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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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sakazaki.jpg坂崎出羽守
津和野ものがたり4
津和野歴史シリーズ刊行会
昭和47年7月 発行
定価300円
114ページ


大阪夏の陣において千姫を救出して勇名をとどろかせる坂崎出羽守さんについて書かれた本です

坂崎出羽守直盛はもともと宇喜多氏の家臣であり
宇喜多直盛の弟・忠家の子共で宇喜多秀家とは従兄弟同士という間柄になります
関ヶ原の合戦前に宇喜多家の内訌で出羽守は主家を去り徳川方として関ヶ原に参戦します
合戦後はその活躍が認められ津和野3万石の領主となります
大阪の陣では家康の孫・千姫を救出し1万石加増されたといわれます

その後、千姫は本多氏に輿入れしなおますが出羽守さんはその道中で姫の乗る腰を奪わんと襲撃をしたといわれます
これには理由があって家康は豊臣秀頼に嫁がせた千姫を救出させたものに姫を嫁がせるといった発言があったそうで救出した出羽守さんもその気になっていたのでしょうか?(このとき彼の年齢は40歳を越えているはずですが・・・)
津和野3万石(4万石)をなげうってまでのこの行動の裏にはどのような理由があったのでしょうか

本書は様々な史料や文献、古文書などを参考に坂崎出羽守さんの生涯を描きつつ、彼をめぐる様々な謎にせまります
柳生宗矩と坂崎氏の関係は興味深い内容でした
出羽守にまつわる逸話を紹介しその真偽についても考察されています
色黒く、手足肥満し甚だ不器量なる云々という人物評は後世に作られたものだそうです

八王子駅前の老舗の古書店で200円にて購入しました
 

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