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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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佐竹氏を支えた女たち




伊藤武美 著

秋田・歴史をたのしむ会

平成18年12月 発行

価格1200円

128ページ


数年前に新座市の古本屋で購入しました
茨城県の城館を訪れた帰りだったので気分的に盛り上がっているところで佐竹氏関連の書籍ですから衝動買いでした 500円
でもタイトルからなんとなく読む気になれなくてずっと放置していたんですね
でもなんの拍子か覚えてませんが読みはじめたんです
そしたら面白くて(笑)
タイトルがもうちょっと違っていたらもっと早く読んでいたのに(笑)
佐竹氏歴代の当主と妻について書かれたものですが結構詳しく書かれています
少ないページ数ですが読み応えありました
情報満載ですわ~
平安末期から江戸幕末までしっかり読みました
佐竹氏が好きという方にオススメです
丁寧で読みやすい本でもあります


歴代当主の娶った妻の実家から佐竹氏の状況を考えてみるのも楽しいですわ
中世には常陸の国人や隣接する国の領主で多く、江戸期には有力な譜代大名の娘だったり
婚姻も立派な戦略っていうか外交政策の一つなんだと感じますね

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歴史手帖 1980-8巻5号

特集・利根川水域の文化伝承

~下総地方の歴史と民俗~



名著出版 発行

昭和55年5月

価格 290円

65ページ

昨年末あたりから千葉県の城館へ行くことが増えました
自分なりにテーマを持っての城館探訪なのです
テーマの1つに「利根川沿いの城館」があります
これは江戸期以降の瀬替え後であってもかまわないのであります
中世においても低湿地帯に囲まれた丘上に城館が構えられていたことはかわりませんから
利根川、好きなんですね

ちょうど飯能市の古書店で歴史手帖が利根川水域について特集が組んでいた号を発見したのでなんとなく購入 100円
中世に関して書かれたものはないのですが水運についてと手賀沼の鴨猟について楽しく読ませていただきました
将門伝説と成田山信仰や古代下総地方について書かれた記事も面白かった
城館探訪に直接かかわる記事ではありませんがいろいろ知っていると楽しみが増します

それと下総方面の郷土史刊行書目録が掲載されていますがこれは役に立ちます
1980年当時の郷土史、古書探しや図書館での資料を探すうえで参考になります
月刊誌だったので古書でもなかなか入手しづらいのですがこれからは見つけたらタイトルに関係なく購入するつもりであります
そして我家に大切に保管させていただきます(笑)

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 三河 松平一族德川将軍家のルーツ

 

平野明夫
洋泉社MC新書
2010年5月発行
価格 1900円
382ページ

どうしてでしょう?徳川氏、松平氏関連の書籍を偶然発見することが多いです
そして購入してしまう・・・
家康さんは好きでありませんが松平氏に関しては少なからず興味があるから買うわけですが・・・

松平初代とされる親氏さんから家康さんの父上・広忠さんまでを時代背景を交えて解説しています
やっぱり清康さんの活躍は目を引きますね
でも私は広忠さんに興味を持つようになりました
この人、世にいわれているほどダメな人ではなかったように思えます
幼くして父を失い一族に領国を追放され、家臣の働きで帰還するも今川、織田に領地を挟まれ四苦八苦・・・おまけに叔父にも悩まされ・・・
そして最後も・・・謎といえば謎ですが・・・
いいとこないじゃん(笑)
いやいやそんなことないですよ
この人は家康さん以上に苦労人です
強力な家臣団に支えられなんとか領国経営もしていたわけで

家康さん以前の松平氏について三河についてよくかかれていて参考になります
三河の郷土資料をもっていない私にとって大切な情報源であります

鶴ヶ島市の大型古本屋にて900円で購入しました

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広報よこて

特集 後三年の合戦を行く




横手市発行

詳細不明




ずいぶん前に横手市の『沼の柵』を訪れた際に近くの「雄物川郷土資料館」にも立ち寄りました
資料が販売されていたら購入しようと思っていたのですが資料館には私の求める資料はなく
受付で聞いたところ「現在、横手市史を編纂中なのでもう少しお待ちいただければ」という答えでした
ここで私は「東京から来てなかなかコチラまではこれないので云々・・・」と必殺トークを(笑)
そしたら職員のお姉さん(秋田美人でした)がデスクから自分で利用している資料として今回紹介する資料をくれました
後三年の役関連の史料は持っているのですが横手市関連の資料は持っていなかったのでも物凄く嬉しかったです
お姉さまに感謝であります

まだ大鳥井の柵が騒がれる前ですね発掘状況や沼の柵について
後三年の役についてなどなど役立ちました
これをもとに発掘終了後でしたが大鳥井の柵も訪れましたが数年後にまさかあんなに騒がれるとは・・・
というか広報の特集にしては素晴らしすぎる内容です

横手市ではこの他にも後三年の役、金沢の柵関連の資料(パンフ)を入手できましたが横手城に関してはなにもなかったん~
焼きそばも美味かったし空はきれいだし素晴らしい土地でした
唯一ハズレは某大型古本屋さん(横手店)で収穫がなかったことか(笑)

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川中島の戦い 上巻

戦史ドキュメント

関東擾乱・・・戦乱の予兆



平山優

学研M文庫

2002年6月 発行

価格620円

302ページ

タイトルは『川中島の戦い』なっていますがサブタイトル関東擾乱・・・戦乱の予兆から察せられるように川中島の戦いに至るまでの武田氏の背景について書かれています
おそらく下巻が本編となるのでしょうが所有していません(笑)
古本屋で買ったのでしかも100円でしたセットではないので安かったのでしょう

でも私にとって戦国武田の甲斐における実情が一番知りたいことであり上巻だけで十分なのであります
現在、信濃方面には関心が薄いので下巻はなくても良いかと思っています(笑)

私、この方の著書は大好物であります
今まで購入したものにハズレはありません
不思議と求めている情報が記されているんです
それが丁寧に解説されていてわかりやすくて嬉しいです
この私が新書でも購入している数少ない研究者の一人であります

もしかしてタイトルを見て購入した方の半分くらいは何だ?と思われたかもしれません
それくらい回りくどい(私にとってはいい意味で)解説です
信虎さんからはじまり上田原の合戦まで書かれていますが諏訪氏について詳しく書かれていたな~これも勉強になりました

戦国武田氏に関してはたくさんの方が研究されたくさん本が出版されています
なので古本でも安値で容易に入手できるのが嬉しいです
本書は価格の何十倍もの価値(情報)を与えてくれました(感謝)

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