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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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新装 新選組顛末記





永倉新八

新人物往来社

1998年11月 初版

2003年10月 第9版

価格 1800円

275ページ

何度か書いたことがありますが私は20代の頃、新撰組オタクでした
某国民作家の作品「燃えよ剣」に影響を受けた友人の誘いで新撰組関連の史跡めぐりを付き合いうちにハマってしまいました
でも司馬さんの著書は読んでませんよ^^
嫌いなんだもん司馬さん^^

子母澤寛さんの著書が私の新選組の基礎知識となっています
それに特定人物には独自に肉付けして人物像を創りあげてしまいました
私の中では土方さんは神に等しい存在になっています^^

永倉さん、どちらかというと好きではないのです
強いのは知ってますが堅物というイメージで空気を読めない人物と思っています
そんな彼の自伝ともいうべき新選組顛末記は読む気になれませんでした
といっても子母澤さんの著書はこれをベースにしているので間接的には読んでいるのですが^^

大型古本屋青梅店にて200円で売られていたので読んでみようという気になりました^^

近藤さんと袂を割ってからの彼の行動も知りたいと思っていたし
松前での生活、老後なども何となく知ってみたくなりまして
若いころは絶対に興味をもたないことでしたが大人になったのかな
ここらで新選組の生き証人・永倉新八を知ってみようと思ったです

内容ですがほとんど知っている内容でした
老後についても雑誌等で紹介されているので新たに知り得たことはなかったです^^
しれでもマニアなら是非持っておきたい一冊なので安く入手たことを素直に喜んでおきましょう^^

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信濃中世の館跡

信濃史学会研究叢書5




信濃史学会 編

信毎書籍出版センター

2000年10月 発行

価格 2500円

240ページ

こちらも「信州の山城」と同時に購入したものです
在地土豪の館跡を紹介するもので私としてはスゴク魅力を感じました
山城も好きですが在地土豪の館跡や領内支配といったことに興味があるので
勉強させていただきました
しかし残念ながらここに掲載される館跡はいくつも訪れていないのです^^
しかし、これを見ると次に長野に行く際はココに行こうという気にさせてくれます
遺構、地名、地籍図なども用いて丁寧に解説されています
私の所有する数少ない長野の城館本の一つです
今後お世話になるはずです
そのときまで大切に書棚にしまっておきます^^

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信州の山城

信濃史学会研究叢書3





信濃史学会 編

1993年5月 発行

価格 2500円

269ページ


一昔前の信濃の城本であります^^
県内の山城45箇所を図面付き紹介しています
なかなかマニアックな品揃えであります^^
10数年前になりますかね
都内に出かけた際に大きな書店で購入しました
衝動買いです^^

図面よりも文章に魅力を感じて購入したんですよ
歴史や立地について詳しく調べられています
城の構造は自分で現地に足を運べばわかりますが歴史や伝承などは史・資料がないとわかりません
遠出して図書館などで資料集めってけっこう大変なんですよ

ここに紹介されている山城は10数城しか訪れていないので全部を読んだわけではありませんが
参考になりました
今後、信濃へ赴くことがあれば郷土史と中世城館報告書、そして本書を頼りに頑張る所存であります^^


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戦国史の怪しい人たち

天下人から忍者まで


 

鈴木眞哉

平凡社新書

2008
鈴年5月 発行

価格 760円

225ページ

この方の本は大型古本屋で100円で売られていることが多くよく購入していますが
あまり好きではありません
理由については語りませんが嫌いなんです^^

本書はタイトルに興味を持ち立ち読みしていたら記憶の憶測に眠っていた懐かしい人物の名前を見つけて懐かしさのあまり購入してしまいました
もちろん税込で108円であります^^

その人物とは沙弥可であります
文禄の出兵の際に加藤清正に属し3000の兵を引き連れ渡海するも朝鮮に降り日本軍と戦ったとされる人物です
この人のことを知ったのは30年ほど前でしょうか
女性みたいな名前だしわざわざ朝鮮に降るなんて珍しい人もいるんだな~と思ってました
その後、この人の名前を聞かなくなりました
そして本書で再び沙弥可の名前を目にしたのです
内容を読んでみるとどうも実在の人物ではないようですね
朝鮮側の捏造説が濃厚のようです

他にも小中学生の頃に知ったここでいう怪しい人物たちについて書かれていて読んでいて楽しかったです
筆者の本を読んで楽しい、面白いと思ったのは初めてかも(笑)
尼子十勇士、真田十勇士、岩見重太郎なんて本当に懐かしいな~

一つ新たに参考になったことがありました
大野治房についてであります
大坂方の武闘派だということは知っていましたし好感のもてる人物だと思っていましたが本書を読んでその怪しさにさらに好感度UPです(笑)

暇つぶしのつもりで購入した本ですがかなり楽しめました





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下総・奥州相馬一族






七宮涬三 著

新人物往来社

2003年12月 発行

価格 2800円

287ページ

タイトルは下総・奥州相馬氏となっていますが基本的には奥州相馬氏について書かれた本です
相馬氏の出自の地、下総については序盤で触れる程度となっています
相馬氏というと戦国期、伊達氏との熾烈な抗争で知られますが私自身あまり把握していないのです
なので購入してみたのですが相馬氏はやっぱりピンとこないです
たぶん浜通りは一度しか訪れたことがなく相馬までは足を延ばしていないので興味がイマイチ湧いてこないのでしょう
いつも候補地にはあがるのですが一番最初に除外される場所なんです(笑)
きっと相馬の城館を訪れるとハマるんだと思っています

本書は相馬氏から見た奥州の中世といった感じで解説されていて深く相馬氏について書かれていません
南奥州の南北朝から戦国を学ぶのに適した本だと思います
けっこうスラスラ読めたのはそのせいなのでしょうね^^
今のところ奥州相馬氏について書かれた本はこの1冊なのでこれで相馬氏と領地についての理解を深めて相馬の城館へ攻め込みたいと思います
城館資料は相馬市史の複写があるのでこれらを持っていつの日か相馬を旅したいものです

大型古本屋にて1200円で購入しました(どこの店舗か忘れました)

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