城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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日本奥地紀行
イザベラ・バード
平凡社
価格 1500円
2004年11月 第8版
529ページ
この夏、私が一番興味深く読んだ1冊でありますイギリスの紀行作家、旅行家のイザベラ・バードさんの著書です
明治11年、外国人女性が真夏の東日本から北海道を旅した記録であります
この方、病気を患っており健康回復を一つの理由として日本を訪れるのですが
前人未到の日本奥地を悪路やダニ、蚊などに悩まされながら旅するのです
私はここでツッコみを入れたくなりますがグッと我慢しましょう(笑)
ご存知のように私はここ最近、会津にハマっていましてバードさんの記した明治初期の会津とその行程や当時の状況を知りたくて購入しました(青梅市の大型古書店にて750円)
戊辰戦争で疲弊した会津高田町や坂下町の様子が生々しく記されています
否定的な記述が多く日本人として受け入れがたい話もありますが興味深い記述もたくさんあります
実はまだ全部読んでいないのです
新潟県の津川までの行程は読みました
その先は今後その地を訪れる際に読もうと思っています
栃木市や日光の様子、外国人観光客が多い日光での滞在記は面白かったです
全ての方にオススメできる本というわけではありませんが明治初期の東北や北海道の様子を知るには最適な書といえそうです
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イラストながれやま物語
おの・つよし著
崙書房
2002年6月第4版
価格 1000円
189ページ
松戸の大型古書店にて100円で売られていたものを購入しましたがなかなか読む機会がありませんでした理由は城館や中世関連の記述がほとんどないからです
利根運河や小金牧、流山鉄道といった近世以降のことが書いてあります
それでも購入したのは牧関連の記述は後々役に立つかな~なんて思ったからです
ところがどうしたことか最近になりこの手の本を読んでみました
城館探訪の趣味は以前より熱心に励んでいますが同時に他のことにも興味がわいてきたのです
この本で言えば利根運河や流山鉄道、高瀬舟についての項目に興味をもちました
城館と一緒に訪れた先の風土や有名な史跡なども一緒に見たいという気持ちが強くなってきました
なので近頃は訪れる城館の数は減りましたが以前より内容の濃い旅ができるようになったと思います
そのことで私自身も歴史好きとして成長しているんだと実感があります
流山市ですが10数年前に1度だけ訪れました
もちろん城館探訪です
ご存知の通り市内に所在する城館はマニアでなければ訪れることもないようなものばかりです
私自身、とても印象が薄いです
でも今度訪れるときはこの本を読んで興味を持った場所と一緒に訪れるのでいい意味で違った印象を持つことになるでしょう
図説 福島市史 別巻1
福島市史編纂委員会
福島市教育委員会
昭和53年3月 発行
価格 2800円
290ページ
最近入手しましたが前から行きつけの古本屋で売られていましたその必要性を感じなかったので購入していませんでしたがこのところ立て続けに福島方面に出陣し欲しくなりました
今さらですが伊達氏に関して物凄く興味がわいてきたのです
そして気がついたら買ってました(笑)
伊達氏関連の解説がほとんどですが参考になります
特に伊達松犬丸(持宗)さんについて知りたかったんです(毎度マニアックですみません)
紹介されている城館に縄張り図はついていませんが充分です
※朝日館、大鳥城だけは古図を掲載しています
城館は個々では紹介していませんが伊達氏と城館、神社という項目で詳しく解説されています
面白いのは市内に所在した在家についての解説です赤沢在家、鶴島在家、黒須在家、堀ノ内在家の4箇所を地籍図付きで解説しています
これだったら城館も図面付でもいいんじゃないの?
と突っ込みを入れたくなりますが・・・
蒲生氏郷と信夫支配、二階堂氏と佐藤氏、南北朝動乱と信夫・伊達地方という項目も面白かったです
日野市の古本屋にて1200円で購入しました
清盛 頼朝 義経 義仲
源平時代人物関係写真集
志村有弘
勉誠社
平成10年5月 発行
価格 1800円
182ページ
城仲間からのとてもありがたい頂き物でございます(感謝)
源平オタクの私にとってこれほど嬉しい頂き物はありません
解説文はありふれたものですが貴重な写真がたくさん掲載されています
これほど眺めていて楽しい本はなかなかありません
私にとって貴重な癒し本であります
癒やしだけでなく疲れをとる効能もありそうです(笑)
なんというか少年時代に見て楽しんだアイドル水着写真集並みの存在なんです(笑)
源氏、平家やその他の武士たちの史跡の写真が人物別に掲載されています
義賢さん、頼家さん、義平さんなどなど
長年撮りためた写真なのでしょうか年代を感じさせるものもあります
今宵もまたこの写真集を見て仕事疲れを忘れさせてもらうとしましょう
ではお休みなさいませ~
鎌倉武士西へ
地方文化の日本史3
西垣晴次 編
文一総合出版
昭和53年6月 発行
価格 1600円
349ページ
タイトルを見て中身をろくに確認せずに購入しましたが思っていた内容と全く違いましたはっきりいうと私にとってさほど必要ない書かもしれません(笑)
タイトルから関東の武士がどこどこへ所領を得てどのように領地を経営したのか、
あの武士はあそこへ所領を得て移住したとか
そんな内容を期待していたのですが・・・
中身は中世の論考集であります
流動する工匠たち、南都寺院の復興、女人の生涯、板碑、九州の新・旧仏教、鎌倉の町・・・
タイトルとは程遠い論考の数々・・・
いつか必要になる日が来るといいな~なんて思っています(笑)
しかし、たった一つ『東国武士と館』という峰岸純夫さんの論考はとても楽しめました
古い論考なので100%参考にすることはできないのですが足利館、新田氏の館、川越館を例にとり武士の館についてわかりやすく解説しています
知っているつもりでも理解していないことや今さら聞けない基礎知識などしっかり勉強できました(笑)
飯能市の古書店にて500円で購入しました
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