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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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武田氏史料集





清水茂夫 服部治則 校注

新人物往来社

昭和42年6月 発行

価格 1500円

358ページ

先月、八王子の古書店にて入手しました¥2000也
以前から自分でも不思議に思っていたんですが欲しいと思った本が入手できるんですよ
全てというわけではありませんが入手が難しそうなものが見つかります
運なんですかね^^

武田氏研究の基礎資料ともいえる史料が収録されています
高白斎記、妙法寺記、武田三代軍記、甲乱記、理慶尼記、勝頼夫人祈願書、王代記

三代軍記は甲乱記との比較ということで武田氏滅亡の部分のみ収録されています

私は高白斎記が読みたいとずっと思ていました
妙法寺記、甲乱記はすでに所有しているのでそのためだけに買ったといっても間違いではありません
とはいえ例のごとく読みにくいのであります
現代文にしてくれていればサクサク読めるのに・・・
でもこの手の本はこうじゃなきゃ雰囲気がでないかな~なんて最近は思っています
読みにくいのも魅力の一つかな^^

内容ですがすでにたくさんの先生方が引用しているのでいまさらなんですが一次史料を読むのは面白いんですよ

それと持っているだけで安心というかいざというときに役立つ史料だと思っております
山梨県の城館へ行くたびに帰宅し就寝前にこれを読むことになるのでしょうがその瞬間がとても幸せなんですね

偶然に格安といっていい値段で入手できた本書は一生大事に扱っていきます(宣言)

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桧原の村の小さな動物記




ひろ・ゆたか

歴史春秋社 制作

2004年6月 発行

価格 1000円

111ページ

先日訪れた福島県北塩原村の檜原湖周辺に伝わる動物記です

掲載されるエピソードはすべて実話とのことです

小さな動物記というタイトルからほのぼのした内容と思われるでしょう

しかし山深く積雪の多い場所で生活にまつわるリアルな話やクマや凶暴な猿について書かれたエピソードなどなど

まだ村に舗装道路がなく電気のみがある昭和の初期頃のお話でしょうか

アナグマの鍋や春先に喜多方で貰い受けた犬を冬場の食料として・・・

素手でクマを退治した話などなど

檜原湖周辺の風土や習慣を知るにはちょうど良い読み物でした

青梅市の大型古本屋にて100円で購入しました

この本を読んだおかげで檜原湖周辺を散策しているときクマの痕跡を見る度にドキドキしました(笑)

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後北条氏の研究

戦国大名論集 8







佐脇栄智 編

吉川弘文館

昭和58年10月

価格 5900円

474ページ



先日のことですがBOO●OFFで格安で入手しました後北条氏の関する論集であります
格安ってどのくらい? 230円であります^^
自分の目を疑いました
何度も値札をみて確認してしまいました(笑)
この手の専門書って高いイメージがあったのでものすごく得した気分になました
でも考えてみれば後北条氏って好きではないんですよね^^
それならば今川、武田のほうが云々・・・・(笑)
それについて話すのはやめましょう^^

ただし内容はというと超難しいというか興味をそそる論文がいくつもありませんでした
領国支配、外交、文化、経済政策が中心の論集なのです
伝馬制についての話、伊礼さんの城と役帳についての話っす
他にもキラ星のごとく有名な先生方の論文が並んでいるのですが・・・
将来役に立つかもしれません
ということで書棚に保管することにしました~(笑)

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平成26年度 柏木城の発掘調査



北塩原村教育員会

平成27年3月30日 発行

配布パンフ


先日訪れた北塩原村の柏木城の発掘成果が紹介されたパンフです
城の南側、大久保集落から登城したのですが入り口の民家のオジサマがくれました
私の格好を見て城に行くと察して「さっきもらってきたばっかり」といってくれました
嬉しい頂き物です
昨年、主郭を中心に発掘調査が行われ(一部では現在も継続中)大規模な虎口の石積みや
主郭を囲む石塁や破城された姿が見られます

物凄い城でした丸馬出しはあるし、枡形虎口や堀切、郭の配置など見事でした
何よりも発掘調査後の良好な状態が見られたことがよかったです
パンフ、役立たせていただきましたよ
おかげさまで葦名氏の石積み城郭を堪能できました

城の簡単な歴史と発掘成果が書かれ主郭まわりの図面、石積みの写真が掲載されているだけのパンフですが中には私自身の思い出がたくさん積まっています^^
パンフを見るたびに思い出す柏木城の石積みや虎口などなど
素直にまた行きたいと思う素晴らしい城でございます
そのときは新たな発掘成果を盛り込まれたパンフが更新されているといいな

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昨日、八王子市へ買い物に行くついでに4件の古書店に立ち寄りいろいろ掘り出し物を探してきました

今回も欲しいと思っていたものがワンサカと見つかりまして財布の紐が緩みっぱなしで(笑)

●武田氏史料集 新人物往来社 2000円
 今回購入したなかで一番の高値であります
 高白斎記、武田三代記ついに入手しました
 戦国武田氏研究に欠かせない史料集であります^^

●神奈川県中郡勢誌  800円
 最近ずっと通っている神奈川県しかも中郡の地誌であります
 復刻版で箱なしということで格安の値段で購入しました
 真田城や丸山城、岡崎城などなどいろいろ収録してます

●大内義弘  松岡久人  800円
 戎さんの中世武士選書ですね
 これもストライクど真ん中ですね
 応永の乱、南北朝期の大内氏、今川了俊さんのことなどなど

●安達泰盛と鎌倉幕府  福島金治 590円
 またまたど真ん中です安達氏、とくに泰盛さんですから買わないわけにはいきません

●もっとも分かり易き太平記の解釈  柴田隆 100円
 昭和8年発行の太平記の解説本であります
 かなりの年代物ですが読む分には全く問題ないレベルの状態です
 コレクターズアイテムという色合いが強いですが^^

●江戸の城と川  塩見鮮一郎  350円
 これは以前から何度も図書館で借りていたものでして
 文庫本で再販されていたので欲しいと思っていたのですが売ってました^^

実録後藤又兵衛  綿谷雪  100円
 豪傑。又兵衛さんの歴史物語です面白そうなので買いました
 しかし読むのは何年先になるか・・・

●戦国の兵法者  牧秀彦  100円
 戦国期の剣豪、兵法者、兵法について、戦国大名との関係について解説した本です
 ちょっとした暇つぶしの読み物として最適かなと思って購入っす

●口訳 常久肝膽夢物語 鈴木久  100円
 ここからは崙書房ふるさと文庫シリーズです
 本書は江戸末期に起きた牛久宿助郷一揆の記録であります
 馴染みの土地での出来事なので知っといて損はないかと思い購入しました

●神栖町の昔話 200円
●石下町の昔話 200円
●桜村の昔話  200円
 崙書房ふるさとシリーズまだまだたくさんあったのですが馴染みのある町の
 昔話を購入しました
 いくつか興味深い内容もあります


崙書房の書籍はとにかくたくさんありすぎてチェックするのが大変でした
予算は大幅に超えてしまいましたが大満足であります


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