄張り、古文書に見る城の歴史など参考になりました

城に関するエッセイや上記の巻末の一覧を見ると城に行きたくなる、テンションが上がるんです
「よしヤッタるか~♪」なかなかの優れものであります

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戦国大名家臣団辞典 東国編



山本大・小和田哲男 編

新人物往来社

昭和56年8月 発行

価格 6800円

427ページ

よく戦国大名家臣団云々という本がありますが東北では伊達氏、最上氏のみでよくて葦名氏、南部氏、津軽氏あたりが収録されている程度で私としては物足りないものばかりでした
しかし、本書は違いますこの頃の新人物往来社は気合が入ってますね
箱入りのこの手の辞典を数多く出版しています

本書には葛西氏・大崎氏の家臣団が収録されています
これは嬉しいですね
しかも執筆は紫桃正隆氏が担当されています
私の先祖、一族と思われる人物や友人の先祖もしっかり掲載されているのが嬉しかったりします
ウチの場合は本当の先祖なのか怪しいのですが友人は葛西家臣の子孫で由緒ある家柄でした
正直このためだけに本書を購入したんです(笑)

昭島市の古本屋で3500円でした
高い買い物でしたが大崎氏、葛西氏のみならず武田、今川、上杉、葦名、足利、結城、最上、佐竹、後北条氏、小笠原氏、里見氏、松平氏の家臣団も収録されていて頻繁に活用させてもらっているので満足しています

ただ辞典を名乗るからには千葉氏、小山氏、佐野氏、那須氏、小田氏、相馬氏、南部氏あたりも収録して欲しかったです
まあこの情報量ですからそれを言ったら欲張りというやつになりますね
今後も利用させてもらうことになるので結果的には安い買い物ということになるのでしょうか

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仙台七夕と盆まつり

~その由来と伝承~



三原良吉 著

仙台宝文堂 

昭和46年10月 発行

価格 150円

53ページ

子供の頃から家にあったんですよねこの本
亡父が購入したものだと思うのですが詳細は不明です

仙台七夕の由来、まあ歴史といえば歴史なんで紹介してみます
仙台といえば七夕まつりですね
私は子供の頃に一度だけ行ったことがありますがその華やかさは今でも鮮明に覚えています

その七夕はいつ頃から行われているのだろう
気になったことあります?
私は気になったことがないのですが最近になって初めて読んでみました
伊達政宗と結びつける伝承がありますがたぶん違うでしょう
江戸中期、飢饉で多くの方がなくなりました
このような惨禍をのがれ豊作の保証と保護を田ノ神に祈ったことが七夕を盛んにしたそうですがその起源はわかりませんでした

宮城県での七夕に関する伝承やまつりに用いる笹飾りの基準、七夕流しなどなどいろいろ書かれています

そして盆祭のお供え物について、鹿踊についてもいろいろ書かれています

読んでいるととても懐かしい気持ちになりました
そういえば田舎では盆にこんなものがお供えしてあったな~とか思い出しましたよ



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せんだい歴史の窓




菅野正道 著

河北選書

河北新報出版センター

2011年10月発行

価格 800円

223ページ

一昨日購入したばかりの本であります
出先の笛吹市の大型古本屋にて購入しました 510円
あまり期待していなかったんですが久しぶりの宮城本なので暇つぶしになるだろうと思い買ってみました
家に帰りトイレに入る際に「あっ、本買ったんだ~」と持ち込みました
目次を見るとアレ・・・なんか本格的だな~
ページをめくると『おおっスゴイぞ』ということになりました
トイレに30分以上もこもってしまいました(笑)
以来ずっと本書を読んでます
昨晩は風呂につかりながら読んでました(笑)

すごく勉強になりました、物凄く参考になりました
月並みな感想ですみません
求めていた情報ではないのですが強く興味を抱かせる項目がいくつもありました
この情報量、筆者は仙台市史編纂に携わった方なので当然といえば当然ですね
文章も読みやすいですね

伊達政宗についていろいろ書かれているんだろうって思われるでしょう
実際そうなんですが結構シビアな見方をしています
政宗の軍勢は強くはなくて外交、謀略を用いて南奥州に勢力を拡大したなんてことが書かれています
仙台の人は何でも政宗に結び付けるなんてことも書かれていますよ

私としては若林城、北目城、松森城、岩切城について項目の内容が面白かったです
松森城の外構えや若林城の副郭、北目城の役割など専門的な話をわかりやすく解説されています

そして仙台藩特有ともいえる在郷屋敷については本当に勉強になりました
幼少の頃よく見かけた屋敷林について、馬産、鷹、カワウソ、仙台の正月、イノシシについてなど1冊まるごと楽しめました
そして今晩は就寝前に読みなおしっす
これほど楽しく面白い本は久しぶりかな~
私が本県に深く関わりのある人間だからでしょうね(笑)
仙台の歴史について興味なる方にオススメです

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1~2年で古本屋、古書店がたくさん潰れてます
次から次へとバンバン店舗数を増やしていたあのブッ〇オ〇がガンガンなくなってます
100円で良い本が仕入れられる店なので困るんですけど
やはり需要がなくなってきているのか
家庭の本を売りに出す人はいても本を買う人が減っているんでしょうね
新書が売れない時代ですからここ数年の一般の本屋と古本屋のバランスがおかしかったんですね
大型古本屋がチェーン展開を強引に進めたことで昔からある古書店がなくなりました
その大型古本屋は店によってはいつ行っても品物に魅力を感じない場所もあります
リサイクルできていないのです同じ本ばかり・・・
店舗数が多くても中身がスッカラカンでは・・・

私は子供の頃から古本大好き人間ですから新書よりも購入数が断然多いのです
田舎の小学生が神保町の古本屋をうろつくくらいですから(笑)
出張や旅先で古書店に行くことを心から楽しみにしているんです
古書店でも古本屋でも減っていくのは淋しいです
ネットで古書を購入することはできますがあまり好きではありません
値段もかなり吊り上げられているし送料もかかるし中身も確認できないじゃないですか

やっぱり古本って自分の足で探して、見つけて嬉しい物なんですよ

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