城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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前九年後三年合戦
11世紀の城と館
入間田宜夫・坂井秀弥 編
横手市監修
高志書院
2011年12月 発行
価格 2500円
245ページ
タイトルは前九年・後三年合戦となっていますが清原氏を中心に安倍氏、源氏との関係や時代背景についていろいろ書かれています
清原氏の研究成果が盛りだくさんであります
情報満載、付箋だらけであります
つい最近入手したばかりなんですけど通勤帰宅の電車内、就寝前、トイレ、風呂、休憩時間などなど暇さえあれば読んでます
すでに2回読んで3回目に突入~( ̄▽ ̄)
すでに世間一般にも知られるようになったこの時代の城館について大鳥井柵や会津の陣ヶ峰、岩手の川崎の柵などについても後半詳しく解説されています
東北には上記のほかにも驚くほどの縄張りをもった城があったんですね
考古学ってすごいな~^^
11世紀の城館について勉強するつもりで買った本ですが清原氏について知ることが多く楽しく読ませていただいております
ネットで600円送料込みで購入したんです
5000円以上の値段がついているのが普通みたいですけど
たまたま格安で手に入れることができました\(^o^)/
とにかく面白くて楽しくて今日もこれから読みながら寝ます^^
実はこの後、12世紀ころの城館についての本を買ってあるんです
越後と会津、奥州の城館についての本です
やっぱり高志書院さんの出版物です
城館研究に関しては当分の間は平安末期から抜け出せそうにありません^^
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葛西氏とその時代
地域の歴史を求めて
葛飾区郷土と天文の博物館地域史フォーラム
崙書房
1997年12月 発行
価格 1600円
266ページ
昨年末に「葛西城とその周辺」と一緒に購入しましたネットで購入しましたが290円でした格安ですね
そして昨日も書きましたが今年のテーマの一つに葛西氏にするきっかけとなった本であります
葛西清重、実はあまり知らないのです
名前は知っていますがどのような人物で源頼朝との関係やどのくらい領地をもっていたのかなどなど
知らないことだらけでした
戦国期、陸奥の葛西氏については宮城県・岩手県南で集めた資料があるのである程度はわかりますがその先祖である清重さんについては・・・^^
この際なので勉強しました
といってもまだ途中なんですけど
秩父平氏の中では毛色が少し違うな~というのが第一印象であります
猛々しさが感じられませんが知的という感じもありません
誠実という言葉がいちばんしっくりくる人物ですね
本署は清重さんについて書かれているだけではなく鎌倉期の葛西氏、その領地支配、領地を接する千葉氏との関係についても開設されていて勉強になりました
清重の館跡といわれるのは葛飾区の西光寺ですが実は2つあるそうなんです
どちらも館跡ともいわれますがどうなんでしょう
そのことについての考察は面白かったな~
夏、葛西城と一緒に訪れます
楽しみです
それまで本書を読み込んでもっと勉強しますよ^^
葛西城とその周辺
地域の歴史を求めて
葛飾区郷土と天文の博物館 編集
たけしま出版
2001年5月
価格1500円
255ページ
昨年末、ネットで購入した本です私は今年の城館探訪というか研究のテーマを葛西氏(東国)にしたのですが本書を読んだ影響が強いです
もともと大河川下流あたる葛西城や葛西氏の領地は低湿地帯という私がここ数年研究している事なので遅かれ早かれ行くことは決まっていたんです
本書を読んで葛西城とその周辺の歴史に興味が高まりました
葛西城・・・遺構なんて残ってないだろうけどそこには濃密な歴史が土の下に埋まっているんですよ^^
葛西氏というより管領上杉氏、古河公方、後北条氏など戦国期の歴史が中心となります
でも葛西氏時代の館、千葉氏時代の葛西城、大石氏時代の葛西城、幕府の御殿となった場所でもあるんです
それぞれ中心となる場所が異なるようです
夏頃に地表面上は何ないただの市街地を本書を片手に妄想を膨らせつつまったり徘徊したいと思います^^
発掘されて葛西城について、中川、太日川、入間川の流路、管領上杉氏と葛西城
後北条氏と葛西城、葛西地域の特徴などなど読みごたえあります
入手後すぐに読んで付箋だらけですわ
97円送料別で購入っす^^
義経の時代100人
関幸彦 監修
河出文庫
2005年1月 発行
価格 720円
221ページ
義経の時代100人、関幸彦さんが監修ということで迷わず買いました理由はこの時代の人物についていろいろ調べるのに人名辞書的な本がほしかったのです
最近は物忘れがひどくてちょっとしたことが思い出せなくて^^
そんな時にこういった本があると便利なんです^^
PCデスクから手の届く本棚に置いてあります
この時代の人物を100人だけ掲載するというのは難しいですね
選考基準は記されていませんでしたがなかなかマニアックですよ
由利八郎、小山朝政、金売吉次、城助職、新田義重などなど収録されています^^
一番うれしいのは100人中1番目に紹介されるのが上総広常さんなんですよ~
何故だろう?
執筆を担当されている方々も有名人なので短い文章ですがわかりやすくマニアックに人物を紹介しています
日野市の大型古書店にて350円で購入しました
中世東北の武士団
佐々木慶市 著
名著出版
1989年10月 発行
価格 4900円
273ページ
限定1000部
久しぶりにタイトルを見て「おおっ~!!」と思い衝動買いしてしまいました950円でした^^
箱本でこのタイトル、名著出版ですから中身は超期待していました^^
帰宅して目次を見て・・・思っていたのと違うことにショックを^^
数日後、気を取り直して読んでみることに中奧の武士団、今の宮城県辺りに拠点を構えた土豪について書かれた項目から読みはじめました
28氏を簡単に紹介しています
甲斐氏、工藤氏、菅原氏、曽我氏、長江氏などなどマイナーかつマニアックな土豪から大崎氏、葛西氏、相馬氏、国分氏、留守氏など有名な大名クラスの土豪まで掲載されています
これはこれで読み応えありましたが解説が短すぎて物足りなさが残ります^^
大崎氏については次項で「奥州探題斯波大崎氏の世系」として詳しく書かれているので◎です^^
留守氏についても「留守氏の研究」としてその出自から解説されています
留守氏に関しては知りたいことがたくさんあったので参考になりました
この本のメインは岩城氏と好嶋庄、伊賀氏についてであります
こちらについては今のところ興味もないし行く予定もないので読んでいません^^
いわき市・・・数年前は行く気満々だったんですけどね
一度、いわき平の競輪場には行ったことありますが・・・どうでもいいですねwww
津軽安藤氏の研究もマニアックですがこちらも興味の対象外なので読んでいません
そのうち津軽、岩城に行くことがあれば読むのでしょうね^^
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