城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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武田軍記
小林計一郎
朝日文庫
1988年1月 発行
価格 433円
290ページ
新年あけましておめでとうございます本年もよろしくお願いします
正月といっても、新年更新第一弾だからといって特別なことはしません
普段と変わらず通常営業であります(笑)
武田氏、とくに川中島合戦について多くの著書を持つ小林計一郎さんの「武田軍記」を紹介します
このブログでも著者の本をいくつか紹介していますが読みやすく、わかりやすいので安心して購入できるんですね
25年も前に発行されたものでオリジナルに関しては昭和40年代初期に書かれたものなのです
当時の古戦場や城跡の写真が所々に挿入されていますが時代を感じさせます
研究が進んだ現在でも色あせることなく面白く読むことができます
内容に関しては他の著書と被るのですが文庫本なので持ち運びに便利で私は通勤電車の中で読んでいます
武田氏関連の調べ物をしたいときや甲斐や信濃、遠江、駿河方面に行く計画をたてたいとき本書を書棚から取出します
本でいるうちにどこに行って、ここも行ってなんてプランが浮かんでくるんですね
今まで何度お世話になったことか(感謝)
私にとってテンションをあげるには最適の本であります
所沢市の古本屋にて200円で購入
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中世常陸・両総地域の様相
発見された井田文書
茨城県立歴史館
平成22年3月 発行
価格 900円
127ページ
今年、新年早々訪れた水戸の県立歴史館にて入手した資料でありますタイトルからも察せられると思いますが常陸というより上総の国人領主・井田氏と同家の文書について解説されたものです
この中に収録される「城郭から見る井田氏」を読んでから山武市に行きたくて行きたくて(笑)
先日、年末ですがようやく山武に行くことができ本書で紹介される津辺城を踏査できました
噂に違わぬ遺構でオジサン胸キュンでした(笑)
帰宅後、本格的に本書を読みはじめました
いままで邪魔でしかなかった井田文書の解説ページですがようやく存在価値をアピールしてきました(笑)
そして黒田基樹氏の「井田氏の動向」なんかは面白いな~と思いながら読んでいました
とくかく井田氏づくしの内容で山武市域の城館めぐりをしてきた私には知りたいこと、必要な情報が満載でした
次回も千葉県に出向くときは山武市が中心になりそうです
そして本書をハードに読み漁る日々が来るのです
縄張り図付きで紹介される井田氏関連の城館
坂田城
飯櫃城
津辺城
新村城
田向城
牛久城
東林寺城
斎藤道三
桑田忠親
講談社文庫
昭和63年4月 第4刷
価格 340円
246ページ
冬休みに入り就寝前のリラックスした時間を確保できるようなり読みはじめたのが「斎藤道三」でありますこの方の史伝・伝記ってあまり読んだことがなかったので地元のブックオフで購入してみました
※100円で購入
美濃の蝮、梟雄などと呼ばれる男の生い立ちから一国の主になるまでの半生に興味があります
子供の頃は嫌いな人物の一人だったんですが大人になり、社会人として生活を送っていると道三のような生き方に魅かれるのです
謀略を次々とめぐらし多くの人間を陥れ、追放した果てにたどりついた美濃国主の座ですが息子によって殺されるという人生・・・
たくさんの史料を駆使して書かれましたがとても読みやすく面白い内容でした
筆者の推理も説得力があり参考になりました
※美濃の国取は道三一代ではなく父親と二代によって成し得た事績といわれます
城と国家
戦国時代の探索
上村春平
小学館創造選書
昭和56年5月 発行
価格 880円
219ページ
日野市の古本屋で見つけた少し変わった面白い城本を紹介します※350円で購入
「城と国家」なんていうタイトルですが内容は難しくありません
筆者(たぶん有名人)が新たに見つけた趣味?城歩きについて書いたものです
京都の街を見下ろす山城の探索や図面作成や長篠の古戦場歩きの考察が主な内容です
私が面白いといったのは城館歩きをしている人間ならば知っている藤井尚夫氏、藤本正行氏、中井均氏といった当時学生であった現在の有名人達との交流や山崎一氏、村田修三氏との交流についてです(笑)
城館探訪に役に立つわけではありませんが若き城郭研究者達の熱意は読んでいて楽しいですわ
長篠古戦場について語り合う項目などは最高~ですわ♪
筆者は京都にお住まいだったようで私にはまるで馴染みのない山城をいくつも紹介しています
北白川城、中尾城、嵐山城、如意ヶ岳城などなど
将来、上洛する際の楽しみが増えました
主な内容
山城と国家論
京都の山城を探索する
城と合戦
長野の山城ベスト50を歩く
河西克蔵・三島正之・中井均 編
サンライズ出版
平成13年4月 発行
価格 2000円
293ページ
はい、山城歩き御用達のサンライズ出版さんの〇〇県の山城ベスト50を歩くシリーズっす私が城館探訪をはじめた頃だったら諸手を挙げて喜び購入したであろう書籍なんですが現在では・・・
市町村史や自治体で発行された資料を参考に城歩きをするようになってからこの手の書は利用しなくなりました
とはいえ貴重な資料には変わりませんので遠征に持っていきます
なんせ遠征といえどもあまり下調べをしない性質で登り口などのガイドは必要なんですね
駐車場、駐車スペース、登山ルート、所要時間などが記載されているのは助かりますね
マニアの間では有名な県内の山城50か所と平城がおまけで17か所が図面付で紹介されています
目次をみると「おおっ~!!」と声をあげたくなるラインナップです
とはいうものの長野県に行く予定がまったくないので・・・
魅力は十分感じていますが興味が薄れてしまったのでこのような素晴らしい書もしばらくは書棚に眠ってしまうのでしょう(笑)
城仲間(師匠)からの頂き物でございます(感謝)
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