城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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横手市史叢書11史料編中世 補遺Ⅱ2
横手市編さん中世部会
平成21年3月 発行
価格 2000円だったような気がします
225ページ
今年の夏、横手市へ遠征した際に購入してきた逸品です^^
横手市へは中止の城館よりも古代、後三年合戦の城館を目的として訪れましたしかし、この資料を入手したことにより中世にも強い関心を持ちました
購入した当日の夜、ホテルで内容を確認していて翌日の予定が変わりましたから^^
湯沢市の柳田城が急遽予定に組み込まれたのは本書を見た影響であります
小野寺氏関連の史料が中心です
山北小野寺軍記
仙北小野寺興廃記
小野寺興廃記
仙北柳田古城実録
矢島十二頭記
小野寺氏文書
戸沢氏の家譜
落合氏系図
地誌 「柞山峯之嵐 乾」ははそやまみねのあらしと読みます
関連する城館部分を掲載
板碑
このような内容です\(^o^)/
実はすべて読んでいません
というか読めません
訪れた場所に関する記述のみ読みました
コレ、すべて読みこなすことは不可能かwww
それにまた行きたくなってしまいます
横手市と周辺の中世、小野寺氏を知るには難しいですが最適かもしれません
年末、今年最後の掲載になります
一番印象に残った書籍の紹介になります
不定期更新のブログですが来年もよろしくお願いします
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清水の郷探索マップ
六郷湧水とお寺の散歩道
美郷町 発行
無料配布
今年の夏休みに訪れた後三年駅で入手したガイドです
今回は美郷町は駅以外にどこも行っていないのです^^
以前に六郷城、本堂城を訪れた際に六郷清水のある街並みを見学しました
とても印象に残っています
六郷城を訪れるために行ったのに街並みのほうが強く印象に残っています
清らかな水が生活の一部として身近な存在なのは羨ましいかぎりです
本堂城を訪れた際にも道に迷って偶然ながら湧水群を見ましたよ
きれいな水が豊かな町です
空も青く、奥羽山脈もクッキリきれいに見えるいい街だな~なんて思ったものです
今回入手したガイドはそんな清水、湧水のガイドマップであります
嬉しいのは菅江真澄さんが描いたスケッチも掲載されていることです
真澄さんも感激したのでしょうね
たくさんスケッチを残しています
そしてこの清水や湧水を大事に保存管理されている町の方々の努力に敬意を^^
いつか再訪します
美郷町の山城と共に楽しみたいと思っています
後三年合戦金沢柵公開講座
~続縄文土器・古代の山城・中世の山城・後三年合戦~
横手市教育委員会
美郷町教育委員会
平成28年3月
横手市金沢柵を訪れた際に偶然お会いした市の教育委員会の方々の好意で頂いた資料です3月に美郷町で行われた公開講座の資料であります
タイトル通り金沢柵についての最新資料で前年度までの発掘成果も掲載されています
金沢柵周辺の城館を歩くと題して室野秀文さん(盛岡市教育委員会)が縄張り図付きで山城を多数紹介しています
上下村館、川端山館、長岡森の館、横手城、金沢柵
そして清原氏城館の参考として能代市のチャクシ館が掲載されています
城館から見た中世領主の成長過程として
戸沢氏を例にあげ戸沢城、長者館、門屋城、角館城(すべて仙北市)の考察と縄張り図を掲載しています
驚くべきはチャクシ館であります
中世山城としか見えない縄張りですが発掘調査の結果、平安後期の城であることが確認されています
清原氏の時代と重なります
比高差100mの山城で尾根は堀切、郭が複数存在し一部で土塁が設けられています
平安後期に中世城館と比べても遜色のない縄張りを持つ山城が存在したのです
金沢城周辺の山城もその起源が平安後期であると考えられています
川端山館跡と鎧ヶ崎城跡の調査成果/亀井崇晃(美郷町教育委員会)
鎧ヶ崎城は平安期の防御性集落から戦国期の城館の痕跡が確認されています
読み応え十分な資料です
中世山城の起源は平安後期という説を強く支持したいです
横手市教育委員会の方々に感謝であります
後三年合戦シンポジウム
横手市教育委員会
シンポジウムパンフ
平成27年12月
横手市雄物川の資料館を訪れた際に頂きましたm(__)m
前回、2007年に訪れたときも資料をいただいてきたんです^^
しかもこれ以外にもパンフを頂いきまして重ねて感謝です
もちろん対応していただいた職員さんも秋田美人であります
平成27年12月に行われたシンポジウムのパンフです
タイトルの通り後三年合戦について~まちを作った先人と史跡を活用したまちづくり~
国史大鳥井遺跡と清原氏、市史横手城跡と小野寺氏 島田祐悦
清原氏と小野寺氏の歴史的位置づけ 白根靖広
上記二つの講演の資料が今回の旅のテーマと一致していてホテルに帰ってから熟読しました
そして次の日、金沢城を訪れたら発掘調査の準備が行われていて
担当の島田さんにお会いすることができ過去の発掘調査について解説してくれました
さらに城館関連の資料まで手配していただきいろいろました(感謝です)
ちなみにこのパンフには島田さんのサインが^^
私にとっては恒例です^^
島田さんの資料ですが興味深い内容がたくさんです
大鳥井柵の西方に広がる水田地帯が条里制によるものでなく平安期に在地豪族が開発した
藤原清衡の三男・正衡を大鳥井に配した
などなどよく研究されていて勉強させていただきました
史跡を利用した街づくりがテーマだったようです
小田原北条氏と小田原城 佐々木健策
津軽氏関連城跡(弘前城跡と堀越城跡) 岩井浩介
といった講演も行われました
もちろんこちらも参考にさせていただきます
横手・美郷~平泉の源流~
横手市・箕郷町後三年合戦活用協議会
平成26年8月 発行
無料配布
68ページ
先日の秋田遠征で現地入手したパンフです観光ガイドなんですけどかなり秀逸です
後三年合戦絵詞を利用して合戦の解説がされています
絵詞とはよくいったもので絵を見ただけでそのシーンのセリフが思い浮かんじゃうんです^^
旅の前に奥州後三年記を読んでいたからなんですけどね^^
清原氏の解説も詳しいです系図まで掲載されてます
城館については払田柵のみの解説ですが資料館や開口名所の案内が掲載されます
そして何よりうれしいのはグルメ紹介であります
まだ食べていないものがあるんです
次回の訪問では是非たべてみたいものです
歴史というより横手と美郷の風土を知るうえで参考になります
絵詞の絵に魅せられて今週は通勤用バックに入れて持ち歩きました^^
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