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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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fujiwarabunnka.JPG平泉藤原時代(上)(中)
~その文化と人々~
小池平和 著
耕風社
1996年10月(上)
1996年11月(中)
価格 各1700円
上巻256ページ
中巻300ページ


数年前に平泉を訪れた際に一関に宿をとりました
暇つぶしに市内を車で散策していて見つけた大型古書店の一関店で購入した本です(各900円)
そのときは平泉の史跡を見てまわったばかりで気分が高揚していたので勢いで本書を購入しました
宿に戻りよ~く考えてみると藤原関連の本はたくさん持っているしこの時の旅でも何冊か購入したじゃないかと反省
翌日、栗原市の古書店で栗駒町の中世本(4000円)が予算オーバーで買えませんでした(笑)
正確には本を買い過ぎと妻に窘められました『昨日の本を買わなければこれ買っても良かったけど』 私・・・
別にこの本が悪いわけではありませんがそんな理由で読む気にならなくてしばらく書棚に眠らせていました
それにもう一つ理由があって実は下巻がないのです
古本屋で買ったのだから仕方ありませんが下巻は藤原秀衡さん義経さん、照井太郎さんについて解説されているのです
巻末の続刊紹介欄をみてガッカリ・・・

上巻は古代東北の戦乱、前九年の役、後三年の役、秀郷流の藤原氏そして藤原清衡さんについて解説されています
後にしっかり読んだのですが資料として役だたせていただきました

中巻は当然ながら藤原基衡さん中心に書かれていて毛越寺、中尊寺金色堂について、清衡さんの後継争いについてな
こちらもかなり参考になりましたそしてかなりの情報量です

こうなると下巻も欲しくなりますがおそらく入手は無理でしょうね

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emisi.jpgえみしとは誰れ
古代東北の歴史

水沢市埋蔵文化財調査センター
平成6年9月 発行
価格500円
49ページ


胆沢城を訪れた際に見学ガイダンス施設「奥州市埋蔵文化財調査センター」も一緒に訪れました
その際に購入したのがこの小冊子で古代東北、とくに北上川流域に暮らした人々と朝廷との騒乱について解説したものです
蝦夷とは東北辺境に住む人々を指し、農耕を知らない文化の遅れた野蛮な人々といった意味なのだそうです
阿弖流為と朝廷の戦いを中心に蝦夷とは何なのかを解説しますが読みやすく参考になりました


胆沢城跡自体は見るべき箇所が少なくさほど見学に時間がからないので物足りなさを感じると思います
南側の建つ、文化財センターで胆沢城の造営の様子や規模、当時の状況などを知ることができるので一緒に訪れるのが良いでしょう



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wagaboturaku.JPG没落奥州和賀一族
小原藤次
文芸社
2000年12月
定価2000円
357ページ


中世、和賀郡を約400年にもわたり支配した和賀一族について書かれた本です
正直いうとちゃんと読んでいないのです(笑)
物凄い情報量で真剣に読むには現地を訪れる前・後でなければという感じです
それでも気になる部分、出自や和賀氏関連の城館、鬼柳氏や宮城県の松山に移住した和賀氏についてなどは読ませていただきました
私の知る中でもっとも和賀氏について詳しく書かれた本でとても大切な1冊であります
歴代当主、一族、家臣団、城館、合戦、書状などこれでもか~というくらい書き込まれています

実はこの本、大型古書店の大崎店(宮城県)で900円で購入しました
この日の朝、東京から夜通しで金成パーキングまで来て行先を迷いました
一関市、北上市、盛岡市と岩手県内の行きたい場所(城館)があったんです
結果、一関市の城館を十分に堪能して田舎に向かう途中で立ち寄った大型古書店でこの本と出会いました
この時私は思いました「これは北上市の城館を訪れなかった和賀一族から私に向けてのメッセージだ」(笑)
この本はかなりレアなものだと聞いたことがあります
こんなタイミングで入手したということはきっと「岩崎城、鬼柳館にも来い!!」ということでしょう(笑)
今年こそは北上市の再訪を予定しています
そのときこの本を参考にすることは言うまでもありません

 

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iwatedennsetu.jpg岩手の伝説を歩く
岩手日報社
平成6年5月
価格1500円
251ページ


初めて安倍貞任と一族の史跡めぐりをした年、大型古書店の一関店でこの本が目につきました
750円と価格は少し高い目でしたが掲載される一関市の伝説として『舞草刀の発祥 日本刀のルーツと伝承』や安倍伝説、義経伝説、九戸政実伝説などいろいろ興味がわいてきそうな伝承が収録されていたので購入してみました
舞草刀(もくさとう)には前々から興味がありました
源頼朝が奥州へ攻め入った際に関東の武士がこぞって舞草刀を探し求めたともいわれる名刀です
私の住んでいる場所の近くに建つ神社には舞草刀が奉納されていますがこれもある坂東武者が奥州から持ち帰った一振りなんでしょう
そんな名刀を鍛えていた場所がどんなところなのか本書が語ってくれました

県内に散らばる100以上の有名無名様々な伝説とその地が画像と簡単な地図付きで収録されています

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hidakaminojidai.JPG日高見の時代
古代東北のエミシたち
野村哲郎
河北新報社編集局
2010年7月 発行
価格800円
210ページ


昨年、田舎(宮城県)へ行った際に新書で購入した本です
本書は河北新報社さんから発行され「後三年の役」主戦場である秋田県横手についても書かれていますがタイトルが日高見と北上川流域を指していますので岩手県の歴史本として紹介したいと思います

前九年の役から後三年の役を経て奥州藤原氏が滅亡までの歴史とエピソードが書かれています
一般向けではありますがその分読みやすく面白い内容となっています
本書ではじめて知りえた話もあって参考になりました
平安末期の奥羽の戦乱について興味がある方にオススメです

城逢人で紹介する安倍貞任関連の城館柵、古戦場など
http://www.geocities.jp/sisin9monryu/tokusyuu.abesadatou.html
奥州藤原氏関連の居館など
http://www.geocities.jp/sisin9monryu/tokusyuu.fujiwarasi.html
後三年の役関連の城館を含む横手市の城館

http://www.geocities.jp/sisin9monryu/akita.yokote.html

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