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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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多摩丘陵の古城址





田中祥彦

有峰書店新社

平成13年7月 新装第1刷

価格 2500円

317ページ

東京都から神奈川県川崎市、横浜市の一部を含む多摩川水系の城郭を図面付で50個所以上紹介する書であります
私、この本は2冊目であります
最も馴染みのある城本の1冊であります
最初は中学生の時に購入しましたがそのときは1800円くらいで小遣いはたいて買ったんです
当時は毎日図面を眺めては真似して書いたりしていたな~
その頃は近世城郭の縄張りに興味があったので本書に掲載される城館の良さを理解していなかったんですけどね(笑)

二十代はじめに本書を手放して三十代に城館探訪をはじめた際にもう一度購入しました
城めぐりが好きだという知人に譲ったのですがかなり後悔したものです
神保町の三省堂書店で入手したのですが運が良かったんでしょうね
その後は新書で売られているのを見かけないですから

私が現在住んでいる地域に所在する城館なので本書を参考に訪れた場所も少なくありません
日の出町の唐松城なんてのも行きましたがいろいろな意味で鍛えられましたよ(笑)

予定のない冬の午後、本書片手に近所の城を・・・しばらくやってないな~
久しぶりにそんな気分になってきました

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県別マップル




昭文社



城館探訪に欠かせないものの一つに地図があります
私は20年来昭文社のマップルにお世話になっております
それ以前は人文社さんの地図だったんですがマップルのほうが見やすいので切り替えました
意外なのか当然なのか城仲間はほぼ昭文社の地図を使用しています
使い勝手が良いのですね
私のこだわりですが平成の大合併前の地図を使用しています
これが使いやすいのです
地図には城館の所在地をぎっしり書き込んでいます
なかには縄張りまで書き込んである箇所もあるのです

古い地図を利用し続けることで問題もあります
それは新しい道が記載されてなく道に迷うことがあるのです(笑)
しかし現在では新たにカーナビを導入しましたのでこの問題は解消されました
師匠ありがとうございます
以前はマップルさえあればカーナビなんてと思っていましたがやっぱり便利ですね(笑)

岩手県、宮城県、山形県、福島県、栃木県、茨城県、千葉県、群馬県、埼玉県、神奈川県
山梨県、長野県、静岡県、新潟県、岐阜県、愛知県、三重県、大阪府、福井県を所持しています
何故か私の住んでいる東京都が無かったりして・・・

マップルはこれからも末永く利用し続けることでしょう
ヨロシクです

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秋田の峠道歩き

歴史の道をアウトドアマンが行く



藤原優太郎

無明舎出版

1992年10月第2刷 発行

価格 1800円

300ページ

あきる野市のBOO〇OF〇にて100円で購入しました
秋田県の歴史ある峠道について書かれた紀行文であります
秋田の峠といえば私としては宮城~秋田に所在する鬼首峠を真っ先に思い浮かべます
昔、子供の頃一度だけ連れて行ってもらったのですが記憶が曖昧で・・・
安倍氏について興味を持つようになった近年、無性に行きたくて仕方ない場所であります
様々な理由で実現していませんが必ず訪れようと思っています
その時まで本書の鬼首峠の記事を読んで勉強しておくとしましょう

有屋峠、小野寺氏没落のきっかけとなる古戦場となった地ですね
戸沢氏や院内銀山に関係する峠など40カ所を紹介しています
最近、この手の紀行文が面白く感じてきました
歴史だけでなく風土や地形、特産物などについて読むのが面白くて
それが縁遠い地であればなおさら面白く感じます
たった100円で多くの知識を得られることに感謝であります

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元亀争乱

信長を迎え撃った近江




安土城考古博物館

平成8年10月 発行

価格 不明

104ページ

平成8年秋に安土城考古博物館で行われた企画展のパンフです
企画展に足を運んだわけではなく古本屋で購入しました
タイトルから察することができますが浅井氏とその城館についての解説されてます
信長の侵攻を食い止めるために朝倉氏(越前衆)が近江国内に築いた城館とその技法については気になる部分で最初に目を通しました
姉川の合戦、小谷城での攻防戦の解説も面白かったです
企画展パンフとは思えないほどしっかり解説してくれているのが嬉しいです

寄稿論文『城郭構造から信長の近江進攻を読む』中井均
これは面白い読み物でした
というかこれを参考に近江へ出陣したいと思うほどの内容でございました

宇佐山城、井元城、多喜山城、虎御前山、物生山城、長比城、上平寺城など気になる城館の図面が掲載されています

大型古本チェーン八王子大和田店にて100円で購入しました
古本ならではというかなんというか元のオーナーさん(売主)が本書にあるものを挟んだままです
そのあるものとは篠原ともえさんのサインと裏ビデオのパンフ、そしてなぜか鯱(しゃちほこ)の写真であります(笑)
元亀争乱というタイトルのパンフですよ~
どういう組み合わせなんでしょう?首をひねってしまいます
ある意味技アリですね(笑)

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週刊朝日百科日本の歴史21 

中世Ⅱ-10 

城 山城から平城へ




朝日新聞社

昭和61年8月31日 発行

価格 500円

昨日に引き続き朝日百科をとりあげたいと思います
今回は週刊の方でタイトルはそのものズバリ『山城から平城へ』であります
編集は村田修三さんが担当しています
執筆は藤井尚夫さん、八巻孝夫さんなど城郭研究の第一人者が名を連ねています
この時点で500円はお買い得ですね
私はいつものようにBoo〇O〇Fにて100円で購入したんですけど(笑)
これは物凄く勉強になりました
隅から隅まで読んで図面も見まくりですよ(笑)

山城とは何か?からはじまり国人領主の山城、土豪の丘城を経て戦国末期の築城法まで解説っす
山城の構造についてから倭城までたくさんの縄張り図を使用して解説してます
とにかく面白いです
全国各地の城郭の縄張り図を見ているだけでも楽しく癒やされる一冊でもあるんですよ~♪
安くて簡単に入手できるので城郭について勉強したい方は是非どうぞ~

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