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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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jyousyuuji1.jpg上州路 No.371
特集~義経伝説 上州紀行~
あさを社
2005年4月号
定価700円

群馬県の郷土文化誌です
私は群馬県自体が好きで2ヶ月に1回程度の頻度で県内の城めぐりをしています
ついでに立ち寄った本屋さんでたまたま見つけたのがこの「上州路」です
群馬県の郷土文化誌で上州の歴史、自然などを紹介しています

義経伝説 上州紀行」 源義経が主役の大河ドラマの放映にあわせて特集されたようです
上州と義経は結びつかないと思われる方、意外にも県内には義経に纏わる伝承は多いのです

この特集のメインとして扱われているのは義経四天王のひとり伊勢義盛で彼は安中市に屋敷を構える山賊だったと伝わります

群馬県史に掲載されている伊勢義盛館の写真の場所を調査していくうちに実は別の場所に館跡が所在したことをつきとめてます
そして伊勢義盛家来の子孫を訪ねて屋敷内に祀られた石祠に正治元歳正月十三日 伊勢義森屋敷爰立』という文字を確認します
ドキドキしながら読ませてもらいました推理小説のような楽しさでした
伊勢義盛の『盛』が『森』と刻まれているところがリアルな感じがしますね

他に~群馬の峠歩く~という連載がありこの号では
藤岡市高山の峠と古道を訪ねて』という記事が掲載されています
これは藤岡市内の山城について考察する上でとても役立つ情報でした


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senngokujidainosaitama.jpg戦国時代のさいたま
~城と館からさぐる~
さいたま市立博物館
さいたま市立浦和博物館 発行

平成17年10月 発行
値段は憶えていませんが1000円くらいだったかな?

平成17年10月9日から11月27日までさいたま市・岩槻市合併記念事業の一環として
市立博物館で特別展「戦国時代のさいたま」が行われました
これはそのときのパンフです
当時、私はこの企画展を楽しみにしておりました
確か前評判が高かったと記憶しています
しかし、企画展の内容は記憶にありません・・・
浦和の博物館と両方訪れたのですが・・・

でもこのパンフは相当使えます
さいたま市(岩槻市含む)の戦国期の城館が多数紹介されております
貴重な発掘時の写真や遺構の位置を示した周辺図も掲載されています
とても見やすいレイアウトでこの手のパンフとしては100点満点の出来です
さいたま市はこの時にパンフを参考にいくつか城館をまわったきりご無沙汰しておりますが
いつかこのパンフを片手に訪れたいと思っております

紹介されている戦国期の城館
~岩槻区
●岩槻城
●府内三丁目遺跡(渋江氏館)
●渋江鋳金遺跡
●馬込5番遺跡
●佐枝氏館
●慈恩寺館
●西原遺跡

~見沼区
●丸ヶ崎館
●伊達氏館(大和田陣屋)
●松野氏館
●春日氏館

~西区
●金子山城
●水判土館

~北区
●土呂陣屋

~中央区
●今宮館
●真土間
●御屋敷山
●小村田館
●内道館
●新畑館

~緑区

●代山城
●北宿遺跡
●鶴巻遺跡

~南区

●太田窪堀の内
●弾正屋敷
●白旗本宿遺跡

~桜区

●本村遺跡
●大久保領家遺跡
●宿宮前堀の内

戦国期だけでも29箇所も城館が存在が確認されているのですね
ちなみに他の時代の城館は22箇所あるそうです

さいたま市と関係が深い県内の城
●鉢形城(寄居町)
●騎西城(久喜市)
●河越城(川越市)
●松山城(吉見町)
●三ツ木城(桶川市)
●石戸城(北本市)
●蕨城(蕨市)
●伊奈陣屋(伊奈町)
●菅谷北城(上尾市)
9箇所も掲載されています

さらに「市と交通」、「岩槻城を取り巻く勢力図」、論考「戦国時代の岩槻城をめぐって」大村進なども参考になりました
さいたま市の城館を訪れるのに欠かせない1冊であります

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yosiimati.jpg中世吉井の城館跡
吉井町教育委員会
平成3年3月発行
定価1000円
88ページ

西毛の城館密集地・吉井町も現在は高崎市に編入されてしまいましたね
私とこの本の付き合いは長く2001年にはじめて吉井町の長根城を訪れた際についでに立ち寄った
郷土資料館で購入して以来となります
それからこの本を片手に何度吉井町を訪れたか

町内で確認された城館38箇所すべてに略図と解説が付けられてます
付録で2万5千分の一所在地図がついているのが嬉しいです
城めぐりを本格的にはじめた当初で城郭大系のみを頼りに各地の城をまわっていた私にとって
〇〇町、〇〇市の城など地元に密着した城本とのはじめての出会いとなります


私は30数箇所町内の城館を訪れていますが遺構状態の良い城館はいくつもありません
この本を編集した頃と状況が変わってしまった城館もあります
上信越道の開通により消滅した城館もあります
近年手入れのされなくなった耕地に所在する城館は背丈以上のヤブに覆われ見学不可能な城館もあります
観光目的で破壊された山城もあります
それでも吉井町を訪れるのは最初にこの本を手にしたときの感動が忘れられないからなのでしょうか

吉井町で最良の城「八束山城」に私は今だ登ったことがありません
近い内に登ろうと思っていますがこの本を片手に登ることはいうまでもありません

吉井町の城館についてはサイトで多数紹介していますのでもしよろしければご覧ください
http://www.geocities.jp/sisin9monryu/gunnma.yosiimati.html

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kumagaya.jpg熊谷市郷土文化会誌
熊谷市郷土文化会
各号参考にしております
非売品

熊谷市を愛する会員の方々が研究した市内の史跡や道、橋、地名などについての
考察が掲載されている会誌です
その歴史は古く1935年に発足した会のようです

私は市内各所の地名を特集した号を何冊か所有していますが
そのなかで注目したのが平成2年発行の第45号「星宮特集」です
市内東部に位置する星宮地区(下河上・池上)に本屋敷という地名があり周辺には
屋敷前、中内出、榎戸、剣、市海道など非常に気になる小字があります
本屋敷という小字ですが言い伝えでは地頭の屋敷があったことからついたとのことです
この地に地頭屋敷ははじめてきく情報です

実際に現地では遺構らしいものは確認できませんでしたが郷土ならではの情報で
伝わる地名や周辺の遺跡状況などから武士の屋敷があった可能性が高いと思われます
この手の本をこまめにチェックすることは私の城館探訪満足度を満たす為には
必要なのだとつくづく思いました

画像は昭和52年発行の第32号でこちらには中条地区が紹介され
光屋敷、中条氏館についての記述が参考になりました

熊谷市の城館を紹介しているページです
http://www.geocities.jp/sisin9monryu/saitama.kumagaya.html

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kodouwoaruku.jpg古道を歩く
~鎌倉街道歴史探訪~
奥武蔵古文化研究会 発行
埼玉県歴史資料館 編集
平成12年4月発行
定価200円?

菅谷館のある嵐山史跡の博物館でかつて販売されていた小冊子で
鎌倉街道上道のガイドブックです
鎌倉から本庄までの街道沿いに所在する史跡を紹介しているのですが
この手のガイドとしては驚きの情報量ではないでしょうか
たくさんの城館も紹介されています

私がこの本をブログで紹介するのは本庄市(旧・児玉町)の
玉蓮寺(児玉時国の屋敷)と隣接する八幡神社を源義家の陣伝承地して掲載ているからです
これは貴重です
児玉の図書館で郷土資料を調べても得られなかった情報ですから
とはいえ現地の案内板にはこのことがしっかり記載されているので
何らかの資料では紹介されているのでしょうね

児玉町の城館を紹介したページです
http://www.geocities.jp/sisin9monryu/saitama.kodama.html

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