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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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三河物語(上・下)


大久保彦左衛門 著

小林賢章 訳

教育社

原本現在訳(11・12)

1980年1月 発行

価格 ともに700円

上巻 203ページ

下巻 205ページ

歴史上で私がもっとも好きでない人物の一人が徳川家康さんです
その家康さんに仕えた大久保彦左衛門さんが記した『三河物語』です

松平氏の初代とされる親氏さんから家康さんに至るまでの歴史
家康さんが亡くなるまでの事跡
そして彦左衛門さんのつぶやき(笑)
物語は三部構成となっています

私は家康さんの部分は興味がないのでほとんど読んでいません(笑)
でも歴代当主については少なからず興味があったのでしっかり読ませていただきました
なかでも5代・長親(長忠)さんの項目は面白かったです
三河に攻め寄せた伊勢新九郎さんとの合戦ははじめて知ることで楽しく読ませていただきました
小領主が存亡の危機にたったときの底力は物凄いですね

この本のもっとも面白い部分は彦左衛門さんの『つぶやき』後半部分です
「子供たちよ~よく聞け~」といった感じ愚痴や自慢話がはじまります
知行を取る物取らぬ者という項目などは捻くれ老人の痛烈な皮肉ですよね(笑)

もっと家康様~♪みたいな文章かと思っていましたがそうでもありませんね
あっ肝心な部分を読んでいないのでそう思っただけかもしれません・・・
資料的な価値云々はわかりませんが読み物としては面白かったです
松平氏について興味を持てました

八王子市高尾の古書店にて700円(上下巻セット)で購入しました

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