忍者ブログ
城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
[98]  [99]  [100]  [101]  [102]  [103]  [104]  [105]  [106]  [107]  [108
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

simotukenodourann.JPG下野の動乱
悲運の戦国武将たち
大森隆司 著
下野新聞社 発行
1983年11月 第三版
価格 2060円
533ページ


10代から20代にかけて戦国物の小説をたくさん読んだものですが最近は読むどころか購入することもなくなりました
本書は戦国物の小説ではありますが下野の戦国時代を題材としたもので少なからず興味があったので購入しました
(立川市の古本屋にて850円で購入)
とはいうもののなかなか読む気にならず長期間放置状態でした
読みはじめるきっかけは壬生町、鹿沼市の城館を訪れたことです
下野の戦国時代に強く興味を持ったからです
本書は2部構成で第1部では戦国初期、壬生氏を中心に宇都宮氏、那須氏の争乱が書かれています
第2部では衰退する壬生氏にかわり皆川氏の活躍中心に書かれています
全編を通じて筆者の下野の戦国武将に対する愛情が伝わる作品で壬生綱房、宇都宮成綱、忠綱、大田原資清、皆川俊宗、広照らの活躍が心地よく感じました
ただ作中には諸葛亮孔明を意識した大軍師が数人登場するのですがこれには違和感を感じましたが面白く読ませていただきました
結構長いストーリーでしたが一気読みでした(笑)

拍手[2回]

PR
yositune234.JPG源義経
角川源義・高田実
角川新書
昭和41年9月 発行
価格 270円
302ページ
講談社学術文庫
2005年1月 発行
価格1050円
314ページ


源義経の研究書です
読みはじめた頃は難しい内容に感じましたが源平好きの私としてはしっかり読んでおきたい1冊だと思い長い歳月をかけて読み終えました(笑)
義経の生涯と源平合戦についての考察はとても参考になりました
今まで読んだ義経関連の書の中で本書は間違いなくベスト1であります
お気に入りの書なので角川版、講談社版を購入してしまいました

余談ですが私は著者の一人である角川源義さんの人生にも強く興味をもっています(笑)

角川新書は八王子駅近くの古書店にて100円で購入
講談社学術文庫は大型古本屋福生店にて500円で購入

拍手[2回]

siobaranorekisi.JPG塩原の里物語
塩原温泉郷土史研究会
随想社
2006年8月 発行
価格 952円
135ページ


昨年、那須を訪れた際に大型古書店の大田原店で550円にて購入した本です
塩原といって思いつくのは温泉ですね
本のタイトルから温泉にちなんだものだろうとは思ったものの手に取ってページをめくってみます
そしたら中世の歴史がメインで町内の城館についても一部で略図付きで紹介されています
塩原氏、長沼氏、君島氏町内での合戦についても紹介してます
その場でしばらく真剣に読みいってしました
塩原は過去に一度だけ通り過ぎたことがあるだけで土地勘もありませんがこの本があれば町内の城館をまわることができると考えて購入しました

●塩原城
●挟間城
●離れ室城
●真木城
●田野城


塩原城については詳しく紹介されています
見取り図も初期の想像図、改修後の図まで収録


いつになるかは未定ですが塩原町の城館めぐりこと楽しみです
きっと温泉には入らないのだろうな~温泉嫌いなもので(笑)

拍手[2回]

tyuuseiakita.JPG中世の秋田
塩谷順耳
さきがけ新書
秋田魁新報社
昭和57年10月 発行
価格 900円
221ページ


この本を購入したのはかれこれ7~8年前であります
秋田を訪れるどころかまったく基礎知識がない頃でした
タイトルに中世と書かれているのでなんとなく購入(立川市の古本屋にて400円で購入)
佐竹氏以前の秋田・・・あまり馴染みがなかったです
そして本書は難しく軽く目を通して書棚に飾ってある期間が長かったです(笑)
数年後、秋田の城館を訪れた後にはじめて本書を読みました

大河兼任の乱、由利八郎、城館と村落はもともと興味があった項目なので楽しく読めました
そして南北朝期の鹿角での騒乱、葉室光顕の事跡などはじめて知る事柄も面白かった~
小野寺氏についても参考になりました
訪れる前は難しいと思っていた内容が今では面白いと感じてしまうのです
秋田、魅力のある土地ですね
機会があればたくさん訪れたい場所であります

拍手[3回]

asikagatadafuyu.JPG足利直冬
瀬野精一郎
吉川弘文館
2005年6月 発行
価格 1700円
218ページ


南北朝期の武将としては、足利一族として地味な存在である足利直冬さんですが私は高校生くらいからこの方が気になっていました
最初はその名前が気に入ったという単純な理由ですが複雑で波乱に満ちた半生と謎に包まれた残りの人生に強く惹かれました
武将としてではなくこの方の人生に興味を持ったんですね
ただし本書を入手するまでは直冬さんが送った人生の一部分しか知ることがありませんでした
図書館で本書を見つけた時は嬉しかった~
そして昨年は購入することができました古書で(800円)
所沢市の古本屋で売られているのを見つけた時思いました「売ってくれた人に心から感謝」

父・尊氏さん、養父・直義さん、弟・義詮さんそれぞれ複雑な関係にありましたが誰よりも長生きした直冬さんは彼らにたいしてどのような思いを抱いていたのでしょう
私はこの事について今後もときどき考え続けるのでしょうね

拍手[4回]

<< 前のページ 次のページ >>
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
リンク
ブログ内検索
プロフィール
HN:
史進みちのく
HP:
性別:
非公開
職業:
スポーツ冒険家
趣味:
城館探訪 城歴史本収集
アーカイブ
カウンター
フリーエリア
フリーエリア

ジオターゲティング
忍者ブログ [PR]