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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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江東区の武家屋敷




中野達哉

江東区史 上巻

1997年3月 抜刷

価格 不明


今日は面白い冊子を紹介します
江戸期の武家屋敷についてです
江東区内に構えられた武家屋敷、大名屋敷の所在地と詳細について江東区史より抜刷されたものです
私にとって興味のある部分だけ区史より抜き出されて冊子となっているのが嬉しいです
ページも修正されずそのままなので表紙をめくるといきなり405ページとなります
区内に構えられた屋敷は中屋敷、下屋敷といった大名の住まいではなくその一族の住居となりますが一覧表に書き出された名前と所在地を見るのが楽しいんです
「何々家はここか~」「何々家と何々家は隣同士か~」なんて独り言も(笑)
これをもとに現地を訪れようとは思いませんが見ていて癒やされるんですよ
これって、こんな私、変ですかね(笑)

ちなみに私、都内在住ですが江東区ってどこなのかよくわかりません・・・
通ったことはあるんでしょうピンときません
有名な中世城館がないからでしょうか(笑)

飯能市の古書店にて200円で購入しました

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楠氏一門の教養



中村直勝

教学局

昭和14年3月 発行

価格 不明

44ページ

先日、行きつけの飯能市の古書店にて見つけた冊子です
昭和初期に発行された楠木本であります
いつものように値段がついていないのですが古い価値のありそうな冊子なので値が張るかな~なんて思いましたが100円(税込)でした

智謀に長けた人物が多い楠木一族の教養と題した冊子ですからかなり期待して読みました
しかし、内容は・・・
正成さん、正行さんについて書かれてはいますが・・・それだけっす
いや正成さんの夫人についても少し書かれています
さすが昭和初期の楠木本といった内容ですわ~
とくに参考になるような記述もなくコレクターズアイテムとして書棚に収めました
おそらく本書は永い眠りにつくことになるでしょう(笑)

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歴史探訪 多摩の古寺



米光秀雄

株式会社ぎょうせい 

昭和59年10月 発行

価格 1200円

178ページ


城館探訪を趣味としていると寺院や神社は切り離せない存在となります
城跡が寺院や神社であることが少なくないし武将の墓があったり所縁の品が奉納されていたりなどなど
多摩の古寺、例外なく城館跡や武将の墓があります
私の住んでいる場所の周辺に存在する寺なので収録される寺は結構訪れています
都市開発で古い景観が失われつつある多摩ですがそこに存在する寺には心が落ち着く空間が存在するので城館跡でなくても訪れることもあります

本書の購入理由は寺の由来や在地土豪との繋がりを再確認することです
100円でしたので迷わず購入っす(あきる野市のブックオフ)
こんど暇があったら本書片手に気軽に多摩の古寺を訪れたいと思います

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戦国史研究 第5号





東国戦国史研究会

吉川弘文館 

昭和58年2月 発行

価格 400円

30ページ

東国の戦国期について興味を持つと古河公方と管領上杉氏の関係について理解しなければなりません
より理解を深めるためには不可欠な勉強だと私は考えています
とはいうものの複雑で難解な両氏の関係は長い月日をかけて理解しなければなりません
研究されている方も少ないのでしょうか参考書も少ないのが現状であります
(あるにはあるが高価、入手困難)
今回紹介する戦国史研究第5号には「足利政氏と上杉定顕」という論考が収録されています
購入直後に気合を入れて読みだしたものの数分でギブです(笑)
内容が難しい・・・他の資料を取り出して年代や人物などについて理解し直してから行を進める始末・・・
そうでなくても政氏さんに関しては知識不足なので難しく感じました
というか政氏さんのことが知りたくて読んだのですが・・・
それと政氏さんの弟で上杉定顕さんの養子となる顕実さんに関しても知りたかったんですが・・・
もう少し時間をおいていろいろ基礎知識を学んでから読みなおそうと思います(笑)

その他に「今川氏の三河支配と徳川家康」という論考も収録されています

飯能市の古書店にて250円で購入

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奥羽戦乱と東国源氏

義家とその弟たちの系譜


奥富敬之

三一書房

1998年2月 発行

850円

226ページ


清和源氏の全家系シリーズの第2弾にあたる本書は三一書房にて刊行された新書版となります
とくにコレクションしているわけでもなく中身は違わないので新書版を購入しました
大型古本チェーン店にて450円で購入

本書はタイトルの通り源義家さんとその弟たちの系譜について解説されています
義家さんについては他の書の解説が勝っているのであまり読んでいません(笑)
弟の義光さんについてが面白かったです
本書を読むまで私は義光さんは兄思いの良い弟というイメージがありました
(後三年の役でのエピソードしか知らなかった)
しかし、義光さんは意外と腹黒い人だったのですね
はっきりいうとワルであります(笑)
『残忍酷薄の心なくもの』と称されています
野心家でキレものだったんですね
確かに義光さんの系統とは清和源氏でももっとも繁栄していることからも彼がただ者ではないことがわかりますね
子孫にもその血が受け継がれたのでしょうね

残念なのは本書で甲斐源氏についての記述が少なくて不満足なんです
全国各地に拡がった一族を網羅するのは困難なことなんでしょう
安芸や若狭、上総の武田氏や南部氏についてもう少し解説されていると嬉しかったんですが・・・
小笠原氏、三好氏、佐竹氏などもこの系統なのでまとめるのが大変なのでしょう
これだけでシリーズ何冊にもなっちゃいそうですもんね
などと文句を書き連ねているものの本書は私の大切なコレクションであります

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