城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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東国の南北朝動乱 北畠親房と国人
伊藤喜良
吉川弘文館
歴史文化ライブラリー
2001年12月
価格 1700円
209ページ
私のライフワーク南北朝期の歴史であります
今回は北畠親房さんについての書を購入してみました
ネット130円送料別で買えました
値段が下がるのもずっと待ってました
半年くらい前に270円で売られていたのですが買い逃してしまって^^
以前に図書館で借りて読んだことがあり内容は把握していたので値段次第で買うつもりでいました
値段の話はどうでもいいですね
本書は東国へ下向し国人どもをまとめ傾いた朝廷による国の支配を再興させるべく奮闘する親房さんのお話です
有名な神皇正統記が書かれたのもこの頃です
この方は公家です
そして武士のことを蔑んでいました
裏切りや恩賞ばかり求める姿に幻滅していながらも目的のために常陸の地で自分なりに奮闘していました
全ては無駄に終わり失望と絶望感を胸に吉野へ帰るのですが私はあまり共感しません
この人は曲者ですが好きではありません
楠木正成を評価していない人物なんですね(嫉妬的なものがあったのかもしれないです)
本書では東北も東国として扱い幅広い地域の南北朝動乱について書かれています
南奥州の石川氏、結城氏、常陸の小田氏、宇都宮氏なんて武士らしくていいじゃないですか
彼らの価値観を親房さんは理解できなかったことに下向の失敗原因なんですね
別項目では奥州総大将・斯波家長さんについても解説されています
この人は好きな人物なのでこの部分は何度も読んじゃいました^^
石堂氏や吉良氏、畠山氏による奥州管領の体制や親房さんの愛息子・顕家さんの奥州統治についてなどについても解説されています
筆者が奥州の中世に詳しい方なので自然とそういう流れになりますね^^
本書に触発され親房さんの常陸での足跡をたどる旅というのを企画しています
もっとも大宝城、関城、神宮寺城、阿波崎城、小田城など複数回いっているのでこの旅が成立するのか微妙ですが私がどれだけ親房さんに魅力を感じるかがカギとなります^^
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