城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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東京の一万年 古代~戦国編
東京のふる里をつくる会 編
学研MOOK
1990年8月 発行
価格 2200円
99ページ
以前も書きましたが学研さんの歴史シリーズには10代後半から20代後半くらいまで本当にお世話になりました
10代の頃、城や村の復元鳥瞰図が想像力の乏しい私の歴史魂を刺激しました
もっとも当時は2000円以上の本は買う気がしませんでしたので専ら図書館で借りて見ていたんですが^^
この本もかなり影響を受けましたね
当時は東京にもこんな古代・中世があったんだ~と驚いたものです
古代の牧、中世の城館、古戦場などなど鳥瞰イラストとともに解説しています
こういう表現方法は今は普通になってきたけど当時は斬新でした
学研さんは最初じゃないかな?
先日、福生市の大型古本屋で108円で売られていて懐かしさに思わず購入
今の私には必要な資料ではありませんが影響を受けた本として本棚にコレクションしておきたい1冊であります
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桜村の昔ばなし ふるさと文庫
佐野春介 著
筑波書林
1980年6月 発行
価格 480円
78ページ
筑波書林&崙書房の茨城県のふるさと文庫シリーズです桜村(現・つくば市)編であります
ふるさと文庫シリーズは古書店でよく見かけるのですが自分が訪れていてある程度思い入れのある市町村については内容にかかわらず購入しています
しばらく茨城は訪れていないのですが(行く予定もありませんが)懐かしくなってふと手に取るのがふるさとシリーズなんです
自分が行ったことのある場所に伝わる昔ばなしだと現地の風景を思い出しながら読んでいます
他愛のない話、微笑ましい話、顔をしかめてしまうような話、歴史的に興味のある話いろいろ掲載されています
桜村ですが金田城という素晴らしい中世城館が残る場所でその周辺にはいろいろな話が伝わっています
長者屋敷、(旧・桜村中学校)の話、金田城(館山城)の話など興味深く読ませていただきました
巻末には旧村内の史跡、神社、寺院について簡単に解説も収録されています
花室城、上の室城、金田城(館山城)について
当たり外れの大きいシリーズなんですが^^
桜村に関しては自分としては大当たりであります
八王子駅近くの古書店にて210円で購入しました
日野市史 史料集 高幡不動胎内文書編
日野市史編さん委員会
平成5年3月 発行
価格 不明
239ページ
中世における地侍の生活の実態を知るうえで貴重な史料であります
そして南北朝期、常陸における合戦の様子を知ることのできる史料でもあります
私はこの史料集ではじめて史料読みの楽しさを知りました
とくかく面白くて
日野市に所領をもった山内経之という地侍が家族や友人などに充てた手紙をまとめて高幡不動の胎内に収められた文書であります
リアルな武士の生活、お金の工面に困ったことや戦場で刀を失い人から借りて使用していること
所領に残した息子への手紙、借金の申し入れなどなど様々な手紙が残されています
今まで諸資料でこの文書の内容が紹介されていたのでその存在は知っていましたが史料集としてまとめて読むと本当に勉強になりますわ
これがきっかけとなり史料集めにも力を入れるようになりました
それまでは市町村史でも通史編、考古編などを中心に収集していましたが史料編も目を通して興味のあるものは複写して所有するようになりました
昨年、体調を崩して以来、大好きなフィールドワークが思うようにできなくなりました
いっそのこと史料読みを中心とした中世研究に趣味を変えようかとも思いました^^
それほど私に影響を与えた1冊でとても大切なお宝であります
日野市旭が丘の大型古書店にて400円で購入しました
かなりの掘り出し物ですね^^
もっとも分かり易き太平記の解釈
柴田隆 著
日本出版社
昭和8年4月 発行
価格 壹円
昭和8年、発行の太平記の解説本です
タイトルに「もっとも分かり易き」と書かれていますが口語訳や解説が掲載されています
私のような人間にとっては嬉しいです
80年以上も前に出版された本なので表紙はカビが・・・(笑)
でも中身はしっかりしていてキレイです
ちょっと読んでみたんですがなんか違和感があります
・・・
・・・
昭和8年・・・足利尊氏さんは日陰の人だったんですね
この太平記、楠木正成さんが主役なんです^^
はじまりは普通なんですが正成さんが湊川で散り正行さんに首を届けるところで終わりなんです
しかも物語上どうしても尊氏さんを省けない場面がありますが簡単な記述&カットです
ええっ~こんな太平記ありなの・・・
時代が時代ですからね^^
ある意味スゴイ本です
お宝です
たぶん読むことはないでしょうが貴重なマイコレであります(笑)
八王子市の古書店にて100円で購入しました
青森県の怪談
北洋介 編
青森県児童文学研究会
津軽書房
昭和49年9月 発行
価格 500円
236ページ
城館、歴史とあまり関係ない本を紹介します
このところ暑くなってきて夜、眠る前に怖い話を読んでます^^
昔からの習慣なんですね
なんでだろう?
「青森県の怪談」は地元に残る怪談を集めて編集したものです
現代といっても昭和中期ですが(笑)
大正・昭和初期、明治、江戸期とわけて掲載されています
昭和初期、大正の話はけっこう怖いデス
背筋に冷たいものが・・・
でもね江戸期の話はもっと怖いデス
昔話的な要素を多分に含んでいますが話の内容をよく考えてくると後からジワジワ来るんです怖さが(笑)
妄想が膨らむんですね^^
児童向けの本ですが大人が読むと文面以上にいろいろ考えちゃうので怖くなるんですよ
青森という土地柄が反映された話も多く楽しめます
私は年に一度、夏場に少しずつ読んで楽しんでいます
八王子市堀之内の大型古本屋にて100円で購入しました
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