城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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秀吉の出自と出世伝説
渡邉大門
洋泉社歴史新書
2013年5月 発行
価格 900円
239ページ
昨年までハマっていた渡邊大門さんの著書です
かなり衝撃的な本です
これを読んだ後に秀吉が好きだといえる人はスゴイww
強烈なインパクトと後味の悪さを与える書ですわ
様々な資料から秀吉の出自と天下統一までの過程で起きた様々な合戦と残虐な仕打ちを紹介^^
人懐っこいイメージで人気のある武将ですが実は・・・恐ろしい人だったのねΣ(・□・;)
出自や容姿に関してはそれほど興味がありません
その辺のことも結構書かれてますよ
中国人説とか指が人より多いとかww
農民であろうが足軽の子であろうがハッキリしたことがわからないのが真相でしょう
やっぱり出世の陰にはいろいろな苦労があったんですね
残酷な合戦の話は怖いながらも夢中で読んでしまったな~
出世の為だけでなく天下を統一してからも酷い行為が行われているので途中からメンタルいかれてたんだろうか?
茶会や金のばらまき、好色、朝鮮出兵、養子殺しなどなど
信長さんが残酷だとかいわれていますが秀吉さんも負けず劣らずですわ
家康さんも似たようなもんですね
天下人は皆、イカレているんですねww
古本屋で300円で購入しました
通勤、帰宅時の電車内で読むために買ったんですが2~3日で読み切ってしまった^^
読み終わって1年くらい経ちますがもう一度読もうという気にはなりませんww
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最上義光
伊藤清郎
吉川弘文館 人物叢書
2016年3月 発行
価格 2300円
304ページ
今日は購入したばかりの本であります
買い物ついでに寄ったブックオフで見つけました
すでに内容は知っていました ※図書館でかりて読んでいた
古本で安かったら購入しようと思っていました ¥1300
まさかこんな早くめぐり合うとはww
不思議ですね~欲しいものがたまたま訪れた古本屋で売ってるんですから^^
南部信直(中世武士選書)も同時に売られてました¥1600
どちらも欲しい・・・でもコッチも読んだことあるし
ちょっと価格が高いし
南部方面へ行く予定はないし
今は山形県の中世を知りたいのです
来年の春以降に遠征する計画を練っているので資料は多いほど良いのです
いや・・・多いほど迷うのですwww
幸せな迷いなんですけどね^^
内容ですが最上義光を知る最適な書といえそうです
最上家の始まりから義光の祖父、父について
母や妻、親族のついて
伊達氏との関係、大崎氏との関係
家臣団と領内の城館について、江戸初期改易後の山形藩と家臣団の行方
領内の舟運や古道について
基礎的な情報と義光の生涯が紹介されています
寒河江氏や天童氏、白鳥氏との戦いは面白いですね
庄内をめぐって本庄氏との争いや直江兼続との攻防は
最上氏の弱さを感じさせますが個人的には楽しいです
本書を入手したことで以前掲載した『最上義光物語』軍記物が楽しく再読できそうです
そして来年の遠征プランにどのように影響を及ぼすのか自分自身が楽しみであります
葛西一族
河北新報社
平成3年3月 発行
価格 1300円
217ページ
陸奥を代表する領主・葛西氏について書かれた書籍です
葛西氏は初代・清重さんと戦国末期の晴信さんについてはそれなりに知られていますが
それ以外のことは???
貴重な書籍でお宝であることには違いません^^
家臣団や一族については伝承があるものの宗家については家系さえいくつも伝えられ定かでありません
ネットで購入しました ¥1750
値段から察していましたが知りたい情報はあまり得られませんでした
その一方で江刺氏、柏山氏、薄衣氏、大原氏、岩淵氏など有力家臣団の情報は充実していました
史跡や城跡も紹介されています
訪れた場所について知らなかった情報が得られたことは嬉しかったですわ
南北朝期や大崎氏との抗争について知りたかったのですが情報が少なくて残念です
領内の自治体史などが参考に書かれた内容が多いです
同じ情報は私も持っているのでwww
ある意味で伊達氏によって滅ぼされたともいえます
史料や文書が少ないのもそのことが関係しているのでしょう
鎌倉初期から戦国末期まで根付いた領主の情報が少ないことは悲しいことです
葛西氏について研究が進み書籍があらたに発行することを心待ちにしています
今後、宮城県石巻~気仙沼、岩手県南の流地方など旅するプランもあります
旅のお供として利用できる書籍なので購入して良かったと思っています
桑折町史 1巻
原始・古代・中世・近世1
桑折町史編纂委員会
平成14年9月 発行
価格 5500円
994ページ
今年の夏休み、伊達氏の城館を思う存分楽しんだ旅、
最後に福島市の国道4号線沿いのブックオフで見つけました
思わぬ発見に即購入\(^o^)/
もともと中世城館に関する部分の複写は所有していましたが欲しくて我慢できなかったのです^^
購入して良かった~
複写していない部分にたくさん面白ったです
300ページ以上が中世に関する解説ですわ
町の歴史、伊達氏の歴史、城館について、地侍について
伊達家臣、桑折氏について
天分の乱と伊達稙宗について、この地域での南北朝騒乱
城館に関しては伊達崎城や西山城は図面入りで解説しています
そして西山城の西麓に展開した家臣団の屋敷や館について
町内に存在した郷村と地侍と屋敷について
伊達氏に関しては伊達郡だけと偏りがありますが貴重な資料であります
実際に訪れた城館が多く楽しく読んでます(^O^)
もう1回、町を訪れて気になる城館跡を訪れれば町史がさらに楽しく読めますわ
数年内に再訪したいですわ
1500円で購入しました
伊達氏と戦国騒乱
東北の中世4
遠藤ゆり子 編
吉川弘文館
2016年1月 発行
価格 2400円
293ページ
今年の夏休み、東北へ遠征しました
そのキッカケが本書であります
というかもともと東北で決まっていたんですけどww
行先はこの本に影響を受けました
実は昨年の暮れに本書に収録される最上氏と出羽の領主/金子拓を立ち読みして気に入り買ったんです
昨夏は出羽・小野寺氏に夢中だったので資料が欲しくてたまらない状態だったのですぐ喰いつきましたww
最上氏と庄内、仙北をめぐる争いや大宝寺氏、小野寺氏については夢中になりました
安藤氏についても面白い内容でした
仙北は2度訪れたので次は庄内へ行きたいと思わせてくれる魅力的な文でありました
今年の夏前に読み始めた伊達氏について
領国支配から天文の乱を注目していましたがヤッパリ影響されました
特に伊達稙宗さんに関しては評価が一変しましたね
魅力的過ぎて丸山城や墓所まで行くことになりましたから\(^o^)/
伊達氏については認識を改める内容が多々あり勉強になりました
奥州探題大崎氏について近隣の国衆について
これもまた楽しかった~
陸奥では最も親しみのある場所なのでスラスラ読んじゃいましたねww
南奥の国衆と佐竹氏
これは難しいですけど訪れる機会が最も多くなりそうな地域なのでチビチビ読んでますww
北奥の戦国騒乱
南部氏ですわね
これも興味あったので今年初めにパーッと読みましたわ
中世城郭群/松岡進
これはまだ読んでなかったりしてww
城館探訪が趣味なのでどうして?
東北各地の城館を図面付きで解説してます
有名な所からマイナーでも遺構が面白そうな場所まで収録されてます
立地や遺構についていろいろ考察されてます
最近はこういうの読まんのですわwww
自分でやってみたいのでそういうことをwww
そのうち気が向いたら読みますわww
奥羽の宗教文化
これは一番読まないだろうと思っていましたが読んじゃいましたねww
各国衆と寺院と宗派の関係がツボにはまりました
戦国の村町/遠藤ゆり子
村の城についての考察、村同士の争いなんてことが書かれています
普通に書店で購入しました
吉川弘文館さまに感謝です
これほどの書籍が2400円ですからね^^
他の出版社なら3000円は確実に越えますから^^
面白い、楽しい、役立ちました
各章で執筆者が異なりますが読みやすく解りやすかったです
それだけ興味が強く情熱的に読んだから感じたのかもしれませんがwww
東北の戦国時代を知るために読んでみたい1冊であります
相馬氏と葦名氏、戸沢氏、和賀氏、稗貫氏の項目があれば完ぺきだったんだけどな~
カテゴリー伊達氏について(特に丸森町)、大崎氏について影響を受けたので宮城県としました
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