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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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皇子たちの南北朝




森成暁 著

中公新書

昭和63年7月 発行

価格 620円

248ページ

これほど苦労した皇子達はいないのではないでしょうか
後醍醐天皇の皇子は平和な世に生まれ育ったならもっと別の才覚を発揮したであろう人物も数人いますね
戦には向かない皇子たちが戦乱の世に各地に下向しむさ苦しい武者に交じり北朝と戦う姿は痛々しくも感じます
本書はそんな皇子たちについて書かれた書であります
護良親王、宗良親王、懐良親王を中心に解説していますが悲劇の皇子・恒義親王、尊義親王についても書かれています

特に私の好きな懐良親王について多くのページを割いて解説しているので読みごたえありました
薩摩谷山御所については新たに知ることもあり参考になりました

そして本書を読んで宗良親王のこと好きになりました
行く先々で和歌を詠んでるだけの皇子というイメージしかなかったのですがやっぱり苦労しているんですね
南北朝オタクの私にとってはとても参考になった書で常に枕元の書棚に置いてあります

八王子堀ノ内の大型古本チェーン本店にて250円で購入

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