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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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戦国軍師最強は誰だ?



双葉社

2014年1月 発行

価格 600円

私事ですみません
え~っと、本書の出版に協力させていただいた都合、ちょこっと紹介してみます(笑)

戦国軍師、あまり興味ないので・・・
だいたい戦国期に軍師という肩書の武将はいなかったはずですよね
なのでこのタイトルは私的にはしっくりきません

戦国期に生きた主君を智謀と機転で支えた武将46名を紹介しています
黒田勘兵衛さんや山本勘助さん、片倉小十郎さん、直江兼続さんなど有名な武将から超マイナー武将も多々を収録しています
読み物としては面白く600円という値段は安いです
私が10代から20代くらいの年齢だったら夢中になって読んでいたでしょう

最近、戦国時代に興味を持った方や戦国好きの少年少女にオススメします

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歴史手帖 1977年2月号

特集 中世の鎌倉


名著出版

価格 250円

65ページ

昨年末に千葉県山武市の埴谷城を訪れて上杉禅秀の執事・埴谷重氏という人物の存在をはじめて知ったことで私の中で再び上杉禅秀さんがブレイクしました
そんな折行きつけの飯能市の古書店で見つけたのがコレです
自分をカマクラーだと思っている私には中世の鎌倉というタイトルだけでヨダレが出てきそうなのに「上杉禅秀の乱と東国情勢」という柴辻俊六さんの論考が収録されているんですよ
しかも100円で売られていました
狭い店内で飛び上がらんばかりの勢いで喜びましたね~
他にも「鎌倉の谷と館と豪族と」「室町時代の相模守護」と興味深い論考が収録されています
特集外ですが「伊豆半島の城郭について」という魅力的なタイトルまで掲載っす
今の私に必要な情報が満載です
これが当時250円で販売されていたなんて・・・素敵な時代ですね
今では考えられませんね
歴史手帖は私にはお宝情報の詰まった優良小冊子であります

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北条高時と金沢貞顕

やさしさがもたらした鎌倉幕府滅亡


永井晋

山川出版社

2009年10月 発行

価格 800円

85ページ

太平記を愛読してきた私には北条高時さんは「暗愚な執権」田楽、闘犬好きというイメージを子供の頃からもっていました
しかし大人になり、というか近年ですが彼についての資料を目にする機会が増えそのイメージは薄れてきました
本書を読んでさらに高時さんに対するイメージが変わりました
とはいえ興味のある人物ではないのでどのようにイメージが変わったかについては書きません
関係ありませんが高時さんの腹切りやぐらに行ったことがあるのですがとても怖い場所でした

金沢貞顕さんについても興味がないので触れません(笑)

では本書をなぜ紹介するのか?
マニアックな情報がいくつも掲載されていたからです

●金沢氏の館は居館、称名寺、山城が一体になった区画である
●楠木氏は駿河入江荘に住む御家人で北条氏の被官であった
●金沢貞顕が幼少期を過ごしたのは千葉県白井市、富谷氏の居館である
●津軽安藤氏の内訌、蝦夷地争乱について

という具合に情報だけを抜き出して実は本書の本質については理解していおりません(笑)
この情報だけでも本書を購入してよかったと思っています
本書の内容もじっくり読んでみようと思いますが当分先になりそうです

熊谷市、大型古本チェーン店にて400円で購入しました

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平成の大合併



東京地図出版株式会社

2006年版

価格 1000円


昔から城館めぐりをしている人は平成の大合併は衝撃があったのではないでしょうか
私の城仲間の間でも今でも話題に上ります
それまで所有していた資料や地図は合併前の市町村名なのでいろいろと不便を感じています
市町村史を中心に資料集めをしている私は混乱することもありますよ

本書は全国の市町村の合併前と合併後をみやすく色分けで表示した地図であります
これ面白いんですよ
かなり見入ってしまいます
この町とこの町が合併して・・市になったんだ~
この市はこの村とこの町を合併して・・・
なんでこんな名前になったんだ~

越県合併だ~
ここは飛び地なんだ~
歪な形だな~
見ていて飽きませんわ~

国取地図、勢力図を見ている気分です(笑)
東北や関東に関してはある程度把握していましたがその他の府県は気にしたこともなかったんです
この地図は勉強するいい機会になりました
現在ではこの地図よりも合併が進んでいますがそれをペンで修正するのも楽しかったり(笑)
この地図があると資料集めが捗りそうです

青梅市の古本屋にて350円で購入

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皇子たちの南北朝




森成暁 著

中公新書

昭和63年7月 発行

価格 620円

248ページ

これほど苦労した皇子達はいないのではないでしょうか
後醍醐天皇の皇子は平和な世に生まれ育ったならもっと別の才覚を発揮したであろう人物も数人いますね
戦には向かない皇子たちが戦乱の世に各地に下向しむさ苦しい武者に交じり北朝と戦う姿は痛々しくも感じます
本書はそんな皇子たちについて書かれた書であります
護良親王、宗良親王、懐良親王を中心に解説していますが悲劇の皇子・恒義親王、尊義親王についても書かれています

特に私の好きな懐良親王について多くのページを割いて解説しているので読みごたえありました
薩摩谷山御所については新たに知ることもあり参考になりました

そして本書を読んで宗良親王のこと好きになりました
行く先々で和歌を詠んでるだけの皇子というイメージしかなかったのですがやっぱり苦労しているんですね
南北朝オタクの私にとってはとても参考になった書で常に枕元の書棚に置いてあります

八王子堀ノ内の大型古本チェーン本店にて250円で購入

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