城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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中世のみちと都市
日本史リブレット25
藤原良章 著
山川出版社
2005年9月 発行
800円
107ページ
ここ数年、城館探訪をするうえで私が気にしているキーワードは中世の道であります中世の道筋から城館の位置を考えたり所在地を確認したりしています
実際に古道を歩いたり車で通ったりもしています
ずいぶん前に購入したまま放置していた本書ですが近頃ようやく役にたちはじめました(笑)
本書に掲載される例として神奈川県秦野市から平塚市に抜ける古道を中心に城館跡を訪れてみました
古道といっても現在は普通の大通りです
でも目を凝らして観察してみると何気ない曲線(カーブ)や寺院所在地から道の存在を感じることができました
古道を意識した城館の配置も確認できました
城館についての史料や伝承が少ない地域でしたが古道と一緒に見て歩くことで充実した時間を過ごせました
もともとは背表紙に掲載される清流に架かる板橋の写真が気になって購入したんです
岩手県陸前高田市の気仙川に架かる橋なんですが一枚の板を何枚も継ぎ足して架けた橋で人ひとりがようやく渡れる程度の粗末なものですがとてもに気にかかりました
絵巻物に描かれた橋そのままの形に魅せられたんですね
いつか訪れたいと思っていましたが現在もあるのでしょうか
各地に残る板橋、二枚橋、三枚橋などの地名についても理解できました
いろいろと参考になった本であります
日野市旭が丘にあった大型古本屋にて300円で購入
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旧・成田領に残る歴史遺産
ものつくり大学 横山研究室 著
埼玉新聞社
平成24年9月 発行
価格 1000円
272ページ
忍城を舞台にした映画の影響で成田氏の名はかなりメジャーになりましたね成田氏の領地、北埼玉に残る神社仏閣や史跡を紹介している本です
忍城についてはさすが地元といいましょうか詳しく紹介されていますね
古代から近代までの史跡を幅広く紹介していますので史跡めぐりガイドブックとしては最適でしょう ※持ち運びが不便^^
忍城をはじめ北埼玉の城跡はほぼ訪れてしまったのですがこういった本があると忍城の再訪と史跡めぐりといった組み合わせで再び訪れたくなります
古墳や寺院めぐり中心で城館はついで
なんていうのも悪くないと思っています
所沢の大型古本屋にて400円で購入しました
利根川の変遷と水郷の人々
鈴木久仁直 著
崙書房
1985年11月 初版
1996年7月 第6版
価格 1200円
239ページ
私の大好きな河川、利根川について書かれた本でありますタイトル買いでしたが内容は思っていたものとかなり違っていました(笑)
太古からの利根川の流路について書かれていることを期待していましたが
利根川流域に住む人々の暮らしや漁業について書かれたものでした(笑)
江戸期の流域の干拓についてはけっこう詳しく書かれていますよ
しかし、これはこれで楽しく読ませていただきました
ホタルエビの話、ウナギやシジミ、サケの収穫量の話などなど
歴史とは関係のない話ですがこういう話も興味があったんですよ
いまやウナギは養殖が一般的で天然ウナギなんて私のような人間にはとても手の届かない食材となりました
シジミにしても利根川産なんて出回っているのでしょうがなかなか口にできないでしょう
でもサケに関しては漁獲高は減ったといっても昨年遡上を見に行きましたがその数の多さに驚きました
利根川に関する本は私の中ではハズレがありませんどんなものでも楽しく読めちゃうんですねよ
好きなんです利根川(笑)
これが荒川や多摩川だったら微妙なんですけどね
この違いはなんなんだろう?
八王子市高尾駅近くの古書店にて500円で購入しました
鎌倉街道Ⅰ 歴史編
栗原仲道 著
有峰書店
昭和51年1月 発行
価格 1500円
266ページ
以前このシリーズのⅢは紹介したのですが今回はⅠ歴史編を紹介します鎌倉街道の成り立ちや古代・東山道についてなどなど道の歴史についての解説と
歴史の流れから見た鎌倉街道について解説しています
鎌倉街道という名称は近世につけられたもので当時は鎌倉道と呼ばれていたようです
その中で上道、中道、下道に分かれて各地に延びているのですが本書では主に武蔵を通った上道について書かれています
上道といえば鎌倉末期から室町期にかけて多くの合戦が行われました
だから武蔵で古戦場めぐりをしていると鎌倉道跡が近くにあるのです
今でも当時の面影を残すといわれている場所も各地にありますがどこも趣があっていいですね
内容ですが今更読むほどではないのですがコレクターズアイテムといいましょうか
なんとなく書棚にしまっておきたい一冊だったので買いました
とはいうものの街道沿いで行われた合戦が簡潔にまとめられているのでちょっと調べものをする際には便利だったりして(笑)
大事にしてますよ
八王子市の大型古書店にて300円で購入
源義経 夢の跡 探究地図
文化地層研究会 編
平成17年4月 発行
価格 200円だったかな?
今日は書籍ではないのですが義経さん関連の資料を紹介します
平泉の義経終焉の地といわれる高館を訪れた際に購入したものです
都、平泉、鎌倉、西国の義経に関連する史跡、伝承地を地図に記し裏面で解説がされています
かなり詳しい内容ですよ
伝承地にに関しては何とも言えませんが北奥羽から北海道のものまで紹介されています
私もいくつか訪れたことがありますが義経関連の史跡、伝承地は何か特別な思いがあるのでよく覚えています
伊勢義盛屋敷、屋島の古戦場、高館、如意の渡、栗原寺などなど
近いうちに旅行を予定していますがこの中のいくつかは訪れてみたいな~なんて思いながら久々に地図を眺めていました
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