城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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後三年合戦史跡めぐり
~横手・美郷歴史のまちなみガイドマップ~
横手市美郷町後三年合戦活用協議会
平成28年3月 発行
無料配布パンフ
18ページ
横手市を訪れた際に入手したパンフですただの観光パンフではなく市域に残る後三年合戦の史跡めぐりガイドブックであります
このようなパンフ、嬉しいですね
現地で活用させていただいただけでなく帰宅後も楽しめる内容、遺跡の解説であります
市内に残る史跡を活用し観光や学習に役立ててもらうコンセプトで作成されたのでしょう
大鳥井柵、台処館、金沢城、陣館、沼館、横手城は図面付きで解説されています
他にも北上市とを結ぶ古道、秀衡街道や払田柵、六郷氏と本堂氏、増田町のまちなみなども掲載されています
歴史観光で横手方面を訪れる際に入手すると楽しめます
図書館や資料館などで配布されています
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国指定史跡 大鳥井遺跡
秋田県 横手市教育委員会
平成27年3月 発行
無料配布
22ページ
先日訪れた横手市の「後三年合戦金沢資料館」で頂いてきたパンフであります
城館探訪を趣味とする私ですが大鳥井柵(遺跡)を最初に訪れたのが2007年であります
それまでその存在も知らなかったのですが当時、現地で発掘調査を行っていることを教えていただき何となく訪れました
でも「その何となく」がその後、私の城館に対する考え方に大きな影響を及ぼすのでした^^
1000年も前に使用された柵ですが中世城館と見紛うほどの堀や土塁などの遺構に衝撃を受けました
大鳥井柵との出会いが私の戦国離れを加速させ中世初期やそれ以前の城館だけでなく武士について深く興味を持つことになります
今現在の私の城館探訪のスタイルを知っている方はなるほど~と思うでしょう^^
先日久しぶりに横手を訪れ台処館と一緒に見学して柵のすばらしさを再確認しました
あの時よりもたくさんの資料を読み、いろんな城館を見てきましたがココはやっぱり特別ですわ
このパンフをみて小吉山の失われた遺構の凄さにさらに驚かされました
巨大な土塁、堀は写真でもわかりますから^^
この柵に影響を受けた私にとって宝物ともいえるものです
そして柵の主、清原氏についても私の興味の対象であり続けるでしょう
前九年後三年合戦
11世紀の城と館
入間田宜夫・坂井秀弥 編
横手市監修
高志書院
2011年12月 発行
価格 2500円
245ページ
タイトルは前九年・後三年合戦となっていますが清原氏を中心に安倍氏、源氏との関係や時代背景についていろいろ書かれています
清原氏の研究成果が盛りだくさんであります
情報満載、付箋だらけであります
つい最近入手したばかりなんですけど通勤帰宅の電車内、就寝前、トイレ、風呂、休憩時間などなど暇さえあれば読んでます
すでに2回読んで3回目に突入~( ̄▽ ̄)
すでに世間一般にも知られるようになったこの時代の城館について大鳥井柵や会津の陣ヶ峰、岩手の川崎の柵などについても後半詳しく解説されています
東北には上記のほかにも驚くほどの縄張りをもった城があったんですね
考古学ってすごいな~^^
11世紀の城館について勉強するつもりで買った本ですが清原氏について知ることが多く楽しく読ませていただいております
ネットで600円送料込みで購入したんです
5000円以上の値段がついているのが普通みたいですけど
たまたま格安で手に入れることができました\(^o^)/
とにかく面白くて楽しくて今日もこれから読みながら寝ます^^
実はこの後、12世紀ころの城館についての本を買ってあるんです
越後と会津、奥州の城館についての本です
やっぱり高志書院さんの出版物です
城館研究に関しては当分の間は平安末期から抜け出せそうにありません^^
あなたの知らない秋田県の歴史
山本博文 監修
洋泉社
2013年11月 発行
価格 930円
189ページ
様々な出版社から県別で歴史シリーズが発行されています歴史だけでなく地名や県民性、風習、郷土食なども出版されていますね
いつも思うのが県によって当たり外れの差が激しいということです
洋泉社さんのこのシリーズは2冊目なんですが強くそう思います^^
でも本書は私としては当たりです
しかも100円だったので大当たりですわ^^
東松山市の大型古本屋にて購入しました
かなり中世の紹介に力を入れてます
由利十二党とは、京都扶持衆の小野寺氏、戸沢盛安とは、大河兼任、浅利氏はなぜ滅亡したのか?
かなり読み応えありますよ
秋田については一度しか訪れたことがなくて資料も少ないのでとても貴重な存在となります
城館についてもいくつか紹介されています( ̄ー ̄)
行く予定はないのですが行く気はいあるのでいつか役立てたいと思っています
その場合、湯沢市が有力候補地となるでしょう
広報よこて
特集 後三年の合戦を行く
横手市発行
詳細不明
ずいぶん前に横手市の『沼の柵』を訪れた際に近くの「雄物川郷土資料館」にも立ち寄りました
資料が販売されていたら購入しようと思っていたのですが資料館には私の求める資料はなく
受付で聞いたところ「現在、横手市史を編纂中なのでもう少しお待ちいただければ」という答えでした
ここで私は「東京から来てなかなかコチラまではこれないので云々・・・」と必殺トークを(笑)
そしたら職員のお姉さん(秋田美人でした)がデスクから自分で利用している資料として今回紹介する資料をくれました
後三年の役関連の史料は持っているのですが横手市関連の資料は持っていなかったのでも物凄く嬉しかったです
お姉さまに感謝であります
まだ大鳥井の柵が騒がれる前ですね発掘状況や沼の柵について
後三年の役についてなどなど役立ちました
これをもとに発掘終了後でしたが大鳥井の柵も訪れましたが数年後にまさかあんなに騒がれるとは・・・
というか広報の特集にしては素晴らしすぎる内容です
横手市ではこの他にも後三年の役、金沢の柵関連の資料(パンフ)を入手できましたが横手城に関してはなにもなかったん~
焼きそばも美味かったし空はきれいだし素晴らしい土地でした
唯一ハズレは某大型古本屋さん(横手店)で収穫がなかったことか(笑)
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