城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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その後の東国武士団
関幸彦
吉川弘文館
2011年9月 発行
価格 1700円
219ページ
関幸彦さんが関東、伊豆、甲斐10か国の武士団のその後についてまとめた本です
ずいぶん前に図書館で少し読んでみて必要性を感じなかったのでスルーしていました
最近、ネットショップで安く売られているのを見つけTポイントが貯まってたので購入
実質無料であります\(^o^)/
改めて読んでみると意外と面白い
知っている内容が多いのですが驚きの新情報も書かれていました
常陸を出自の地とする伊達氏、実は大掾氏の一族と考えられているのです
この説は有力らしいのです
小山氏、宇都宮氏、佐竹氏、千葉氏、児玉党、三浦氏、工藤氏、大掾氏、川越氏など42家を収録
各諸氏の情報量は少ないものの上手なまとめ方で調べ物をする際に便利です
これだけの情報をまとめるのは大変な労力だと思います
読みやすく解りやすくまとめるところに筆者の凄さを感じました
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日本の名族三関東編Ⅰ
新人物往来社
1989年5月 発行
価格 2900円
228ページ
地方別に名族(武家)を紹介するシリーズの三巻
関東編の第一弾です
この頃の新人物往来社で気合入ってたな~
いろんなシリーズ出してたもんな~
宇都宮氏、小山氏、佐竹氏、結城氏、江戸氏、足利氏を中心に栃木県・茨城県・東京都・群馬県の名族を紹介しています
研究書といっていいのかな
かなり使える資料です
執筆者も各々の氏族の研究で有名な方々なので当然ですね
これ、大型古本屋にて200円で購入しました\(^o^)/
江戸氏については水戸市史や名著出版などから資料が出ているので新鮮味はありませんでした
小山氏も松本一夫さんの別の著書を読んでいたので新鮮味ありませんww
宇都宮氏、佐竹氏については資料が少ないので\(^o^)/です
結城氏・・・なぜか小和田大先生が執筆しておりますww
内容自体は問題ないので参考とさせていただきますが軽く驚きましたww
名族の選考基準がよくわかりませんが小田氏、那須氏、大掾氏、新田氏を扱って欲しかった
特に那須氏に関しては資料がかなり不足しているので残念です^^
各家の歴史だけでなく所領や一族、家臣についても書かれているのでいろいろと役立ちますわ
このシリーズは2冊めですが当りです
購入価格も内容も大当たりということです^^
図録 『日本の合戦』総覧
別冊歴史読本 絵解きシリーズ
新人物往来社
1994年5月 発行
価格 2800円
313ページ
先日、仕事帰りに訪れた八王子市内の大型古本チェーン店にて購入しました
価格は100円ww
90年代の歴史読本、この頃はまだ勢いがありましたね
今は無くなっちゃったのか( ;∀;)
本書はオール歴史読本600号記念であります
日本の合戦総覧、新人物往来社でなければできない内容ですね^^
その名の通り古代から幕末までの主な合戦が網羅されています
西暦、和年号、天皇、事項にわかれて合戦が延々と掲載されています
史料から確認された合戦、中にはそれは喧嘩じゃないの?なんて事柄もありますがww
マニアックな事項も多々掲載されてますよ
村岡国世、出羽川辺城に拠って叛す
朝鮮使来たり、赤松則繁が朝鮮を侵掠すること訴える
里見義実、正木弾正を上総大滝に攻めて、之を降す
とにかく情報量が多いです
残念なのは出典史料の明記がされていないことです
このような資料あると便利です
PCデスクから手の届く場所に置いてあります
主要な合戦74箇所の合戦地図が掲載されています
これは時代を感じさせますがなかなか見ごたえあります
川中島の合戦はwwwです
総覧シリーズはいくつか所有していますが中身が濃く重宝しています
外れなしですわ('ω')ノ
博物館で学ぶ八犬伝まるわかりBOOK
館山市立博物館
平成29年3月
価格 300円
44ページ
先日訪れた館山市立博物館にて購入しました
南総里見八犬伝を読んで館山市へ出陣する気になった私
岩波文庫版で読んでいましたが登場人物の多さに混乱することもありました
八犬士についても自分なりにイメージが浮かんできましたがまとまりきってませんでした
だからこのような解説本が必要だと思っていました
嬉しい買い物です
歴史資料ではありませんが思いっきり読みましたね
錦絵を眺めて物語のシーンを思い出してました\(^o^)/
物語のあらすじ
八犬士の解説
主な登場人物の解説
曲亭馬琴さんについて
今まで出版された八犬伝の紹介
幅広い年齢層に対応した内容でしょう
八犬伝を読んだら楽しめるないようです
読む前に入手してもイメージ膨らませるのもいいかも^^
讃 おくのほそ道
巻之四 みちのく旅日記
森田順
文秀堂 発行
価格 1000円
1994年3月
今週末から夏休みで恒例の東北遠征に行きます
そしてテンションを上げるために読んだのがこの本でございますww
私、城館探訪を趣味としています
旅のメイン目的は城館を見て歩くことです
でも年々苦しくなってきてね
城館資料読んで勉強してから行くのがww
そうじゃなくても縄張り図とか見ないのに
基本的に行ってから資料は読むもんだと思っています
だから行くために必要なテンションUPの起爆剤は紀行文とかになるんですね
テンション上げなくてもいいんじゃない?ヤル気満々そうだし
そうなんですけどヤッパリ盛り上がりたいんです
一年に一度のししん火山噴火ですからねwww
本書は古本屋にて500円で購入しました
『おくのほそみち』は岩波文庫版はじめ持っているんですがコレは画が気に入りまして購入です
岩手県奥州市の出版社が発行したものです
白河から鳥海山~酒田までの行程が描かれています
巻之四、実は全巻で売ってましたが欲しかったのはこれだけなんでおきて破りの最終巻買いww
この本のおかげでテンションが上がりまくってますww
行きたい場所も見つかったのね
でも思いっきり行程から外れるんだよね
なので帰京する際、旅の最後に芭蕉さんの訪れたある場所で終わりたいです
それまでテンションを維持できるかが問題なのだがww
通常3泊4日なら2日目夜で萎えはじめるのでww
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