城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
皇子たちの南北朝
森成暁 著
中公新書
昭和63年7月 発行
価格 620円
248ページ
これほど苦労した皇子達はいないのではないでしょうか後醍醐天皇の皇子は平和な世に生まれ育ったならもっと別の才覚を発揮したであろう人物も数人いますね
戦には向かない皇子たちが戦乱の世に各地に下向しむさ苦しい武者に交じり北朝と戦う姿は痛々しくも感じます
本書はそんな皇子たちについて書かれた書であります
護良親王、宗良親王、懐良親王を中心に解説していますが悲劇の皇子・恒義親王、尊義親王についても書かれています
特に私の好きな懐良親王について多くのページを割いて解説しているので読みごたえありました
薩摩谷山御所については新たに知ることもあり参考になりました
そして本書を読んで宗良親王のこと好きになりました
行く先々で和歌を詠んでるだけの皇子というイメージしかなかったのですがやっぱり苦労しているんですね
南北朝オタクの私にとってはとても参考になった書で常に枕元の書棚に置いてあります
八王子堀ノ内の大型古本チェーン本店にて250円で購入
PR
今川了俊
川添昭二
吉川弘文館
昭和39年6月 初版
平成6年11月 新装第二刷
価格 2009円
298ページ
吉川弘文館の人物叢書シリーズで私の好きな武将・今川了俊さんについて書かれたものです私は武将としての了俊さんに興味があるですが本書はどちらかというと彼の文人、政治家といった面について多く語られています
九州における彼の合戦は地味?なのかな~
菊池氏との死闘、島津氏や大友氏、少弐氏との駆け引きは面白いと思うんだけどな~
満足いくほど語られていませんでした
きっといろいろ語られることが多く紙面の関係で九州探題時代の記述が少ないんだと自分に言い聞かせております(笑)
最初は菊池氏の憎き適役で好きではなかったんですがいつの間にか好きになり昨年は墓参りまでしてきました(笑)
もちろん『難太平記』も入手して少しだけ読みました(笑)
私の知っている唯一の貞世本です
古本屋で見かけた時は驚きました~、そして喜びましたよ
日野市の古本屋にて850円で購入です
足利直冬
瀬野精一郎
吉川弘文館
2005年6月 発行
価格 1700円
218ページ
南北朝期の武将としては、足利一族として地味な存在である足利直冬さんですが私は高校生くらいからこの方が気になっていました
最初はその名前が気に入ったという単純な理由ですが複雑で波乱に満ちた半生と謎に包まれた残りの人生に強く惹かれました
武将としてではなくこの方の人生に興味を持ったんですね
ただし本書を入手するまでは直冬さんが送った人生の一部分しか知ることがありませんでした
図書館で本書を見つけた時は嬉しかった~
そして昨年は購入することができました古書で(800円)
所沢市の古本屋で売られているのを見つけた時思いました「売ってくれた人に心から感謝」
父・尊氏さん、養父・直義さん、弟・義詮さんそれぞれ複雑な関係にありましたが誰よりも長生きした直冬さんは彼らにたいしてどのような思いを抱いていたのでしょう
私はこの事について今後もときどき考え続けるのでしょうね
瀬野精一郎
吉川弘文館
2005年6月 発行
価格 1700円
218ページ
南北朝期の武将としては、足利一族として地味な存在である足利直冬さんですが私は高校生くらいからこの方が気になっていました
最初はその名前が気に入ったという単純な理由ですが複雑で波乱に満ちた半生と謎に包まれた残りの人生に強く惹かれました
武将としてではなくこの方の人生に興味を持ったんですね
ただし本書を入手するまでは直冬さんが送った人生の一部分しか知ることがありませんでした
図書館で本書を見つけた時は嬉しかった~
そして昨年は購入することができました古書で(800円)
所沢市の古本屋で売られているのを見つけた時思いました「売ってくれた人に心から感謝」
父・尊氏さん、養父・直義さん、弟・義詮さんそれぞれ複雑な関係にありましたが誰よりも長生きした直冬さんは彼らにたいしてどのような思いを抱いていたのでしょう
私はこの事について今後もときどき考え続けるのでしょうね
大楠公詳傳
林三弥吉
新興亜出版
昭和17年1月 発行
価格 2円50銭
405ページ
私は子供の頃から楠木正成さんが好きです
幼少時から生涯、戦い方、考え方すべてが好きだったんです
何冊も彼について書かれた書を読みました
この本は戦中に出版されたものでまだ偏った見方がされている頃に出されたものです
その『偏った考え』に興味を覚え購入してみました
楠公は忠臣にして英雄、更に不言実行の大哲人である
楠公精神の片鱗にも云々などなど・・・・・
かなり重たい内容でした(笑)
でもそういった部分を除けば参考になることも書かれています
楠木一族や和田一族についてくわしく書かれていたりします
八王子市の古書店で500円で購入しました(200倍の価格)
林三弥吉
新興亜出版
昭和17年1月 発行
価格 2円50銭
405ページ
私は子供の頃から楠木正成さんが好きです
幼少時から生涯、戦い方、考え方すべてが好きだったんです
何冊も彼について書かれた書を読みました
この本は戦中に出版されたものでまだ偏った見方がされている頃に出されたものです
その『偏った考え』に興味を覚え購入してみました
楠公は忠臣にして英雄、更に不言実行の大哲人である
楠公精神の片鱗にも云々などなど・・・・・
かなり重たい内容でした(笑)
でもそういった部分を除けば参考になることも書かれています
楠木一族や和田一族についてくわしく書かれていたりします
八王子市の古書店で500円で購入しました(200倍の価格)
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
最新記事
(01/23)
(12/10)
(12/03)
(10/23)
(09/21)
(09/13)
(09/10)
(08/24)
(08/23)
(08/23)
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(04/19)
(04/19)
(04/22)
(04/29)
(05/02)
(05/06)
(05/13)
(05/17)
(05/18)
(05/20)
カウンター
フリーエリア