城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです
管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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今川義元
小和田哲男
ミネルヴァ書房
2004年9月 発行
価格 2400円
273ページ
小和田大先生の著書、今川義元でありますサブタイトルは『自分の力量を以て国の法度を申付く」であります
2014年の年初に花倉城を訪れて以来、駿河今川氏に関して興味を持つようになりました
当時は静岡県史、富士市史や戦国期研究の論考などを中心に読んでいましたがどうしても足りない部分があり途中で勉強を中断していたんです
昨年の冬、秦野市のブック〇フに立ち寄ったら打っていたのがコレです^^
足りない部分、今川義元の家督相続に関する考察が開設されていたので迷わず買いました900円
結構夢中で読みましたね
氏輝、彦五郎の同日死について、花蔵の乱での義元の実母・寿桂尼の敵・玄広恵探への同心について
この2点の考察には違和感を感じていました^^
もちろん桶狭間の戦いに関してはさらに違和感がありますが( ̄▽ ̄)
小和田さんは寿桂尼さんに思い入れがあるらしく主観的解説になりがちです
しかし金山について、領国経営の実態については勉強になりまりました
先日、図書館で有光友學さんの今川義元(吉川弘文館人物叢書)を借りてきて読んだのです
こちらのほうが私にはしっくりきました
氏輝、彦五郎の同日死~義元の家督相続への流れはこの方の考察野のほうが理解できます
こちらが欲しくなり購入しようと思いましたが古書の価格が高いですね
この内容ですからなっとくですわ^^
桶狭間に関してもサラッと書いてますね
さすが今川研究一筋というだけあって中身が濃いです
小和田さんの本の紹介でした^^
著書全般にいえることですが読みやすいです
幅広い層に読まれるように工夫しているのでしょう
今川義元を知るうえで是非欲しい2冊です
アレ、小和田さんの本の紹介のはずが(笑)
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年表・図説でみる富士宮の歴史と伝説
富士宮市教育委員会
平成28年2月 第2版
無料配布パンフ
22ページ
先日訪れた富士宮市の大宮城跡にある長屋門の資料館で頂いてきたパンフですすでに市史の中世資料は複写して持っていましたが市内の歴史がわかりやすいこのようなパンフは本当にありがたいのです
地区の歴史をざっとですが把握できますので
毎度同じことを書いているような気がしますが必要なのは中世部分です
でも簡単に知っておきたいのですよ^^
大宮城や葛谷城についての解説や頼朝の巻狩り、浅間神社についても解説されています
この資料館で職員さんと曽我兄弟の話で盛り上がりました
昔は芝居や映画で人気があり知名度も高かったのですが・・・
仇討ちなんて流行んないのかな~倍返しなんて仕返しは流行ったんだけど( ̄▽ ̄)
静岡の城
研究成果が解き明かす城の県史
加藤理文
サンライズ出版
2011年11月 発行
価格 1600円
228ページ
珍しく静岡県の城本を紹介します静岡県に関しては城館報告書、市町村史、沼館さんの研究書などの複写がある関係で比較的不自由していない県であります
ネットで検索していたらたまたま見つけたのが本署であります
城の県史というサブタイトルが気にって購入しました ¥1000円くらいだったかしら
内容は思った通りで期待以上でした
縄張り図が全面的に掲載され城の解説メインだったらどうしようなんて思っていましたが
文章メインで南北朝期から~近世までの城の歴史、構造の移り変わり、戦乱の城、勢力境目のしろなどなど県内に所在した城館をいろいろ解説されています
読み物としては楽しく勉強しながら読めたのでとても好印象です
私は南北朝期から今川氏時代の城館に興味があるのでこのような解説をされていると参考になります
県史の中世編を併読するとより理解が深められます^^
さてなんで急に静岡県の城館なの?
とお思いの方、勘が鋭いっす^^
今月末に行こうかな~なんて思っていたりして( ̄▽ ̄)
焼きそばの町なんですけどね
ずいぶん行ってない気がするので久々に西上するのも悪くないかななんて思っています
まあ予定なんですけどね
読んで満足しちゃったりして(笑笑)
研究書でありながらこの値段(私は古書で購入ですが^^)はお買い得だと思います
中世城館好きにはおススメできる内容であります
※縄張り図はいくつか掲載されています
伊豆武将物語
小野眞一 著
文芸社
2012年1月 発行
価格 700円
280ページ
なかなか面白い本でした
年末に購入しましたが読み切りました
(ネットで250円)
著者は伊豆において考古学を専門に活動されていて狩野氏館、北条義時館などの発掘も担当され本書にもその成果は反映されています
伊豆の武将といっても平安末期から鎌倉初期にかけて活躍した人々がメインで私好みの内容であります
私にとって伊豆は魅力を感じない場所でした
渋滞は酷いしヤブが激しいし・・・^^
積極的に行こうとは思いません
でもこの本を読んだら行きたくなりましたね~久しぶりに^^
本書で紹介される武将の館跡や所縁の地を中心に訪れる計画を練っています
紹介される武将は
源頼朝
狩野茂光
加藤景廉
田代信綱
天野遠景
北条時政
江間義時
仁田忠常
安達盛長
伊東佑親
宇佐美佑茂
工藤佑経
曽我兄弟
なかなか面白いメンバーですね
著者は本書を執筆するにあたり吾妻鑑を熟読したそうです(尊敬します)
本書に収録できなかった武将、三津七郎、長崎一族、肥田宗直、近藤国平、大見成家、大見家秀などなど
もったいない^^
続編の構想があるようですが是非出版して欲しいものです
中世末駿東郡域の領主と在地社会
柴辻俊六 編
法政大学大学院柴辻演習・駿東郡域調査報告書
平成16年12月 発行
価格 不明
83ページ
ずいぶん前に八王子駅近くの古書店で購入した本です ¥800
法政大学大学院生が行った調査報告書です
タイトルにつられて買ったんですが・・・・難しすぎます
マニアックな私ですがこの調査はその上をいくマニアックさで^^
さすがにこの内容に興味を示すことができません(笑)
とはいうもののいつかは役に立つと思っています
と思って何度か読んでみようと表紙をめくるのですが・・・
私のレベルでは・・・
頻繁に駿東地域へ出かけることになれば少しは違うんでしょうが難しい
収録される「中世末駿豆内浦湾における地侍と土豪」
なんとかコレだけでも読み解きたいものです(笑)
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