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城めぐりで参考にしている城郭本・歴史本を紹介するブログです 管理人のコレクション自慢というか散財の記録ともいえます(笑)
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yosiie.JPG源義家
安田元久
吉川弘文館
昭和41年3月 初版
平成6年3月 新装3版
価格 1700円
214ページ


城館探訪を趣味とする私ですがここ数年は・・の城とか○○の城郭なんて本よりも吉川弘文館の人物叢書をよく購入して読み城館めぐりを楽しんでおります

「天下第一武勇の士」と賞賛され源家発展の礎を築いた人物で私も幼少の頃より崇め奉っておりました(笑)
とくに前九年の役での超人的な活躍や後三年の役後の郎党や従軍したものへの恩賞のことなどは幼い私の心をガッツリ鷲掴みですわ~

大人になり、東北の歴史に興味を持ち、義家さんについてもいろいろ調べてみると?ンッと思う箇所がチラホラと・・・
本書では神格化された義家さんではなく現実の姿はどうだったのか
義家さんの生涯を実証的に追求したものです

晩年の義家さんはドラ息子の義親さんの不始末で都で肩身の狭い思いをし自ら息子の討伐をなんて矢先に亡くなります
私は源義親さんの奔放な生き方が好きなのですがきっと彼は堅物の親(義家)への不満やもどかしさがあったのでしょうね

八王子市の古書店にて900円で購入しました

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masakadoitou.JPG平将門 その真実と伝説
伊藤晃
崙書房出版
1998年8月 第8版
価格 680円
173ページ


タイトルに惹かれて購入した将門本です
崙書房出版から出されているので良いかな~なんて思っていたんですが中身は・・・
いちおう将門の生涯を資料に基づき紹介していますが「その真実と伝説」はどこ・・・?
初版は1981年なのですが将門さんが主役の大河ドラマが放映されている頃に書かれたようで
「将門ドラマの虚構と真実」という項目が約50ページわたり掲載されドラマの変な部分について突っ込みをいれています(笑)
あの設定はおかしいとか、あれはこうじゃなくてこうだ、あのキャラはなんなの?

タイトルと出版社から地元に眠る伝承とその考証などが書かれていると思い購入しましたが内容にがっかりしました
内容を確認しない私が悪いのですが(笑)
しかしこれはこれで貴重な将門関連の書籍であることには違いありませんのでコレクターズアイテムっす(笑)
でもこの本を読んで大河「風と雲と虹と」を見てみたいとも思いました

八王子市の古書店にて300円で購入しました

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sinanoyobanasi.JPG古典による しなの夜話
小林計一郎
社団法人信濃地 発行
昭和47年7月 発行
価格 680円
251ページ


本書は著者が古典などに収録された信濃に関連する物語やエピソードを1冊にまとめたものです
古事記や万葉集、今昔物語といった有名なものから抜き出したものが大半ですが私がこの本を紹介しようと思ったのは下伊那郡天龍村の地侍である熊谷氏の出自や領内開発に関する家伝「熊谷家伝記」を読みとても面白いと思ったからです(マニアックですみません)
熊谷氏は南北朝期に天龍村に移住して山林を開き田畑を開墾しました
その出自は熊谷直実であります
移住の経緯や坂部の屋敷の記述、後に移住してくる下條氏との争いなどを興味深い読み物でした
数年前に坂部の屋敷は実際に探したことがありましたが地元の方でも「あの辺じゃないかな~」といった感じで見つけられませんでした

本書は下伊那郡に住む知人から譲り受けたものであります

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tatebayasi1.JPG文化財地図たてばやし
館林教育委員会
平成3年3月 発行
価格 300円くらい


館林市の文化財地図です
館林市というと最近になって市史が新たに編纂され中世についてもとても詳しく解説されとても参考にさせていただいております
館林市史資料編2中世「佐貫荘と戦国の館林」
館林市史特別編第4巻「館林城と中近世の遺跡」



この文化財地図は昔、館林城を訪れた際に田山花袋文学記念館で購入したものです

私の目当てである城館については館林城と総曲輪の土塁、青柳城、大袋城の場所が記されているだけですが
総曲輪の土塁はこの地図ではじめてその存在を知ることになります
あの頃(20代)はこのような地図でさえも利用して城館探訪をしていたんです
なんかとても懐かしいな~というかパワフルだったな~(笑)

榊原康政の墓、義経所縁の千塚の判官塚など中世的な史跡もこの地図をみて訪れました

 

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emisi.jpgえみしとは誰れ
古代東北の歴史

水沢市埋蔵文化財調査センター
平成6年9月 発行
価格500円
49ページ


胆沢城を訪れた際に見学ガイダンス施設「奥州市埋蔵文化財調査センター」も一緒に訪れました
その際に購入したのがこの小冊子で古代東北、とくに北上川流域に暮らした人々と朝廷との騒乱について解説したものです
蝦夷とは東北辺境に住む人々を指し、農耕を知らない文化の遅れた野蛮な人々といった意味なのだそうです
阿弖流為と朝廷の戦いを中心に蝦夷とは何なのかを解説しますが読みやすく参考になりました


胆沢城跡自体は見るべき箇所が少なくさほど見学に時間がからないので物足りなさを感じると思います
南側の建つ、文化財センターで胆沢城の造営の様子や規模、当時の状況などを知ることができるので一緒に訪れるのが良いでしょう



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